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2018/12/31

海外帯同&出産育児、それでもキャリアを繋げる方法

海外帯同中の子育て主婦の私がキャリア(仕事)を繋げる方法



海外帯同で仕事を辞め、滞在先で出産育児が始まった私には、「夫の妻」、「子どもの母」である自分以外の「本来の私」の居場所が必要でした。


夫の仕事の都合で住むことになった、なんの縁もない土地。


出会う人は当然夫の繋がり、もしくは子どもの繋がりばかり。


それまでは夫の知らない私だけの知り合いや友人がたくさんいて、自分の判断軸でコミュニケーションもとれていたのに、夫や子どもばかりの繋がりになると、当然のことながら自分ではなく夫や子どもを軸にコミュニケーションが発生していきます。


新しい土地で、なんだか自分だけが取り残されているような気持ちになることも。


そんな私が自分をとり戻すために取った行動は、「日本でのキャリアと帯同先で見つけた趣味を掛け合わせてオンラインで完結できるようにする」ことです。


日本でのキャリアを復活させてオンラインに移行、それに帯同先で得た新しい要素をプラスするかたちです。


それまでは直接人に会って行っていたことを思い切ってオンラインに切り替えることで、途切れたキャリアを継続できるようになりました。


子育ての合間に、無理のない範囲&自分のペースで進めていくので稼ぎは減りますが、第一目的の「本来の自分をとり戻せるような居場所」が確保できて心は満たされるようになりました(短期目標達成)。


海外帯同中&子どもが小さいうちは細々と続けていき、ある程度手が離れたらオンラインだけではなく活動範囲を広げることを視野に入れています(長期目標)。


一時的にお給料は減っても、「継続」を大切にしてキャリアを繋げていこうと模索中です。


2018/12/23

ベルリン中央駅で年越し!花火対策、ホテル、門

大晦日のブランデンブルク門とベルリン中央駅での年越し花火、ホテルについても。



ベルリン中央駅で2018年を迎えてからもうすぐ1年。


大晦日にブランデンブルク門を訪れた時の様子や、年越し花火をベルリン中央駅付近の道路沿いで見学した際に感じたことを書きます。


まずは大晦日のブランデンブルク門から。


大晦日は花火解禁の日。


ベルリン中央駅から歩いてすぐのところにあるホテルを予約し、電車でブランデンブルク門へ移動しました。


門付近へ到着すると、花火を打ち上げて良い時間(夕方~)が決まっているにも関わらず、その時間になる前からあちこちで既に花火をしている人達がいました。


年越しの花火のどんちゃん騒ぎに巻き込まれたくない場合は、明るい時間帯で切り上げることをおすすめします。


ちなみに普段は門の下を通り抜けられますが、大晦日のこの日は大きなトラックやステージ、フェンスなどで仕切られていて遠回りする必要がありました。


ライトアップされた門を見るのが初めてだったので、良い思い出にはなりました。


次に年越しカウントダウン花火inベルリン中央駅



ベルリン中央駅のインターシティホテルの部屋に夫と子どもを残し、23時半頃にホテルの前で友人と合流。


花火が見える大通り沿いへ移動。100メートルくらい歩きました。すごく近かった記憶があります。


広場の中に行く勇気はなく、火花が飛んで来なそうな場所で待機することにしました。


寒い中、花火を打ち上げる人々を横目に穏やかに過ごしていましたが、年が明けると同時に花火の盛り上がりがピークに!


なんと安全と思っていた私達の所にまで火花が飛んで来て友人のタイツに小さな穴があいてしまいました。


その後来た道を戻り、ホテル前でしばらく話し込んでいると、花火を終えた黒い服の集団が続々とロビーに入っていきます。


年越しの際に近くで花火を打ち上げていた集団でした。


どうやら同じホテルに滞在するようです。


肌は露出せず、黒っぽい厚手で多少光沢のある生地に身を包み、いかにも「花火打ち上げまくるぞ!」という格好に見えました。



花火対策


ベルリンで年越し花火を外で観る人は、こんな黒い集団から30メートル以上離れると火花が飛んでくる可能性がぐんと低くなると思います。



ホテル


滞在先としてインターシティホテルを選んだ理由は、電車やバスの無料乗車券がもらえて便利だからです。


中央駅すぐというアクセス便利の好立地に加えて、公共の乗り物のチケットをいちいち買わなくて済むのは、田舎から観光するにはとても好都合です。


小さい子どもと一緒だと、駅の券売機を操作するだけで一苦労だったり


カードが使えれば良いですが、現金で購入してお釣りがでないなんてこともあったりするので、ベルリンの中心地に用事がある際は比較的このホテルに滞在することが多いです。


2018/12/22

(御礼)メッセージありがとうございます

ブログのお問い合わせフォームより心温まるメッセージを下さり、ありがとうございます。嬉しいです。


今後のブログ更新の励みになります。


そしてドイツでの研究決定、おめでとうございます!


ある程度相性もありますが、ドイツの研究環境はとても良いので、帯同されるご家族はひとまず安心できるかと思います。


そしてあまり有益な情報を発信できていないにも関わらず、本ブログを参考にしていただいているとのこと、非常に恐縮です。


海外在住の研究者家族で情報発信をしている人はまだ少ないと思いますので、もし何かお役に立てることがありましたらお気軽にメッセージまたはコメントを下さい。


ご家族皆様のドイツでの生活が快適で有意義なものとなりますように。


2018/12/20

ドイツ、移民女性の出産事情

ドイツで出産した移民の立場から、ドイツ移民女性の出産事情について触れていきます。


1年以上住んでいると移民と定義されるようなので、わが家は移民としてドイツに住む日本人家族ということになります。


国際結婚であれば配偶者にドイツ語能力が求められ、ある一定以上の語学習得が必須なようですが、研究者家族の場合、ドイツ語能力は求められません。


そんな背景もあり、何年住んでもドイツ語は苦手なまま。ついつい英語で凌いでしまうため、言葉の壁は健在です。


言葉、文化、気候など、あらゆる面が母国とは異なる環境で、逞しく出産する移民の女性たち。


ほんの数年前は産科で移民と思われる女性を見かけることはほとんどありませんでしたが、最近はよく見かけるようになりました。


2015年をピークに大量の移民を受け入れ、2019年を目前に控えた現在は、当時受け入れた移民の女性が出産するケースが増えていることを肌で感じています。


私の知る移民女性は、ほとんどドイツ語がわからない状況の中、家族に支えられて出産しました。


出産、産後の入院中はナースや助産師とドイツ語でのやりとりが必須になりますが、病院スタッフは片言のドイツ語しかわからない新米移民ママの対応に慣れています。


新生児を抱いた相手に長い文章が伝わらないとわかると、重要な単語を大きくゆっくり発音し、身振り手振りで優しく伝えます。


手続きなど、どうしても詳細を確認する必要がある場合には、家族の中でドイツ語がわかる人に通訳をしてもらい、対応していました。


何よりも感心したのは、病院スタッフの対応能力の高さです。


ドイツ語能力が低い相手でも、それが当たり前であるかのように、非常に慣れた様子で対応するのです。


慌てる様子などは一切ありません。


田舎町ではドイツ語ができないと冷遇される場合もあるので、この産科のアットホーム感は新鮮でした。


私も実際に言葉の壁がある中での出産を経験していますが、この新米ママの移民女性の逞しい姿から、「異国で出産するのは自分だけじゃない」「1人じゃない」と勇気をもらいました。


私自身も含め、様々な事情で母国での出産ではなく、ドイツで出産することになった移民女性。


そんな女性たちを受け入れる体制がある程度できあがっているドイツ。


色んな意見がある中、移民の立場としては有難い体制であると言えます。


ドイツの忘年会は毎年クリスマスマーケット

ドイツでの忘年会は、毎年クリスマスマーケットで行われます。


日本の忘年会のイメージとは多少異なり、単純に皆で集まってクリスマスマーケットを楽しみます。


夫の場合、毎年12月の仕事納めの前に、上司や同僚とクリスマスマーケットに行くのが恒例行事となっています。


集まる当日は普段通りに仕事をして、夕方に一度帰宅。


家で軽く夕食を済ませてからクリスマスマーケットに飲みに行きます。


そして移動も含めて2時間くらいでさくっと帰ってきます。


クリスマスマーケット自体が21時には終わってしまう背景もあり、皆で軽く飲んだら割りとすぐにお開きとなるようです。


日本のお正月休みにあたる約2週間のクリスマス休暇が始まるため、もうすっかり冬休みモードのドイツです。


2018/11/29

子連れ!ドイツ田舎町のクリスマスマーケット

ドイツ、田舎町の中心地で開催されているクリスマスマーケットに子連れで行ってきました。



毎年似たようなお店が並んでいるのでそろそろ飽きてきますが、だんだん子どもが遊べる移動遊園地の乗り物が増えて、楽しくなってきました。


小さな子どもにオススメの乗り物は、

断トツで「汽車」です。


ただ、結構スピードが出るのと、飾りで設置されている池に氷が張っていたりするので、防寒対策をしっかりする必要があります。


わが子は動き出した直後は笑顔だったものの、スピードが結構でるので、その冷たい風にだんだん顔がこわばっていきました。


いや~寒い!


私も一緒に乗りましたが、とにかく寒い寒い寒い。。。


風が冷たかったのですが、周りの子どもたちは楽しそうに乗っていました。


大きな観覧車など、夜のイルミネーションは綺麗ですが、寒さで風邪をひかないように気をつけないと。。



2018/11/21

ドイツ流クリスマス・アドベントの楽しみ方

ドイツ人に聞いたドイツ流クリスマス・アドベントの過ごし方についてです。



まずはドイツでのアドベントの過ごし方について。



ドイツではクリスマス前の4週間はAdvent(アドベント)待降節の期間となり、町の様子や家庭での過ごし方が普段とちょっぴり変わってくるそうです。


このアドベントは4回の日曜日を含むのですが、週末は家族揃ってマーケットでクリスマス用の買い物やホットワインといった季節物を楽しんだり、


日曜日にはお母さんは子どもたちと家でPlätzchen backen(プレッツヒェン・バッケン)などと呼ばれるクッキーやケーキを焼いたりして準備をします。


そしてアドベントの日曜は家に四本のロウソクを飾り、毎週1つずつ火を灯してクリスマス当日を楽しみに待ちます。


子ども達はアドベントカレンダーに入っている小さなお菓子を毎日楽しみに過ごすようです。


待ちに待ったクリスマス当日


子どもたちはアドベントの日曜に作っていたお菓子を祖父母に配ったりして家族の時間を楽しみます。


ドイツでクリスマスは以下の日を指します。
12/24 Heiliger Abend 聖なる夜
12/25 Erster Weihnachtstag ヴァイナハテン1日目
12/26 Zweiter Weihnachtstag ヴァイナハテン2日目


ドイツ国内でも地域によって差はあるかと思いますが、クリスマスプレゼントは12/24の夜に開けて、12/25、12/26は家族でのんびりお肉料理などを食べながら過ごす家庭が多いようです。


この期間はお店の営業も休日モードになるので、ちょっと注意が必要です。


ちなみにそれぞれの日付の名称に「クリスマス」の文字がどこにもありません。


個人的な感覚ですが、ドイツ人はアメリカ流クリスマスに嫌悪感を覚えているように思えます。


というのも、私が「クリスマス」という言葉を使うと、「あ~それはアメリカのもので、私たちはクリスマスという言葉も使わないし、そもそも違うのよ」という姿勢で返されるからです。


クリスマスではなく、あくまでもWeihnachten(ヴァイナハテン)だそうです。。。


そしてアメリカ流クリスマスでよく見かけるターキー「七面鳥」ですが、ドイツでは七面鳥ではなくてGans(ガンズ)「ガチョウ」をよく食べるそうです。



以下はドイツのクリスマスに関するドイツ語の補足です。


【補足1】アドベントに関するドイツ語は以下の通りです。


der Advent アドベント
Die Zeit vor Weihnachten クリスマス前の期間
Ankunft Christi キリストの降臨

(キリスト教ならではの風習)



【補足2】以下はクリスマスに関するドイツ語(単語と歌)です。



まずは単語(意味は英語と日本語両方書いています)です。

die Kerze, (複数はKerzen) = candle キャンドル、ロウソク
der Weihnachtskranz = Christmas wreath クリスマスリース
der Weihnachtsbaum = Christmas tree クリスマスツリー
der Weihanchtsschmuck = Christmas ornament クリスマスの飾り、オーナメント
schmücken = decorate 飾る(動詞)
der Weihnachtsmann = Santa Claus サンタクロース

キャンドル以外は男性名詞が多いです。



そしてアドベント中にドイツの子どもたちが口ずさむ歌の歌詞はこちら。


Advent Advent
Ein Lichtlein brennt
Erst eins, dann zwei, dann drei, dann vier und dann steht der Weihnachtsmann vor der Tür.

歌詞の意味は、毎週ロウソクを1本ずつ灯してついに4本目になると、ドアの前にサンタクロースが来てくれるという可愛らしい歌です。


2018/11/20

[ドイツ語]年内最後のドイツ語授業で教わった年末年始の挨拶

年内最後のドイツ語授業で、年末年始の挨拶を教わりました。

(現地のドイツ語コースに通っていた時の備忘録)


今年もクリスマスマーケットの時期がもうすぐそこまで来ていますね。


ドイツ語での挨拶を、「クリスマス期間」「年末」「年始」の3つにわけて学んだので、記録しておきます。


クリスマス
Frohe Weihnachten! (フローエ ヴァイナ(フク)テン!)

意味:メリークリスマス!


年末
Guten Rutsch! (グーテン ルトゥシュ!)

意味:よい年末(から年始)を!


年始
Frohes neues Jahr! (フローエス ノイエス ヤー!)

意味:ハッピーニューイヤー!



これらをひとつの文章にまとめると、以下のようになるそうです。

Ich wünche Ihnen(Dir) frohe Weihnachten und einen guten Rutsch ins neue Jahr.

この文章は現地で実際に良く使われています。


ちなみに日本だと12/23が祝日(2019年から変わるようですが)のため、なんとなく12/23~12/25の3日間がクリスマス期間のように感じますが、ドイツだと12/26が祝日扱いとなり、12/24~12/26の3日間がクリスマスの山場となります。


この期間はクリスマスマーケットは閉まってしまうので観光の際はご注意を。


あと、「メリークリスマス」を私の周りでは「Schöne Weihnachten」と言うドイツ人が多いので、補足とします。



2018/11/19

ドイツの子どもが夜7時に寝る理由5つ

ドイツでは幼児から小学生低学年くらいの多くの子ども達は、夜7時に寝るという家庭が多いです。


初めて聞いたときは早いなと思いました。


ですがドイツでの子育ても数年が経ち、周りのママさんの話がちょこちょこ入るようになった最近、ようやく謎が解けました。


ドイツの子どもの就寝時間が早い理由


理由1、小学校の始業時間が早い

理由2、小学生の兄弟がいる幼児も同じ生活リズムになる

理由3、お風呂に毎晩入らない

理由4、夕食は時間をかけない「冷たい料理」

理由5、夕食の時間が早い



教育スタイルと、文化的背景が理由のようです。


教育スタイル


ドイツの小学校の始業時間はだいたい朝8時。


なので8時前には登校しなければなりません。


となると、遅くとも朝7時半には家を出る必要があります。


起床時間は6時前後。

家から小学校までの距離が長ければ5時すぎには起きる家庭も。


そのため、夜は7時にベッドに移動して、それから寝かしつけて、夜8時には夢の中という状況にしないと、睡眠時間を10時間確保することができません。


こういった背景があるためか、幼稚園・保育園(Kita)は7時半から開いているところが多く、未就学児の兄弟がいる家庭の場合の朝のスケジュールはこのようになります。


朝7時半、幼稚園に下の子を預ける

朝8時前、小学校に上の子を登校させる

朝8時半、親は仕事をスタート



文化的背景


日本と違って毎日夜お風呂に入る習慣もなければ、夕食は火を使わないパンやハム、チーズ、サラダなど「冷たい料理」と呼ばれるものを食べるなどの文化があります。


園や学童保育が夕方5時に終わるので、4時半前後には仕事帰りの親が向かえに行き、夕方5時~5時半頃に帰宅。


帰宅してすぐに、ぱぱっと夕食を並べて食べ終えたら、あとはもう寝るだけです。


小学校の授業は午前中だけなので、そこから学童に行く子どもはお迎えが来るまでの間に学童の先生と一緒に宿題を終わらせるそうです。



登園・登校時間、親の就業時間や文化的背景から、このような「ドイツスタイル」ができあがっていることを肌で感じます。


2018/11/15

ドイツ生活、珍エピソード(住宅トラブル・水漏れ編)

ドイツで生活している中で、住宅に関するトラブル(水漏れ)が過去に2回ありました。


どちらも日本で想像する水漏れトラブルとはかけ離れていると思うので、ちょっとここでご紹介します。


当時は日本でいうマンションのような建物に住んでおり、ある日、上の階に移民家族が引っ越してきました。


前に住んでいたドイツ人家族と違ってマナーがちょっと気になってはいましたが(夜間の騒音など)、階段でベビーカーを一緒に運んでもらったりしていたので、わるい人たちではないだろうと思っていました。


そして数週間が経ち、トラブルは突然やってきました。


水漏れトラブル1回目


浴槽とトイレのある部屋(ユニットバス)に洗濯機を置いて使用していたのですが、その天井からポタポタと水が落ちてきていることに気がつきました。


なかなか止まりません。


トイレで用を足すには傘をさすレベルで水が落ちてきます。


雨のようです。


人生で初めてトイレで傘をさすという貴重な経験となりました。


今となってはいい思い出ですが、当時はどうしたものかと焦り、悩み、営業時間は終わっていましたが、不動産屋に夫から連絡を入れてもらいました。


この翌日あたり、わりとすぐにハウスマイスター(家主)と不動産屋が確認に来てくれて、すぐに必要な業者の手配をしてくれました。


結局相当な量の水が漏れてきたので、後日専門業者がやってきて、どでかい乾燥機(床・壁用)を使用するように指導されました。


これが曲者で、スイッチをオンにすると、かなりうるさいのです。


ちなみにこの乾燥機を最大限活用するために、廊下の床は剥がされ、コンクリート丸出し状態となりました。


ここまでの流れが1日で済んだのではなく、この日は不動産屋による確認のみ、その数日後は業者による確認のみ、そのまた数日後は機械設置前の荷物の置き場指導のみ、そのまたさらに数日後にようやく乾燥機を設置、

といったように、1ステップ進んだらちょっと休んで、といった具合で全体的にゆっくり進行していきました。


グオーという騒音付きの乾燥機は、夜間や乳幼児のお昼寝の時間はオフにしてよいとのことで、オンにしているときちんとバケツに水が溜まっていき、使用時間もチェックできるようになっており、後日業者の人がチェックしにやってくるので使わないわけにはいきませんでした。


結局2週間くらい外出のタイミングを活用して(オンのときはできるだけ部屋にいたくない)ちょこちょこ機械を使用し、その後は業者が機械を回収しに来るまで放置していました。


ちょうどクリスマス前のタイミングだったので、業者も休暇モード。


一向に回収しに来る気配はありませんでしたが、こちらもこれまでのゆっくりな進行を理解しているので、急かすこともしませんでした。


と、いうことでクリスマスから年明けにかけて、この年は大きな乾燥機と共に年越しとなりました。


年があけて数日後、やっと業者が乾燥具合の確認と機械の回収にやってきました。


機械に関する業者は、毎回ドイツ人とロシア人のペアのおじさまでした。


私のドイツ語が乏しいのでやりとりは大変でしたが、たまに英語の達者な近所のドイツ人に通訳をお願いしたりして、なんとか乗り切りました。


言葉の壁はあったものの、基本的にこのおじさま達は優しく、気さくに接してくれたのが唯一の救いでした。


無事に床・壁用の大きな乾燥機は回収されたものの、まだまだ部屋の中はコンクリートむき出しです。


この後更に数週間かけて別の業者の人が床を張り替え、天井を塗り、キッチンなど他の水回りに影響がないかなども調べられ、ようやく水漏れトラブルは収束。


本当に長かったです。。。



水漏れトラブル2回目



1回目のトラブルをすっかり忘れた頃に、2回目の水漏れ事件が発生しました。


これは前回よりも強烈でした。


深夜寝ていたら、急にものすごい音がして水道管が破裂したのです。


その頃ちょうどひどい悪阻で体調がわるかった私はリビングで仮眠中で、夫と子どもは寝室にいました。


先に異変に気付いた私が寝室へ行こうとリビングのソファベッドから足を下すと、既に部屋は浸水状態でした。


大きな音がする前に、ウトウトしながらも水の流れる音は聞こえており、「今日は上の階の人がずいぶん長い時間シャワーを浴びているんだな」と呑気に思っていたのですが、それは上の階ではなくわが家の水道管から水が漏れ出していた音だったとわかりました。


部屋は小さいおもちゃやカードがプカプカと浮かぶくらい、浸水していました。


そしてなんとか夫を起こして解決策を考えました。


真夜中、家中水浸し、

一体どこに、誰に

助けを求めればいいのか???


滝のように溢れる水は一向に止まる気配がなく、水の高さがどんどん増していきます。


早く誰かに助けを求めないと!


もうこうなったら警察か消防に相談して正しい問い合わせ先を聞こう!という結果になり、夫がまずは警察に電話。


そしてなんとか状況を伝え終わると、消防に連絡するようにとのこと。


こっちはかなり焦っていたのですが、警察側に氏名や住所をゆっくり確認されたとちょっぴり不満気な夫。


そして早速消防へ連絡。


家に来てもらえることになり、玄関のドアを開けると部屋に溜まっていた水が一気に外へ流れ出しました。


このままでは近所の人にも迷惑がかかってしまうため、向かいの家の玄関ドアをノックしてみるものの反応はなく。。


この時既に深夜1時だし、小さなお子さんが2人いることも知っていたので、ドアベルは鳴らしませんでしたが、しばらくすると異変に気付いて出てきてくれました。


そして消防が水道管破裂の対応中の間、この向かいのお宅に避難させてもらえることになり、寝ている子どもを抱えてお邪魔させてもらいました。


なんとか水が止まり、消防による状況確認の面談もこの部屋を借りました。


ここの旦那さん(ドイツ人)は英語が流暢なので、通訳までしてくれて本当に助かりました。


結局溢れだした水はこのご家庭の玄関先まで濡らしてしまいましたが、わが家程の被害はなく済みました。


全部屋浸水となったわが家は、なんとこの瞬間から家を出るように言われました。


言われるがままに不動産屋が手配したホテルへ移動することになり、いきなりホテル生活となってしまったのです。


小さな子どものお世話に加えて、かなり不便なところにあるホテルでの生活。。。


悪阻も重なり、かなり状況は厳しかったです。


思うように動けない私をホテルの部屋に残し、夫は子どもの送り迎えや仕事、新しい部屋探し、浸水した部屋の片づけなど、、、、頑張ってくれました。


浸水した部屋に戻る話もあったのですが、不動産屋とのやりとりの中で急きょ新しい部屋を探して引っ越すことに決まりました。


分業化されているドイツ、不動産屋を含め、色んな業者とやりとりが必要になり、周りの人にとても助けてもらいました。


この後も引っ越し当日に私が入院するなどドタバタは続きましたが、ひとまず水漏れ問題は解決です。


教訓:ドイツで深夜に水漏れ(水道管破裂)したら消防へ連絡を!



2018/11/14

助産師による妊婦健診inドイツの自宅(2回)

妊娠後期に担当助産師(ヘバメ)さんに自宅に来てもらい、妊婦健診を受けました。


この助産師さんは1人目を妊娠している時からお世話になっている方で、2人目の妊娠中の時もタイミングよく、運よく引き受けてもらえたのでとても心強いです。


1人目のときから「自宅でも妊婦健診できるよ。エコーはできないけど」と言われていて、その時はチャンスがなかったのですが、2人目のときはかかりつけの婦人科の機械の調子がわるく、受診してもエコー検査をしてもらえないことがあったので、これなら助産師さんによる自宅健診の方が移動も省けていいなと思い、声をかけました。


助産師による自宅妊婦健診の流れ・様子



まずはメールで日時を決めます。


前回婦人科で受診した日と、妊娠週数から適切なタイミングを助産師さんが指定してくれました。


自宅での妊婦健診当日

自宅で待機するのみです。


なんとなく簡単なお茶菓子(日本人的発想?)を用意しておきました。


約束の時間に助産師さんが来ます。


大きな鞄を2つ持っていました。


中には書類の他、血液検査用の注射針一式やお腹の張りや鼓動などを調べるCTGの機械、尿検査キットなどが入っています。


リビングルームに案内し、しばし談笑。


さらっとコンディションを確認され、特に問題ないとわかった後は家のトイレで尿検査を済ませたあと、早速CTG機械を装着。


持ち運びできるコンパクトサイズのマシーンなので、寝室で寝ながらでもOKとのこと。


この時は座っていたかったので、テレビモニター付近のコンセントを使ってもらい、リビングに置いてある椅子に座りながらチェックしてもらいました。


お腹にCTG機械の丸い部分をあてながら、質疑応答や情報伝達をしてもらい、育児に関する相談も聞いてくれたのでとても有意義な時間となりました。


ちなみにこのCTG結果の用紙は20年近く保管しなければならないらしいです。なので鉛筆の書き込みはNGで、ペンでメモを書いてくれていました。


かれこれ2回来てもらいましたが、2回ともだいたい流れは一緒で、血液検査があるかないかだけの違いでした。


無料(全て健康保険から賄われる)でこれだけのサービスが受けられるのは非常にありがたいです。


さらに、会話の中で必要と思われるサプリメントや薬があれば教えてくれる上、種類によっては担当助産師にレシートを渡すだけでお金を返してくれます。

※助産師さんは健康保険会社(私の場合はTK)からお金をもらっています


健診の最後は助産師さんの書類(仕事をした証)に3項目くらいサインをして終了です。


大きな鞄2つを持って帰っていきました。


自宅で血液検査を受けた場合の流れ


血液検査が必要なタイミングでの健診となる場合は、健診の一番最後に採血してもらい、一週間後に問題なしという連絡をスマホにもらいました。


そして2週間後に会った時に、血液検査結果のシールを母子手帳に貼ってもらいました。


補足

なんとこの担当助産師さんがたまたま私が通っている婦人科に週2回だけ勤務することが決まりました。


人当たりよく英語で対応してくれるので、本当にラッキーです!


お子さんがまだ2歳なので、しばらくの間これ以上は仕事を増やさないと言っていました。


私が助産師契約をお願いしたときも、新規ではなく既に1度担当したことがあるから引き受けたと言っていました。


余談


話はそれますが、小さい子どもを抱えながらでも、このようにバランス良く働ける環境は理想的です。


このワークスタイルは、基本的に健診や面会相談の依頼が来ない限り、電話やメールで妊婦の質問やリクエストに対応する仕事なので在宅ワークできます。


そして少し余裕ができたら週2回くらい、午前中のみ出勤という仕事を開始している様子から、まさに子育て中の理想の働き方ではないかと感じます。


2018/11/06

ドイツの保育幼稚園(先生との保護者面談)

子どもの通うドイツの保育幼稚園(Kita)で先生との保護者面談があったので、その記録です。


通い始めて1年くらい経ったタイミングで実施され、それ以降は特に問題ない場合や保護者からの強い要望がなければ面談は行わず、先生が書いた子どもに関する年に1回のレポートの提出のみで済ませるそうです。


まず問題になるのは言葉。


先生の母国語はドイツ語、私の母国語は日本語。


お互い英語を話すけれど、大事な面談だからお互いの母国語で通訳してくれる人がいた方がいいという事になり、面談当日は知人の助けを借りました。


面談で使用する資料に関しては、事前にもらっていた先生による手書きのレポート(もちろん全てドイツ語)に目を通し、気になった個所を印をつけ、必要であれば辞書を引いた内容も追記して期日までに返却。


面談当日はこのレポートを基に話が進められました。


そして迎えた当日。

園で一番奥の部屋に案内され、穏やかな雰囲気の中でスタート。


窓の外では子どもが他の先生と遊んでいました。


まず初めに言われたのは、「このレポートは基本的に良い事しか書かれていない」ということ。


(ドイツ語読解力に乏しい私は言われるまで気づかず)


そしてお互い既に内容を把握していることが前提だったので、レポートと同時にもらっていた園からの事前アンケートの質疑応答に関する話が早速始まりました。


個人的に気になっていた子どもの様子が聞けたのと、


先生から見た子どもの性格について知ることができて良かったです。


ざっくり言うと、我が子は入園当初よりずいぶん逞しく園生活を送っているようでした。


日本のように先生とやりとりする連絡帳やお手紙プリントなどは一切なく、普段の送り迎えの時くらいしか先生と会話するチャンスはないため、この面談は普段の子どもの様子を知る良い機会になりました。


前述した通り、基本的にこのような機会は数年続く園生活でたった1回だけという決まり。

先生もこのくらいのラフなスタンスであれば、負担も少ないのではないかと思いました。


たまに日本のニュースで保育士が退職して困るという情報を目にしますが、このドイツの園に関しては先生の定着率は高いです。


これは男女同じくらいの先生の人数で、年齢も高めというのも影響しているのかもしれません。


日本だと20代くらいの若い女性の先生が多いイメージがありますが、ドイツでは子育てが少し落ち着いた30、40代の先生が男性も女性もメインで頑張っている印象を受けます。


2018/10/30

妊娠9ヶ月まで周りに気づかれない妊婦生活inドイツ

臨月を目前に控えた妊娠9ヶ月のある日、園に子どもを迎えに行くと先生から突然「おめでとう!」と声をかけられました。


そして続けて「ごめんなさい。私全然気がつかなかったの。あなたお腹に赤ちゃんがいるのね!子どもが教えてくれたわ。」と言うのです。


ドイツに限らず欧米諸国の妊婦さんのお腹の出方は凄まじいです。


ずいぶん前に両親学級に参加した時は周りのお腹の大きさに圧倒されたものです。


新生児も4kg近くで生まれる場合もあるのだとか。


そんな人たちを目の当たりにしてきていたので、世界的に見ても小柄な人が多い日本人女性は私を含め、全然気づかれないのも納得できます。


もちろんごく親しい人たちは知っており、特に隠していたわけではありませんが自分から言わない限り、ちょっとぐらいお腹が出ていても全然目立ちません。


1人目の妊娠の時も、臨月に入ってようやく誰が見ても妊婦だとわかるようになったくらいなので、園の先生の言葉にあまり驚きはありませんでした。


ドイツでは多くの妊婦さんは身体が大きい分、お腹を支えるベルトもごついモノを使っていて、そのベルトの影響もあるのではないかと思います。


私はお腹を支える機能がちょっとついた日本の腹巻で過ごしているので、余計に小さく見えるのでしょう。


園の先生に限らず、小児科の医者に会ったときも私の予定日を知ってお腹が小さいと驚かれました。


安定期もだいぶ過ぎて妊娠後期の出産が近づいてきた頃にようやく周りが気づくというのは、私としてはだいぶ気楽な妊婦生活です。



2018/10/16

ドイツ、シュニッツェルのレストランに男性客が多い理由

シュニッツェル専門料理レストランを、家族で久しぶりに訪れた時のことです。



18時頃に入店し、店内を見渡すと


なんとほとんどが男性客でした。


女性グループの姿はなく、男性グループもしくはカップル、家族みんなで食べに来ている人がほとんどでした。


少し不思議に思っていましたが、運ばれてきたお皿の大きさ、お肉の大きさを見て謎が解けました。


小柄な日本人女性だけでなく、ドイツの女性にとっても、1人分の量が多すぎる!というのが一番の理由だろうと思います。


がっつりお肉料理だからとサラダも頼みましたが、そのサラダにも付け合わせのパンがついていて、


シュニッツェル自体も大きいのにポテトまでついていて、更にパンまで目の前に並び、しばし茫然。


子ども用にキッズメニューを頼んだことも後悔しました。


夫がなんとか頑張ってたくさん食べてくれましたが、これから初めてシュニッツェルのレストランに行くという方がもしいたら、半端ない量を覚悟してもらえたらと思います。



が、近くにいたドイツ人男性グループはすごい速さで完食していたので、男性にはぴったりのレストランなのかもしれません。



この量に慣れてしまうと、きっと日本食を含むアジア料理店の1人分の量は物足りなさを感じると思いますが、健康志向の人や女性客とは相性が良さそうです。


2018/10/09

研究者夫に海外帯同する妻。定年退職後のような生活

海外で研究者(ポスドク)として働く夫に帯同する妻の立場になってわかったこと、感じたことを書いていきます。


研究者である夫を持つ妻もまた研究者である場合が多いのですが、わが家は違います。妻の私は畑違いの業界出身のため、あくまでも「妻が研究者でない場合」と認識いただければと思います。



置かれた状況に気づくまで

さて、夫についていくために日本での仕事を辞め、慣れ親しんだ環境や人々から離れて身一つで乗り込んだ海外生活


それはまるで「定年退職後の生活」のようでした。


実際の定年の年齢まではまだまだなので、想像上の話ではありますが、それまで私という人格を形成してきた環境から離れ、未知の土地で強い孤独感と喪失感を味わうこととなり、後にこれが仕事をバリバリしてきてリタイアした人々の心情に似ていることに気がつきました。


これは仕事が好きで、仕事の他に趣味をあまり持たない人に多いそうです。


現代では平均寿命が延び、定年退職する前に趣味を持つことを促す情報も目にします。そしてセールス業など何歳になっても働ける仕事が徐々に増えているそうですね。


たとえば、70代のセールスウーマンが長年自分の活躍してきた業界に現役で関わることを生きがいにしているというニュースも見かけました。



実際に当時の私はこれといった趣味を持たず、仕事が好きで、空いた時間にも仕事に繋がるような学びを継続することが趣味のようになっていたので、、、

もしこのまま本当のリタイア生活に突入していたらと思うとちょっと怖いです。



海外帯同をきっかけにライフスタイルを見直すことができて良かったのですが、このような当時の私の仕事中心の生活が災いし、海外の小さな田舎町に引っ越した当初は日々の生きがいを見失っていました。


(今これを読んでくださっているあなたが、もしも私と同じような状況でしたら、ぜひ気をつけていただければと思います)


日本から海外への引っ越しに関する手続き等がひと段落すると、ますます生活にハリがなくなってしまいました。


新しい職場があり、新しい同僚がいる夫を羨ましく思ってしまったのも事実です。




その後、乗り越えるまで


それからしばらくは、その土地で私でもできる事を模索し、色々挑戦してきました。


ところが何をやってもいまいちピンとこないのです。相性が合わないといった方が伝わりやすいのかもしれません。


もちろん言葉の壁もあるので、現地の言葉を学ぶべく語学コースにも参加しましたが、なんだか心は落ち着きません。


その原因は、どこに行っても「よそ者」の自分から抜け出せなかった点にありました。


つまり、手当たり次第挑戦しても常にアウェイで戦っているような状態で、日本で築き上げたある程度のキャリアと呼べるものを基盤とした「自分の居場所」というような安住の地はどこにも見つからなかったのです。


現地の人と接しても、

現地に住む日本人と接しても、

現地に住む移民の人と接しても、



「何者でもない自分=よそ者の自分」でしかなかったのです。



そうしてもがいているうちに年月が経ち、家族が増え、自分のライフスタイルをもう一度見直すタイミングがやってきました。


子供が保育園・幼稚園に通うようになると初めて「親である自分」が確立され、ようやく自分がこの土地に根付き、受け入れられたような感覚を味わうことができました。



更なる悩み

ひとまず妻という立場の他に、母親という顔も持てるようにはなったのですが、やはり趣味のように没頭できる仕事を求めてしまう自分がいました。


ただ、現実的に考えると身近に頼れる身内もおらずに小さい子供を抱えてフルタイムで共働きすることを選択肢に含めることはできませんでした。


そして夫が研究者を続ける以上、今後も引っ越しが続くことが予想されます。


たとえ運よくパートタイムで仕事に就けたとしても、短期間で辞めることになっては周りにも迷惑がかかります。


幸いにも元同僚などから仕事の話はもらっていましたが、家族みんなで一緒に暮らすには諦めなければなりませんでした。




2018/10/08

ドイツでクレカより便利なカード払い

ドイツに住み始めてまだ1年くらいの頃、ドイツの銀行口座のキャッシュカードがクレジットカード代わりになるくらい便利だということに気づきました。


今回は銀行の「ECカード」と呼ばれる便利なカードを使用開始したときの話です。


これまでずっとドイツの銀行口座のカードを持っていたものの、ECカード機能が一緒になっていると知らずに過ごしていました。


別途申請、登録が必要だと思っていましたが、先日ふと手持ちのカードがECカードとして使えることがわかり、早速デビュー。


本当に使えるのかとドキドキしながらのお会計。


実際使ってみると、物凄く便利ですね!


電車やバスなど乗り物の券売機から薬局まで、どこでも大活躍です。


特に乗り物の券売機には過去に1度苦い経験があり、あまり好んで使っていませんでしたがもう大丈夫そうです。


というのも、前にベルリンに行った際、夜間に急いで券売機で電車のチケットを買ったのですが、お札を入れたのにお釣りが出てこなかったんです。。


近くで買っていた別の見知らぬ人も同様にお釣りが出なかったらしく、激しく抗議していましたが、窓口の営業時間は終わっているし、急いでいたためお釣りを諦めて乗車しました。


最初から気をつけていれば良かったのですが、油断してました。
この件以来、券売機には気をつけていましたが、これで小さな心配事がひとつ減ったように感じます。


(追記)
現在はスマホのアプリで券が買える時代になりました。

そしてこのカードを使うようになると現金を使う場面が大幅に減りました。


2018/08/29

dmやReweで共通ポイントが貯まるカード作成方法

ドイツのドラッグストアdmや、スーパーマーケットReweで共通ポイントが貯められるお得なカード、PayBackカードについてです。



今回は、カードを作成することになった背景について触れたいと思います。



私の体調が優れないときなど、夫がスーパーでよく買い物をしてくれるようになり、どうやらレジの人に顔を覚えてもらったようです。



あるとき夫がReweで3日間同じレジの人にあたったらしく、いつもは聞かれないのに「Reweカード作りますか?」と声をかけられました。



ドイツ語のわからない夫はとりあえず断って帰ってきました。




次に私も一緒に行ったとき、またレジの人が同じだと夫が言うので、Reweカードってどんなものだろうと思い、ふとレジ脇にあったパンフレットを手に取ったところ、「Reweカード作りますか?」と聞かれたので、「よくわからないので、説明していただけますか?」と咄嗟に英語で返しました。



レジスタッフは英語での対応にちょっと戸惑っていたものの、ドイツ語まじりの英語で丁寧に説明してくれました。



Rewe(PB)カードの特徴

1、買い物の際、レジでポイントが貯まる(2ユーロで1ポイント)

2、貯まったポイントは現金としてお会計時に使える(100ポイントで1ユーロ)

3、カードの発行手数料は無料

4、Rewe以外のお店、dmなどのドラッグストアやその他専門店でも共通ポイントが貯められる



なかなか良さそうなカードだったので作ることに。



レジの人がカード登録のための別のスタッフを呼んでくれて、お会計のあと登録用の機械の前で登録してもらいました。



カードはひとつのパンフレットに2個くっついていて、家族やパートナーと一緒にポイントが貯められる仕組みです。



早速夫と二人でそれぞれ持つことに。



とりあえず登録特典で100ポイントもらい、ちょうど食品や日用品の買い物が増えてきたところだったので、良いタイミングでした。




実際に使ってみた感想は以前のブログに書きました。

■関連ブログ

ドイツのTポイント、PAYBACKカード&アプリに満足


2018/08/27

ドイツで産後の体操&ベビーマッサージに参加!費用は?

ドイツで産後の体操ベビーマッサージ教室に参加したときの話です。


まずはベビーマッサージ教室から。



産後2ヶ月してベビーマッサージ教室の情報を得ました。



田舎町のため、英語のクラスはほとんどなく、ドイツ語クラスに知人のドイツ人ママの紹介で混ぜてもらいました。



ベビーマッサージ初日当日、会場である助産師さんのオフィスに着くと、なんと産院で入院中にお世話になった助産師さんが立っていました。



出産は壮絶すぎてあまり思い出したくないけど、やむおえず入院生活を思い出しつつ久しぶりの再会です。



参加費用

1回60分


全5回


55ユーロくらい





8人のママたちが集まり、簡単な自己紹介をした後、ベビーを裸にしてマッサージスタート。




紹介してもらったドイツ人ママに通訳をお願いするのは心苦しいなと思っていましたが、この助産師さんは英語ペラペラでした。(でも英語クラスは開催していません)



ということで、マッサージ中は私だけ英語で対応してもらいました。


若干ドイツ語は混ざりますが。。



その後はドイツ人ママたちとランチへ。



母乳育児中でも気にせず揚げ物や甘いものをペロリとたいらげる姿に圧倒されつつ、たまについていけない会話も楽しみながら気分転換をしました。



ベビーマッサージ教室が終了すると、産後の体操教室があるとまたまたドイツ人ママに声をかけてもらいました。
(本当にこの人がいなかったら私はなんの教室にも参加していなかったと思います)




健康保険で費用は賄われるという事でしたが、休んだら休んだ時間に応じて料金が発生するシステム。



私の場合は予定していた一時帰国と重なるスケジュールだったため数回クラスを休んだのですが、コース終了後にきちんと休んだ時間分の請求書が届きました。



ドイツでは一般的な、休んだら払うというシステムにまだ慣れません。。




体操自体は回数を重ねる度にハードになっていくようで(途中休んだので確かではありませんが)、大きなバランスボールを使い、2人1組で身体を動かしました。




このクラスは10人のママが参加し、全員ベビーと一緒なのでとても賑やかでした。




泣いて仕方ないベビーがいると助産師さんがボールに乗りながらあやしてくれました。




あとはお股に力を入れたり緩めたりする体操なのですが、言葉の壁もあり難易度高かったです。



ベビーマッサージと産後の体操は開催場所は同じでしたが、担当助産師さんが異なりました。



この町の助産師さんの多くは産院勤務半分、フリーで教室受け持ったりが半分といったお仕事配分らしいです。



ちなみにこの町は女医さんが多いのですが、その理由が給料が昔ほど高くなく(男性はもっと高いお給料を狙って違う職種に流れるらしい)、勤務時間も短くできるかららしいです。



私の場合、特に希望した訳ではないのですが妊娠から出産まですべて女性医師担当でしたし、産婦人科以外を受診した際も担当医はたまたま女性でした。



2018/08/24

ドイツの美容室でヘアカットした結果

ドイツ田舎町のヘアサロンで髪をカットした時の話です。


1回、シャンプーとカットで40ユーロ(ブロー付き50ユーロ)のところに数回通っています。


前回は基本のシャンプーとカットにブロー(乾燥)までお願いしたところ、頭が爆発して大失敗しました!


というのも、こちらの美容室では髪をすくという認識がほぼなく、ボリュームがあればあるほど良いとされているようで、担当美容師さんが私の髪を物凄くボリュームが出るように乾かしてくれました。


思わず鏡を見て笑いそうになったので、急いで自分から目をそらしました。


そして前髪が微妙に斜めに切られており、自宅に帰ってから自分で揃えました。



前回の教訓を活かして、今回はブローなし!



自分で乾かしますと自己申告してシャンプーとカットをお願いしました。


前回も近くに自分で乾かしている人が2人くらいいたので、私もそうすればよかったのですが、寒い時期に中途半端な乾きだと風邪をひきそうだと思い、プロに任せることにしたのでした。


が、夏はそんな心配もいらないのでカットの後にドライヤーを借りて自分でブローしました。


日本では考えられないですよね。。


ちなみに今回は11時半の予約で、11:20頃に到着し、ほぼ待ち時間なしでスタート。


11:45にはお会計まで終了していました。


なんという速さ!


できれば日本人の美容師さんにお願いしたいところですが、田舎町で贅沢は言っていられません。


そして驚いたことがひとつあります。


前髪を切るときの第一声が

「前髪は斜めに切る?」でした。


私は目が点に。

「え、斜めですか?」と戸惑う私

美容師さんの次の質問は「それともまっすぐ?」だったので、すかさずまっすぐでお願いしました。


この町では斜め前髪が流行っているのかという疑問が残りつつ、美容室を後にしました。



カット後は髪を洗ってくれないので、家に帰ってシャワーを浴びないと細かい髪の毛が残ったままでした。


2018/08/23

ベルリンで行って良かったレストランNANSEN(ナンゼン)

ドイツの首都ベルリンで、日本からのゲストと一緒に立ち寄ったレストランについての記録です。




レストラン名はNANSEN(ナンゼン)




数年前の話なので今とは若干異なる部分もあるかもしれませんが、この日はディナーには少し早い時間帯(夕方)に入店したため、すぐに席につくことができました。




店員さんはとてもフレンドリーで英語もペラペラ、普段住んでいる英語の通じない地方の町とはやはり違っていました。




店内の雰囲気だけでも満足でしたが、提供されるベルリン料理も楽しめました。




お肉料理の種類も豊富で、ジビエが好きな人には嬉しいメニューではないかと思います。




最初はガラガラだった店内も、私たちが帰る頃には満席で若いカップルや家族連れからおひとり様まで老若男女で埋め尽くされていました。




ざっと見渡した感じではアジア人は私たちだけでしたが、店員さんが優しかったせいか、特に浮いている感じはしませんでした。




駅からちょっとだけ歩いた記憶がありますが、比較的アクセスしやすかったように記憶しています。




良い時間を過ごせて個人的には大満足、行って良かったレストランです。


2018/08/22

ドイツで健康保険が有効期限切れ!その対処法

ドイツで健康保険証の有効期限が、いつの間にか切れていた時の話です。



ドイツに引っ越した直後はプライベート健康保険に加入しており、その後公的保険(TK)に切り替えていました。



そしてしばらく経ったある日、私と子供の健康保険証の有効期限が切れていたことが判明。



慌てて夫に対応してもらいました。




といっても夫も初めての事でどうしたらよいかわからず、ドイツ人の同僚に聞いてもらいました。




すると1年または2年に1回、これまでと変更がないか身辺調査のようなものが必要になるそうです。




そういえば、健康保険に関するアンケート調査書類が自宅に届いていたことが何度かあり、どうやらこれが身辺調査にあたるものだったようです。



回答が必須だったとは知らず、そのドイツ語の書類を放置してしまっていました。



しかも数ヶ月間も・・・




早速夫のドイツ人同僚に直接保険会社に電話をしてもらい、書類を郵送することでひとまず落ち着きましたが、夫も私も馴染みのない国で暮らすと色んな不便があるものです。




それにしても、もう落とし穴はないだろうと現地での生活に慣れてきた頃に限って、予想外の落とし穴に落ちてしまうわが家です。



2018/08/21

ドイツの保育幼稚園(日本人の子供の園生活)

ドイツ現地の保育幼稚園(KITA)では、多国籍の園児が集まっているだけでなく、特別支援の園児もみんな一緒に過ごします。



日本人である我が子が現地の保育幼稚園に入園したての頃を振り返って書きます。




■関連ブログ


ドイツの保育幼稚園(入園決定までの流れ)


ドイツの保育幼稚園(見学会でカルチャーショック




入園といっても、入園式はなく、先生と事前に話し合い、初登園の日を個別で決めました。



一度にたくさんの園児を受け入れるより、一人一人タイミングをずらして入園させた方が先生も子供も集中して信頼関係を構築していけるそうです。



なので新しい園児が慣れた頃、また新しい園児が入ってくるスタイルです。






入園初日



子供の持ち物は上履きのみ!


なんとか無事に初登園できました。


もちろん特別なことは何もなく、ただ行って遊んで帰ってきました。


初日の今日は午後からでしたが、明日からしばらくの間は9時スタート。


徐々に滞在時間を伸ばしていくそうです。




帰りがいつもより遅いと、夕食前の帰宅途中で寝てしまうことがあるので、この日はタイミングを見計らって早めに園をでました。なんとか生活リズムも崩れずに夜も寝てくれました。





慣らし保育2日目


初日とは打って変わって私は楽ちんでした。



1日目はずっとお庭で活動的に過ごしたけれど、2日目はずっと室内遊び。




先生がきちんと相手をしてくれるので、私はボケっとほぼ見てるだけでした。




9時から10時までの予定でしたが、先生の判断で少し延長。10時半まで滞在してきました。




おやつの時間にでたフルーツティーがちょと口に合わなかったようで、1口しか飲みませんでしたが、それ以外はおもちゃで楽しく遊んで過ごせました。




この保育幼稚園(KITA)は多様な国籍の園児が集まっているだけでなく、特別支援の園児もみんな一緒に過ごします。



そんな多様な子供を相手にする先生方の対応は、本当にプロだなと改めて感じさせられるものでした。



普段は子供と2人きりでいることが多いので、慣らし保育でいろんな園児と会うことで私も勉強になります。






慣らし保育3日目


慣らし保育がスタートしていよいよ3日目に突入。



最初の3日間は親は子供と同じ空間にいなくてはいけないそうで、登園してからまだ一度も子供と離れたことはありませんでしたが、4日目となる翌日、10分~15分ほど離れることが決まりました。



ちなみに我が子はまだドイツ語と日本語の区別がつかないので、保育幼稚園(KITA)でも日本語を発します。



おままごとの野菜を見て「やしゃ(野菜)」と言うと、先生に「グルケ(きゅうり)」と言い直されたりしますが、なんとかなっている子供の姿が頼もしいです。






5日間の慣らし保育が終了


長かった一週間がようやくおわりました。


毎朝登園することに、なんとか慣れたところです。(親の私が)


4日目は子供が早速、鼻風邪をもらってきてしまいましたが、5日目も元気に過ごせました。


ただ、鼻水による寝不足も影響してか、5日目は40分ほど離れていましたが、少し泣いてしまったそうです。

(4日目は30分ほど全く問題なく遊んでいたそうです)



保育士さんが抱っこしたら泣き止んだそうなので、問題ない範囲と言ってもらいましたが、親としてはちょっと心配です。



慣らし保育2週目となる週明けも、引き続き同じように過ごして様子をみるそうです。


この頃には、保育幼稚園(KITA)に置いておくアイテムも増えました。

着替え一式
オムツ
ウェットティッシュ
上履き


あとはこれからお手拭きタオルと顔を洗う用の小さい手袋のようなタオルを準備することになっています。


気がつくと、園に我が子のロッカーや棚ができ、ファイルができ、アイテムも増え、ゆっくりと根をおろしていることを実感します。






7日間の慣らし保育終了


慣らし保育がスタートして2週目、無事に終了しました。



母子が離れる時間を30分、1時間、2時間と増やしていき、子どもがたとえ泣いても先生があやして泣き止めば問題ないそうです。



我が子はほとんど泣かないそうで、その状態を迎えたため晴れて正式に園児となりました。



慣らし期間が終了するまでは朝9時に登園という決まりがありました。



それより早く来るのはNGでしたが、終えた途端、朝7時以降であれば何時でも来て構わないと言われ、徐々に1日の生活リズムが出来上がりつつあります。



朝は夫が送り、お昼には私が迎えに行きます。



初日のランチは口に合わなかったようで、デザート以外はほとんど残していましたが、次の日は満面の笑みで完食してました。



園でのランチ初日は緊張もあったのかもしれません。



なにはともあれ、慣らし保育が無事に終了してよかったです。



そして自宅には早速、毎月の費用についての封筒が届いていました。






園生活2ヶ月目


園生活がスタートしてから最初の2ヶ月間くらい、お昼寝の目覚めがとてもわるくなってしまいました。



以前は寝起きはそんなにわるくなかったのに、最近はお昼寝から目覚めると全力で大泣き。



しばらく泣き止みません。



園では良い子にしているそうで、泣かずに遊んでいると聞いているので、知らないうちに溜まったストレスがあるのかもしれません。



まだまだ幼い子供にとって、家庭とは異なる言語、文化の環境に馴染むのは時間のかかることだと認識しています。



初めて私抜きで夫と登園した日は、お昼寝から目覚めた瞬間大泣きでした。


泣きながら「パパー、りんごが食べたいー」(実際はきちんとした文章ではありませんが)といったような事を言うので、初めてパパに見送られた朝、すぐに仕事に行ってしまったパパに伝えたかったことなのかなと。

(この翌日、パパと登園する時にりんごを持たせました)



初めての園生活、子供なりに頑張っていたり、悔しい思いをした故の大泣きなのだろうと推測することしかできず、この推測が当たっているのかもわからず、いつか大泣きしなくなる日がくるのだろうかと、この頃は心配していました。



1点だけ明確なのは、午後の子供の状態が不安定なので、ひとまずお迎えはお昼に設定して良かったということ。



お昼に帰宅する親子は少なく、お迎えの際に園に入っていくと若干目立って浮いている気がするのですが、そこはもう気にしないようにしています。






入園して1年が経過


すっかり保育幼稚園での生活に慣れた我が子。



お迎えに行っても、なかなか帰ろうとしません。



この頃には既に子供の要望もあって、預ける時間を延長する契約に変更していました。






日本人の子供の様子


この保育幼稚園には、日本人の両親を持つ日本人の園児は我が子しかいません。



ドイツだけでなく、イギリスやスペイン、ロシア、オーストラリア、インド、中国、台湾、香港といった多様なバックグラウンドを持つ園児たちと一緒に過ごす我が子を逞しく思います。



子供は文化の壁はあまり感じていないようですが、母語以外の言語の理解度は若干他の子よりも遅い気がします。(園生活に支障はない程度)




親からみてもネイティブほどではないけれど、現地の言葉もある程度理解して文章を組み立てることもできるようになっているので、あまり心配しないようにしています。




英語のわからないドイツ人園児に英語で対応する先生もいるくらいですし、まずは母語である日本語を大切にしたいので、この点はある程度、仕方がないと割り切ることにしました。



入園当初は色んな不安要素が見え隠れしていましたが、3ヶ月、半年、1年と経過すると共に、日に日に心配は薄れていき、先生方のおかげもあって国籍は関係なく毎日楽しく登園できるようになりました。




近所にある他の大きな保育幼稚園に比べると園庭が狭いのですが、日本人である親が安心して子供を預けられる背景には、園の規模が大きすぎず、先生の目が行き届いているなという安心感を得ることができる点も影響していると思います。



2018/08/20

フランクフルトでの車移動(国際空港・マイン川)

フランクフルト国際空港に立ち寄ってマイン川およびフランクフルト郊外に車で行ったときの話です。



フランクフルト、マイン川に車で行きましたが、平日だったため会社員の帰宅時間も重なり、道路はあちこちでクラクションが鳴らされている状態でした。



マイン川沿いの滞在先の前で駐車場所を探しても、なかなか見つかりません。



時期、時間帯等にもよると思いますが、フランクフルトでの移動は道に慣れるまでは車でない方が良い気がしました。



普段はドイツの小さな田舎町在住のため、フランクフルトを車で巡るのはスリリングな体験となりました。



ちなみにマイン川に立ち寄る前は、フランクフルト国際空港で人と待ち合わせをしており、向かう途中の空港手前で少し渋滞にはまりました。



フランクフルト国際空港は、10分間は駐車無料のため、地上エントランスに車を止めて、やや急ぎ足で待ち人を迎えに行きました。




たしか無料の10分間を過ぎた後は、1分毎に課金される仕組みなので、予め空港で長く車を駐車する事がわかっている場合は地下の駐車場を使用した方が良さそうです。



2018/08/19

滞在許可証ビザ更新、延長の申請inドイツ

外国人局で無事にビザ更新&延長の申請を済ませた時の記録です。



手続きのため持って行ったものは以下の通りです。


1、パスポート

2、現在のビザのカード

3、顔写真

4、健康保険

5、収入証明




この申請から約1カ月後にアポイントを入れてもらい、取りに行く予定となっています。




それにしても、今回は手続きにかかった費用が前回よりも安くなったことに少々驚きました。



そして前回は身長や目の色の登録もありましたが、今回は聞かれませんでした。もう登録済みだからですね。



あとは前回同様に両手人差し指の指紋をとるために小さな機械に指を3回ずつ当てたり、前回の1回目より若干必要書類が少ないなどはありましたが、手続きにそれほど大きな違いはなかったです。




ただ私の指紋が小さな機械になかなか認識されず、何度も行ったので時間はかかりました。



良い担当者にあたったようで、同行してもらったドイツ人のおかげもあって終始アットホームな雰囲気で申請をおえました。




この担当者振り分けは名前の頭文字のアルファベットで振り分けられていて、知人の国際結婚しているドイツ人は、担当者の態度が酷すぎると愚痴っていました。




私のような外国人だけでなく、同じドイツ人に悪態をつく担当者もいるとは少々驚きました。


2018/08/18

ドイツの保育幼稚園(パパの送り迎え率)

ドイツ現地の保育幼稚園(KITA)に送り迎えにいくと、パパの多さに驚くことがあります。



朝の見送りも、夕方のお迎えも、ほぼ必ずパパたちに会います。



そしてパパの登場は朝よりも、夕方の方が多いです。



朝はママが見送り、帰りはパパが迎えにいくという家庭が多いようです。



なぜかというと、夕方にパパがお迎えに行っている間、ママは仕事や家事をしている方がその後の効率がいいからです。



たとえば先日たまたまお迎えの時間が一緒だったパパさんは、16時に双子の子供をピックアップした後、そのまま家の近所の公園へ行き1時間くらい遊ばせて、17時にママとその公園で合流。



そして家族全員で夕食、という流れでした。



もちろん逆のパターンの家庭もありますが、平日の16時には仕事を終えた父親が保育園・幼稚園に到着しているという状況は、日本ではあまり見かけないのではないかと思います。



我が家はその日によって送り迎えの担当が変わることがあり、この前私が16時にお迎えにいったら、5組の親子中3組は子供と父親の組み合わせでした。



園の駐車場に父親しかいなかったので、「パパ率が高いな」と記憶に残っています。



2018/08/17

ドイツ語の方言、会話で文末にくる地域別の単語は?

ドイツ語会話で文末につける単語についての備忘録です。



会話でよく文章の最後にoder(オーダー)とか、gell(ゲル)をつけて話す人がいます。



たとえば、「今日は良い天気だね、オーダー?」といった感じで、語尾に持ってきます。


日本語だと「だよね?」とか、「じゃない?」、「そう思わない?」というニュアンスを与える単語で、英語だと「isn't it?」や「don't you?」にあたるものです。



この単語は下記のように、ドイツの地域や人によって少し変わってくるそうです。





ドイツ中央

oder(オーダー)




ドイツ中央の一部または南部

gell(ゲル)




ドイツ東部

nu(ぬ)




特にドイツ東部のnu(ぬ)はとても便利な(方言のような)言葉で、たとえば下記のようにnu(ぬ)だけで会話が成り立つようです。



*ドイツ語会話例

- ぬ?

- ぬ~



*日本語訳

- そう思わない?

- そう思う~




スイスやオーストリアだとまた違った方言があるようです。


2018/08/16

ノイシュバンシュタイン城はバスツアーがオススメな理由

ドイツ、ミュンヘン中央駅出発のバスツアーで、ノイシュバンシュタイン城マリエン橋を見学してきました。




バスツアーに参加した感想です。




数年前の秋、山の紅葉が始まる時期に、日本から遊びに来ていた家族と一緒に訪れました。




パンフレットには、チケットセンター付近にあるミュラーホテルからお城まで徒歩40分という記載がありましたが、実際に歩いてみると20分くらいで着いたように記憶しています。




バスか馬車での移動と迷いましたが、徒歩にして良かったです。




マリエン橋は人で混雑していて、橋の上に足を踏み込むと木の板が沈むので崩れ落ちないかと心配になりました。




そして、ノイシュバンシュタイン城とマリエン橋付近の上空にはヘリコプターが飛んでいました。




どうやら観光客を監視しているようです。たまに事故があるためと聞きました。




城内は残念ながら撮影禁止でしたが、お城の召使いの部屋から広いキッチンまで見学する事ができました。




駅からバスで結構かかる上、道もわかりずらく小さな村を経由したため、自力で運転するよりバスツアーを選んで正解でした。




また、城内見学のためのチケットも、バスツアーで団体だったため、添乗員さんがまとめて入手してくれたおかげで待ち時間も少なく見学へ行くことができました。



もしも個人で車で行ってその場でチケット購入していたら、道にも迷う可能性が高く、お城に着く前の段階(チケット売り場)でかなり待たされたと思います。




なのでノイシュバンシュタイン城を観光見学する際は、個人的にはバスツアーがおすすめです。



2018/08/15

ドイツ国内をお引越し(入退居の手続きの詳細)

ドイツ国内を引っ越すにあたり、賃貸物件の保険申し込みやインターネット解約など、入居に関する手続きの詳細の記録です。



■関連ブログ


ドイツ国内をお引越し(1回目)



ドイツ国内をお引越し(2回目)





入居書類とネット解約


ドイツ国内を引っ越すにあたり、賃貸物件の保険申込みと、入居申請の書類の郵送が完了し、インターネットの解約申請も完了しました。



賃貸物件の保険申し込み

賃貸物件の保険の申し込みは、送られてきたメールに添付されていたデータを印刷し、必要なページを抜粋して郵送で申し込むかたちでした。




入居申請書類の送付

不動産屋への入居申請に関しては、既に一度足を運び個人情報などを伝えているので、メールに保険の申し込み用紙と、今住んでいるところの管理人に準備してもらった第三者証明書をPDFファイルで添付して送りました。




インターネット(DSL)の解約

O2のDSLを単発契約(2年縛りなし)しているので、店舗へ解約申請に行ってきました。


会話はこちら(英語)に合わせてもらいましたが、ところどころドイツ語の単語が混ざっていました。


引っ越し先では別の会社のインターネットを契約することが既に決まっているので、スタッフに「引っ越し先でも使えますよ」と言われましたが、解約をお願いしました。


ドイツでは何かしら解約となると、手紙を出さないといけないところがありますが、今回は店舗スタッフが解約申請書を担当部署までFAX送信してくれました。


ですが「念のためこの書類をここに郵送してください」と、ドイツ語で書かれた解約申請用紙を一枚手渡されました。


そして、ルーターを返却する際の宛先を印刷した用紙も後からもらいました。


後日、O2から夫の携帯へ解約の理由に関する問い合わせ電話があったので、解約の手続きが進んでいるようです。


解約用紙の郵送はこれからですが、今後の流れとしては、解約を知らせる書類が郵送で届くそうなので、いったんそれを待ちたいと思います。







賃貸契約の手続き


実際にドイツの不動産屋の店舗に行って、お部屋の賃貸契約を進めてきました。


指定日の午後1時から5時の間だったらいつ来ても良いと聞いていたので、前入居者となる知人と不動産屋を訪れると、担当者は不在(よくある事)でした。


15分から30分くらいしたら戻ってくると言われたので、数分歩いて近くにある電気(光熱)を扱う会社も訪問しました。


するとそこでの手続きは不動産屋が代わりに行うらしく、入居者自らが手続きしなくて大丈夫という話。


このオフィスには英語を話すスタッフがいなくて会話はドイツ語だったので、前入居者に完全に頼っちゃいました。


その後、また徒歩で不動産屋に戻り、改めて中に入ると担当者がいました。


この担当者は「英語を話す」と聞いていたので、こちらもそのつもりで話を聞いていたのですが、なんだか節々で言っていることが理解できない。。。


前入居者となる知人もこの担当者の言いたい事が汲み取れず、近くに座っていた別のスタッフ(若い女性)に英語で説明しなおしてもらったりしました。


パスポートと滞在許可証ビザカード(裏に現住所が記載されている)、収入証明書を見せて登録が進み、第三者証明のための記入フォーム(用紙)をもらいました。


今住んでいるところの管理人にこれを記入してもらう必要があるそうです。


その他の関連資料をもらい、今回はここまで無事に完了。


また後日訪問しないと。





賃貸物件の保険


次はドイツでの賃貸物件の保険加入についてです。


前入居者となる知人が加入していた賃貸物件用の保険会社と同じ会社に加入したい旨を伝えていたところ、その保険会社からメールが一通届きました。


そのメールには「添付ファイルを印刷し、署名(同意)をして郵送してください」といった内容が書かれていました。


添付ファイルを印刷すると、物凄いページ数!分厚い本一冊分くらいの厚さで全ページドイツ語。


とてもじゃないけど読む気になれません。。。


年間の保険料は高くないものの、契約内容を把握しておく必要はあると思うので、周りのドイツ人の力を借りることに。


無事に内容を理解できたらサインして郵送する予定です。


あ、分厚い書類が入る封筒も準備しておかないと。


あと、第三者証明書(家賃の支払いに滞納がないかなど)の記入を管理人にお願いしてきました。


ちなみに家賃はこれまでの部屋の場合、毎月指定された銀行口座に支払う必要があったのですが、新しい部屋は自動で銀行口座から引き落としてくれるらしいのでちょっと気が楽になります。




2018/08/14

サマータイム、日本も導入?ヨーロッパ在住で感じる事

サマータイムという言葉を日本のニュースでも度々目にするようになりました。




東京オリンピック2020では、日本もサマータイムを導入することになるのでしょうか。




今回は実際にサマータイムが導入されているヨーロッパに数年住んでみて、毎年サマータイムの始まりと終わりをどのように感じ、過ごしているか、ちょっぴりご紹介したいと思います。





まず最初に言えることは、毎年サマータイム開始時と終了時には体内時計が若干狂ってしまうということです。




たかが1時間、されど1時間




1時間くらいずれたところで、大差ないだろうと思っていましたが、始まりと終わりの年に2回の時間の変化が意外と煩わしいです。




ヨーロッパの夏の夜が遅くまで太陽が出ていて明るいことには多少慣れましたが、サマータイムによる時間の変化にはなかなか慣れません。




深夜に時間が変わるため、睡眠時間を上手く調整できれば、あまり負担を感じずに過ごせる場合もありますが、、、その日の体調次第です。




特に小さい子供の生活リズムにもやや影響がでてくるのと、大きな壁掛け時計の針を合わせる作業もまたかといったところ。




ヨーロッパではこの時間の変化によって体調を崩す年配の方もいると聞きます。




個人的には、サマータイムのない国の方が過ごしやすいです。


2018/08/13

フランクフルト近く!シスターの生歌が聴ける修道院

フランクフルト近郊の小さな町、フルダに立ち寄った際の記録です。



フルダ修道院教会でシスターの美しいコーラスに耳を傾けることができ、とても良い思い出になったので振り返ってみたいと思います。




ドイツ、フルダにある聖マリア・ベネディクト女子修道院教会を訪れてきました。




フルダ駅から徒歩15分くらいの所にあります。



修道院前には売店もあり、ここの商品の中にはシスターたちが手作りしたものも含まれていました。



そしてなんと、レジスタッフがシスターだったのです。



初めて見る光景にちょっぴり驚きました。



修道院の美しい庭も見えました。



店内でちょっとした事をレジにいたシスターに質問した際、夕方からシスターとプレイヤーによるコーラスがあるからおいでとその開始時間を教えてもらいました。



英語がとても流暢なシスターでした。



実際にその時間帯に修道院教会を訪れると、中はとても厳かな雰囲気でした。



数分後、杖をついたシスターから若いシスターまで10人以上のシスターが入場してきました。



お店のレジにいたシスターもいました。



地元のプレイヤーも揃い、プレイヤーにシスターが話しかけたりしていました。



シスターとプレイヤーはコの字型に集まり、間もなくコーラスが開始して鐘とオルガンの音が鳴る中、静かに厳かな歌声が響きました。



とても美しく静かなコーラスでした。



今回のように一度に大勢のシスターを見るのは初めてでした。



新鮮で貴重な経験ができ、親切にしてくださったシスターに感謝です。



2018/08/12

ドイツとイタリアで、レストランの接客がこんなに違う!

ドイツからイタリアを旅してみて、レストランでの接客対応について思うことがあるので簡単に比較してみようと思います。



ドイツは住んだことがあり、イタリアを訪れたのは2回だけなので、データが揃っているかと言われると微妙なところではありますが、ざっくり感じたのは以下の4点です。




その1
ドイツの店員さんは、イタリアの店員さんに比べてユーモアが少ない



その2
ドイツの店員さんは、イタリアの店員さんに比べて落ち着いている



その3
イタリアの店員さんは、ドイツの店員さんに比べて話好き



その4
イタリアの店員さんは、ドイツの店員さんに比べて男性客と女性客の対応にかなり差がある




まずイタリアのレストランでは、いたって普通の店員さんが店内で突然大きな声で歌いだしたり、目の前で手品を始めたりと突飛なサービス(?)が多かったです。



対照的にドイツのレストランでは、そんな店員さんに出会ったことはまだありません。



極め付けが、イタリアの店員さんは男性客と女性客の対応の差が激しく、男性客よりも女性客と会話やスキンシップをとっていました。



印象的なのは、食事中に打ち解けたイタリアのウェイターさんの仕事終わりと、私たちがレストランを出るタイミングが一緒になったとき、彼は私の友人へほっぺにチューを求めてきました。



ああ、ここはアモーレの国、イタリアなんだなー



と感じた瞬間です。




日本でもドイツでも、普通のレストランのウェイターさんがそんな事をするなんて、なかなかないと思います。




もちろんイタリアにもドイツのように落ち着いたレストランで、ちゃらちゃらしていない店員さんもいましたが、陽気なイタリアの突飛なサービスは旅の良い思い出となりました。



2018/08/11

バスで見知らぬ人に話しかけられた時の話inドイツ

バスの中でいきなり「ドイツ語話せる?それとも英語?」と見知らぬ好青年にドイツ語で話しかけられたときの記録です。



英語の方がベターという旨を伝えると、「あ、そうなの?珍しいね。わかった。僕は英語ネイティブだからそっちの方がいい」みたいな感じで話が進み、モニタリングというTV番組を思い出しました。



まさか、モニタリングの取材がついに海外進出?!

そして私はドッキリの主人公?!



なんて一瞬思いながらたわいない会話を交わし、「あ、僕ここのバス停で降りなきゃ。またね」とあっさり去っていき、取材班が乗ってこなかったので安心しました。(まあ来るはずがないのですが)



会話中はこの人は安全なんだろうかと周りにいる乗客の様子もうかがったりしていたので気が抜けませんでした。



この青年の正体は、キリスト教について学ぶ学生(見習い牧師さん)でした。



こういった学生さんは、ドイツの田舎町では珍しいくらい身なりをきちんと整えている場合が多いことがわかりました。


綺麗なスーツにワッペンをつけていたように思います。




身元を名乗ってくれただけで、特に勧誘活動はされませんでしたが、初対面の相手に声をかける練習でもしていたのでしょうか。



そしてバスに乗る前までは英語ではない言語に長い時間意識を集中させていたので、突然流れ出てくる流暢な英語に対して頭の切り替えが大変でした。



一瞬でキレイさっぱり切り替えられる人は本当にすごいと思います。自分の言語力がまだまだと感じた瞬間でもありました。


2018/08/10

ドイツから日本に小包郵送、お得な方法(~4kg)

ドイツから日本に小包を送る際の、ちょっぴりお得な方法についてです。



ドイツに引っ越して間もない頃、ドイツから日本に小包を送るため、まずは黄色いダンボール箱(郵送用)を買いに郵便局へ行きました。



1箱 1.69ユーロ(数年前の当時の値段)だったと思います。



通常の黄色い箱の隣に、星の王子様がプリントされた箱が1箱 1.79ユーロくらいで売られていましたが、今回はノーマルな方を選びました。



郵便局の窓口でお会計の際、どのくらいの重さを送る予定かと聞かれ、考えていると詳細な料金表を渡されました。



更に、2kgまでなら15.90ユーロで送れる旨を教えてくれました。



仮に4kgまでの内容物を送りたい場合、もし中身が分けられるものであれば、1箱5キロまでの料金42.99ユーロで送るより、2箱に分けて送った方が10ユーロ近く安く送れるようです。



2018/08/09

本場のオクトーバーフェスト、混雑を避けて楽しむ方法

ドイツ南部、ミュンヘン中央駅から徒歩でオクトーバーフェスト会場まで行ってきました。



もう数年前の話ですが、駅からオクトーバーフェスト会場までの間は、既にお祭り衣装を着た人々が歩いていて楽しげな雰囲気でした。



男性は赤と白や、青と白のチェック柄のシャツに革のつなぎパンツの衣装で、女性も同じくチェック柄のワンピースが多かったです。



ただ、チェック柄はどうやら本来の伝統的な衣装ではないそうです。


また、衣装の丈もひざ上のものは本来の伝統とは異なるようです。


そして男性の革のつながったズボンは、本物の革でないと後から臭いがきついそうです。


この革の衣装は、祖父から孫へ代々受け継がれていくものと聞きました。



さて、早速会場内へ!



会場は遊園地の周りを各ビール会社のビールハウスが囲っているような状態で、出店もたくさん出ていました。



ビールハウスの中は15時くらいまでは自由に座れても、夕方から夜は予約がないとほぼ座れないそうです。



現地のドイツ人には、スリや酔っ払いに気を付けた方が良いとアドバイスをもらっていましたが、お昼過ぎから夕方までの滞在だったので、酔いつぶれた人はまだあまりおらず、安心して楽しめました。



本場のオクトーバーフェスト初心者としては、いい時間帯だったように思います。



混雑する前の落ち着いた時間帯に、ビールやジュース、おつまみ用のチキンを注文できて本場の雰囲気を楽しむことができました。




ビール、ジュース、チキンを頂いたあとは、移動遊園地の乗り物に乗って高いところからミュンヘンの景色を楽しみました。



乗り物は待ち時間もなく、行ってチケットを購入したらすぐに乗る事ができました。



これは後から聞いた話ですが、オクトーバーフェストが終わると会場には車椅子が何台も置かれたまま残っているそうで、「ビールは歩けない人を歩けるよういしてしまう魔法のような薬でもある」なんて現地で言われているそうです。



忘れ物は車椅子に限らず、洋服やiPhoneも物凄い桁の数が置き忘れられるそうです。



そもそもお祭りの発端は王室が結婚のお祝いで市民にビールを無料で振る舞った事がきっかけらしく、翌年以降、無料でなくても楽しいので続いてきたのが現在に至っているとのことでした。



2018/08/08

ドイツ人が移民に寛大でいられる理由は?

ドイツに住んで数年、移民に関して実際に感じたことを書きます。



あくまでも個人的な肌感覚にすぎませんが、実際にドイツに住んでみると、公共の場でのあからさまな人種差別的行為は非常に少ない印象を持ちます。




全くないわけではありません。住み始めた当初は文化の違いもよくわかっていなかったので残念な思いをしたこともありますが、極々わずかです。



長年住んでいると全然気にならない程度で、気をつけていれば避けられることがほとんどです。




随分前に滞在していたイギリスの田舎町に比べると、格段にドイツの方が移民に対して寛大&治安や町の雰囲気も良いと感じています。




近隣の他国に比べると、ドイツは移民にも寛容で優しい国のように思えますが、少し掘り下げると、ちょっぴり異なる一面も見えてきました。




たとえば「国籍はドイツでも、出身地(出生地)などのルーツ(親)がドイツではなくて生粋のドイツ人であると言えない場合、たとえ出世できたとしても上層部およびトップにはなれない」と言っている人もいます。



中には、「宗教によって就職や出世が優遇される人もいる」と聞きました。



これは歴史的背景によるもので、実際に特定の宗教の人々は優遇される場合があるそうです。



このように多種多様な人種が集まる職場では、色んな思いが渦巻いています。




また、学部や地域にもよると思いますが、身近にいる修士号を取得予定で就活中の移民の学生は、定職を見つける事にとても苦労している様子。




職探しが難しいのは移民に限った話ではありませんが、定職に就く前のインターンシップの受け入れでも、移民とドイツ人の間には目に見えない壁があるようです。




比較的仕事を見つけやすいベルリンなどの都市部では、近年家賃の高騰が進んでいるとも聞きました。



地方に住んでいる場合、都心部になかなか職探しに出られない理由はここにもあるようです。



そして最低賃金も上昇し、それに伴いカフェやレストランのメニュー料金も値上がりました。



それ以前から上昇傾向にはあったそうですが、益々雇用主は人を雇うことに慎重になっている可能性があります。




実際はそうでなくても、「移民=生活保護」という印象を持つ人はまだまだいるようで、移民というフィルターをかけられずに社会で活躍するのは難しいといえます。




ドイツが移民に対して寛容なのはあくまでも表面的な話。




ドイツ人が移民に対して表面的に寛大でいられる背景には、移民は就職や昇進の際に生粋のドイツ人には勝らないという現実が、安心感に繋がり、それが寛容さをもたらしているのかもしれません。




ドイツに永住する移民は、見えないところで拭いきれないしがらみを抱えているように感じられます。



ドイツで子供の初歯科健診!歯磨き、フッ素など(1歳半)

子供が1歳半のとき、ドイツで生まれてから初めてとなる歯科健診を受診しました。



現地の保育幼稚園でも定期的な歯科健診はやってくれるのですが、1年後の2歳半からのスタートとなるため、前もって個人的に大学付属の歯科医院に予約をとりました。



診察室も大人とは異なるため、最初は予約方法がわからず戸惑いましたが、人に聞いてなんとか受診できることになりました。





予約方法


この時に聞いた予約方法は、直接診察室に行き、歯科助手の人を捕まえて(診察の合間など)、希望の日時を伝えてあいているか確認してもらうというやり方でした。



1ヶ月先まで予約がいっぱいだったので、初診の予約は1ヶ月後となりました。





歯科健診当日


1ヶ月待って、ようやく子供の歯科健診スタート!


今度は受付方法がよくわからず、直接診察室にいってしばらく待っていましたが全然名前を呼ばれません。



前の人の治療が終わった段階で歯科助手の人に聞いたら、ひとつ下の階で受付を済ませたらデータが送られてくるので、診察はその後になりますと言われてしまいました。



仕方なく待ちくたびれてぐずる我が子をつれて下の階へ移動し、カルテを渡されてわかるところを記入し、再び診察室のある上の階へ戻りました。



初診ということで説明書類を渡されるも、ドイツ語。。



わからないところはたまたま隣にいた人に聞き、なんとかサインもすべて記入して準備完了。



結局診察の順番は予約していた時間帯の一番最後になってしまいましたが、大きくて広い個室の診察室に入り、歯に問題はないことがわかり、診察台で泣いた子供も帰りには歯ブラシやおもちゃをもらって笑顔に。



歯科医に「歯磨き粉を飲んでしまうことがある」というちょっとした悩みを質問したところ、歯磨き粉は飲んでしまっても大丈夫とのこと。



そして一番気になっていたフッ素塗布については、3歳から可能ということがわかりました。



これ以降は毎回診察後に次の予約(半年後)を入れるようにしたので、予約時につまずくことはなくなり一安心です。



2018/08/07

ドイツの胎児ドック、妊婦の精密エコー検査の詳細

ドイツで妊娠中に受診することが推奨されている、胎児の精密エコー検査"Feindiagnostik"(ファインディアグノスティク)を受けたときの詳細についてです。



この検査自体は、かかりつけの婦人科医によって勧められる場合とそうでない場合があるそうです。



ちなみに"Feindiagnostik"の直訳が胎児ドックで合っているかわかりませんが、ドイツのこの検査はあくまでも超音波検査のみとなります。



エコー検査で、通常の妊婦健診では確認しない胎児の細かい部分の数値を詳しく診ていきます。



私は1人目の妊娠時には何も言われず検査を受けませんでしたが、2人目の時は分娩予定の大学病院の産科で実施される胎児ドック(超音波検査のみ)を受けました。





予約方法


予約受付は電話のみだったため、英語対応可能な受付スタッフ(看護師または助産師)が電話にでてくれることを期待して電話しました。



結果、ドイツ語のみ対応可能と言われてしまい、拙いドイツ語でなんとか予約を確保。



妊娠中期の20週~22週に受ける検査だったのですが、予約はこの約1ヶ月前に済ませました。



比較的すぐに予約が埋まってしまうそうで、もし予約できなかったら遠い他の町の産婦人科まで行かないとならない場合もあるようです。



予約時にドイツ語のみの対応に不安があったため、後日かかりつけの助産師さんに相談して検査当日は英語で対応希望の旨を、この産科ステーションに伝えてもらいました。



このとき、この助産師さんが「医者は英語を話すのでたぶん大丈夫だと思うけど、もしも英語で対応不可と言われたら私が検査に立ち会うから」と言ってくれており、心強かったです。





検査当日


言語のリクエストをしてもらったおかげで、検査当日は受付から検査完了まで終始英語で対応してもらいました。



医者だけでなく、案内役をしてくれる助産師や看護師も英語で対応してくれるなんて事は初めてだったので、とても驚きました。



対応言語のリクエストの重要性を痛感した出来事となりました。




受付カウンターは大学病院内の産科のナースステーションのような大きな場所にありました。



健康保険証とかかりつけの婦人科からもらっていた紹介状を提示し、個人情報を確認後、私や夫の携帯番号を聞かれ、待合室で待つよう案内されました。



約1時間が経ち、ようやく医者に呼ばれて検査室へ。



薄暗い部屋で淡々と検査の概要を説明されました。



いよいよ検査が始まると、医師がエコーのモニター画面を診ながら細かく部位を説明してくれます。



その間にも何度か医師の携帯電話が鳴り、忙しそうでした。



約50分間の超音波検査では、脳、心臓、鼻、口、耳、肺、お腹、手、足、お尻、胎盤、へその緒、心拍などそれぞれ細かくチェックしてもらいました。



その代わり、普段の妊婦健診では行っていた尿検査や体重測定は一切ありませんでした。




待ち時間から診察時間を含めて約2時間かかりましたが、無事に検査終了!





費用


検査料金は公的保険で全てカバーされるそうで、出産費用と同様にこの精密検査も無料でした。


ドイツでスタムティッシュに主婦が参加した話

ドイツに引っ越して間もない頃、地域の大学生が主催する「日本語ドイツ語を学び合う場:スタムティッシュ」に夫婦で参加した際の話です。




引っ越しに伴う手続きがひと段落した頃、ドイツ語と日本語を学びたい大学生が週に1回、町のレストランに集まってワイワイ過ごしているという情報が入ってきました。




ドイツでお馴染みの言語交換の場、スタムティッシュと呼ばれるもので、日本語に限らずこういった集まりはいくつも存在しています。



「ちょっと場違いかな」と思いつつも、全然知り合いもいなかったので、この町や人々への理解を深めようという目的で思い切って夫婦で参加してみました。




夜20時くらいから開始し、全部で20人程集まったと思います。




参加していたドイツ人はほぼ全員地元の大学に通う大学生、またはその大学の卒業生でした。



日本人はほぼ全員この地域の大学に短期留学に来ている学生さんでした。



主婦の参加者は私くらいしかいませんでした。



会場となったレストランで注文するのは飲み物ばかり。



学生の懐事情は日本もドイツも同じようで、参加者のほとんどは既に食事を済ませてきている様子でした。



料理を注文していたのは、何も知らずにノコノコやって来た我々夫婦と、大学を卒業したばかりで近所で働いていると言っていたドイツ人くらいだったように記憶しています。




夫婦での参加は私たちだけでしたし、多少年齢も離れていたのでちょっと浮いていたかもしれません。



ですが有難いことに、快く輪の中に入れてもらえました。




ドイツ語が全くできない私に驚きを隠せない様子の現地ドイツ人大学生でしたが、そこは彼らも大人の対応で乗り切ってくれました。



そうです。

基本的に集まった日本人は日本である程度ドイツ語の基礎を学び終えた留学生なので、皆さんそこそこドイツ語で会話できるのです。



ここが当時の私との決定的な違いでした。




そんな衝撃を受けつつも、ドイツ人からはドイツ語以外に町の情報も教えてもらい、意外にも日本人の学生さんと仲良くなることができました。



年齢の差はありましたが、久しぶりに夫婦以外の会話で日本語を使うことができたので満足でした。



これでスタムティッシュ(Stammtisch)がどんなものなのか一通り把握できたので、その後は夫婦揃ってフェードアウトしましたが、大学生の頃に戻ったような気分に一瞬浸れて楽しかったです。



2018/08/06

トリリンガル育児!言語の発達の記録(2歳児)

引き続きトリリンガル(日英独)環境で育つ子供の乳幼児期の言語の発達の記録です。



今回は2歳児について。




■1歳児の記録はこちら







2歳0ヶ月で言語を使い分け?





英語と現地語によるバイリンガルの保育幼稚園に通う我が子が2歳になったばかりの頃、こんな事がありました。




家族3人でたまたま入ったレストランで食事をしていると、急に子供が現地の言葉(ドイツ語)で「パパ、美味しい?」と聞いてきました。



私は目が点に。



普段の生活の中では、人形にたまにドイツ語で話しかけてたりはしていましたが、(それも簡単な単語、こっち来てとか、大丈夫とか)、食事をしながら親にドイツ語で話しかけるというのは初めての出来事でした。




いつも家で食事をしているときは常に日本語だったので、なんでだろうと思いました。




子供がこのドイツ語を理解していることも私はそれまで知りませんでした。





後から推測するに、レストランには大勢の人がいて、たくさんの園児が集まって食べる園での生活を思い出したのではないだろうかと。




もしかすると幼い我が子は、


家の外(特に大勢の人がいる場)=現地語

家の中(基本的な生活全般)=日本語




のように、対人で言語を区別するのではなく、場所、場面でなんとなく言語を使い分けているのかもしれません。



あくまでもなんとなく、感覚的に。




たまたまこういう事が起こっただけで、勝手に推測しているだけなのでなんの根拠もありませんが、小さな成長が垣間見れるのは嬉しいものです。






2歳後半




2歳も後半に入ると、日本語だけでなく現地のドイツ語まで文章でスラスラ話せるようになりました。




2歳半になったばかりの頃は、現地語の文法はめちゃくちゃでした。




それでも意味は伝わっていましたが、だんだんと文法の間違えは減っていきました。



数もきちんと数えられるようになり、特定のドイツ語の名詞は単数と複数の区別をつけるようになりました。




英語は、日本語や現地語ほどではありませんが、ネイティブの先生の言っていることは理解できる場面が多いようです。



よく使うフレーズで簡単な言い回しは、家でもたまに英語で出てきます。




そして最初は家の外か中かで使い分けていたように感じた3つの言語も、この頃には「対人」、相手によって使う言葉を選んでいるなと思える場面が増えてきました。




そして2歳半頃からメキメキ現地語が上達してきた背景には、現地の保育幼稚園でお友達から受ける影響が強いことが理由のひとつとして考えられます。




それまでは一人で遊ぶことが多かった我が子ですが、3歳が近づいてくると周りのお友達と一緒に行動する機会も増え、自我も発達し、お友達の真似をして自己主張することも増えてきました。




環境が与える影響をひしひしと感じます。



2018/08/05

ドイツの都会と田舎、ドイツ語の必要性を比較

ドイツの都会と田舎では、ドイツ語の必要性が大きく異なるように感じます。



というのも、都会では英語である程度生活が成り立つからです。



ですが田舎町ではそうはいきません。



田舎町でも英語対応可能な人々の割合が、年々増えていることを肌では感じますが、まだまだ都会程ではありません。




ドイツに引っ越す直前に聞いた、「ドイツ語を学ぶなら田舎の方が良い」という言葉を
思い出します。




例えば、レストランやカフェに入った際、ベルリンなどの都会ではお店の人が英語で話しかけてくれる事がありましたが、田舎では英語で話しかけられる事はまずありません。




田舎でも、大学生など比較的若い世代は英語も話しますが、やや年配の職員の方々が集まる郵便局などでは英語が通じない事がほとんどです。




他国においても同様の事が言えるかもしれませんが、ドイツでも、人口が多く都会であればある程度、英語だけで生活できそうです。




都会であればドイツ語の必要性は低く、田舎にいく程ドイツ語の必要性は高くなるように思います。



2018/08/04

ドイツの保育幼稚園(入園決定までの流れ)

ドイツで子供を保育幼稚園(KITA)に入園させるにあたり、実際に入園決定するまでの流れを記録しています。




保育園・幼稚園探し


保育園・幼稚園探しは妊娠中から始める保護者が多いと聞きました。



我が家の場合は入園を焦っていなかったこともあり、モタモタしていたので生まれてから子供を連れて探し始めました。



早速、近所で評判の保育幼稚園に見学に行き、園長先生による園内施設に関する説明はドイツ語のみのため困りましたが、最後に英語でも簡単にフォローしていただきました。



そして多少カルチャーショックを受ける場面はありましたが、他の先生方も含めて、素敵な笑顔での対応と、園全体の明るく楽しい雰囲気がとても気に入ったので、そのKITAに登録だけ済ませました。





入園許可の連絡方法


保育幼稚園の先生から私の携帯へ直接電話が入りました。



「来月から空きがでるけど、どうしますか?」と言うので夫に相談してすぐに入園依頼の電話を折り返しました。



入園対象となる親へのファーストコンタクトは電話のみらしいので、一時帰国などでドイツを離れていなくて良かったです。




入園のお知らせなど、各園によって異なる部分があるかと思いますが、この園の場合は慣らし保育は初登園の午後からスタートし、2日目からは午前中という流れでした。





入園直前


正式に慣らし保育がスタートする前に、一度気軽に園庭で遊ばせるように言われました。



遊ばせる時間は、午後のおやつ後の1時間程。



日にちは入園前の平日であればいつでもいいので、都合のいい当日の朝、園に電話を1本入れてからにしてくださいとのこと。




入園準備


1歳半で入園となる子供の持ち物は、ルームシューズの室内履きのみ。


他に親はネームプレートに貼る写真の用意と、服と靴にはすべて名前を書くようにという説明書をもらいました。



入園書類(Kita-Karte)を役所にもらいにいき、入園決定後の個別説明会の際に契約のサインを済ませてきました。



予防接種のついでに小児科でも書類を記入してもらい、その他には子供の写真撮影の許諾書などにもサインをし、初登園の日に持参して提出となります。




そしていよいよ初登園の日を迎えました。






■関連ブログ



2018/08/03

ドイツで子供と観光!おすすめ博物館&美術館&動物園6選

ドイツで乳幼児の子供連れ家族におすすめの観光スポット、博物館・美術館・動物園について書きたいと思います。



全て実際に小さい子供を連れて訪れた体験をもとに記載します。



もともと日本よりも子供の行動に対して寛大なところがあるせいか、美術館も博物館も乳幼児を連れていきやすいと思います。




中でも一番良かったのは、


1.ドイツ博物館(ミュンヘン)



その理由は、展示物を実際に子供が触ることができるからです。



実際に飛行機の模型を操縦できたり、伝統ある船に触ることができたり、その他のたくさんの機械や地球儀などの展示物に触れるようになっていて、子供の笑顔を見ることができました。




博物館自体、全部見切れないくらいとても広くて歩き回るスペースがたくさんあるので、動きたい子供におすすめできます。




開館直後が一番空いていて、お昼くらいになると混むため、朝からゆっくり歩けるプランが良さそうです。






2.自然史博物館(ベルリン)


ここは大きな恐竜の展示物が有名な博物館です。



動物が普通に展示されているだけでなく、解剖の過程や精肉になる前の様子、ホルマリン漬けの瓶が並ぶ大部屋など、一風変わった展示方法が印象的です。



館内には子供たちがたくさんいて賑やかでした。





3.ベルリン動物園・水族館


ベルリンで動物園といえば、ベルリン動物園。



近くの商業施設(ビキニ)から猿山が見えるようになっていることが話題の人気の動物園です。大人が休むにもいいです。



園内は歩いて見やすくなっており、大きな橋を渡るとまた新たな動物たちに出会えます。




その橋の手前には水族館もあり、雨が降ったら水族館へ行くこともできるので、急な天候の変化にも対応可能なスポットです。





4.ライプツィヒ動物園


このスポットは以前のブログでも触れましたが


子連れドイツ観光するなら!巨大なライプツィヒ動物園



とにかく広いです!


子供たちが思い切り遊べる広場(公園)もあるので、1日中いられます。





5.ペルガモン博物館
(ベルリン・博物館島)



ベルリンのペルガモン博物館は、ベビーカーの優先入場制度があり、待ち時間を短縮できる上、スタッフも子供に優しかったです。




ただ、他の博物館に比べて子供が少ないので、普段よりお行儀良くさせてささっと見て回るのがよさそうです。





6.お城や宮殿内の美術館(ドレスデン)



ドレスデンのツヴィンガー宮殿やお城美術館ではベビーカーをレンタルできるところもあり、子連れに優しかったです。



ドレスデンの駅構内で2日間有効のミュージアムカードを購入したので、数カ所まとめて訪れました。



宮殿内
・アルテマイスター絵画ギャラリー
・数学物理学サロン
・陶磁器コレクション



お城にある「歴史的緑の丸天井」だけは入場制限があり、時間指定も必要だったので、小さな子供連れ向けではないため入りませんでしたが、制限がない入口ではベビーカーがレンタルできて館内も広いため鑑賞しやすかったです。



ドレスデンでは館内は大人向けの内容で子供がぐずってしまったこともありますが、そんな時は無理せず外へでると、すぐに宮殿の美しい庭で走り回ることができるので、子供の楽しそうな姿もたくさん見ることができました。





このようにあちこち巡ってきましたが、小さな子供の場合、記憶にはあまり残らないかもしれませんが、良い刺激にはなったのではないかと思っています。



2018/08/02

トリリンガル育児!言語の発達の記録(1歳児)

トリリンガル(日英独)環境で育つ子供の乳幼児期の言語の発達の記録です。




1歳後半


1歳半くらいから、英語&現地語によるバイリンガルの保育幼稚園(プリスクール)に通い始めた我が子。



1歳後半、初めて現地語(ドイツ語)を話しました。




なんと1歳半を過ぎたある日、お迎えにいったら、ついにドイツ語をしゃべったと先生が教えてくれたのです。



慣らし保育期間を入れて、ちょうど3週間経ったタイミングでした。




周りがどんなに理解できなくても、もともと先生やお友達に簡単な単語を主に日本語で話す子だったのですが、その日はいつものように日本語で単語を言ったあと、きちんとドイツ語で同じ意味の単語を言ったそうです。



親としては嬉しい子供の成長!




帰り際の挨拶も、それまではごにょごにょっとした発音だったのが、相手にも伝わるようにチュース(バイ)と言えるようになりました。



こうして少しずつコミュニケーションを覚えていくのですね。




現地の保育幼稚園で、食べたいおやつが食べられなかったらかわいそうだなと思い、以前から好きな果物の名前は誰にでもわかるようにと、日本語だけでなく英語でも教えていました。




そのため日本語が第一言語であることには変わりませんが、その次に英語とドイツ語の単語がでてくるようになりました。



これら3つの言語は、特に区別せずに口にしていると思うので、これからの成長でどうなるか楽しみでもあります。




日本に本帰国することになれば、日本語以外は忘れてしまいそうですが・・・





1歳後半もおわりに近づき


日本語だと簡単な会話が成り立つようになりました。




保育幼稚園での出来事も、たとえば「友達と遊んだ」とか、「滑り台楽しかった」とか、「今日はぶどうとバナナたくさん食べた」とか、日本語で色々と教えてくれます。




「てにをは」を使おうとする場面も増え、会話らしい会話を楽しめるようになってきました。




日本語だとペラペラとしゃべる我が子ですが、まだまだ英語と現地語は、単語がぽつりぽつりと出てくる程度。




日本語以外で唯一文章として出てくるのは「レッツゴー」くらいです。
(これは普段の園生活の中で自然と先生から教わったもの)



なので先生方には、まだまだ子供の言っていることを理解してもらえません。




お迎えの時に子供が私に対して話しかけている内容を、日本語から英語にして近くにいる先生にたまに理解してもらうことがあります。



子供が何て言っているか理解できると、先生も楽しそうにしてくれます。



この保育幼稚園では、現地語で園児と接する先生が8割、残りの2割の先生は英語で接してくれます。




現地語メインではあるものの、先生のほとんどは英語を理解できるため、この時は親としてどちらかというと現地語よりも英語に力を入れたいと思っていました。




ですがそんな親の気持ちはよそに、現地の言葉をどんどん吸収してく我が子。




次に続きます。


トリリンガル育児!言語の発達の記録(2歳児)



2018/08/01

ドイツで小包が税関に引っかかった結果(2回)

ドイツで日本から送ってもらった小包が税関に引っかかったことが、今までに2回あります。



1回目と2回目で、それぞれ対応が異なったので、ここに記録しておこうと思います。



どちらも日本から国際郵便EMS追跡ありで送ってもらい、それぞれ中くらいの大きさのダンボール1箱の荷物でした。




税関に引っかかったケース1

荷物の中身の価値が3万円を超えており、追跡画面を開くとなぜか既に配達されたような表記になっていました。



実際には配達員は来ていません。



慌ててドイツのDHLにメールで問い合わせてみるも、返事はなかなか来ませんでした。



そして数日後、町内の税関オフィスから手紙が自宅に届きました。



荷物を預かっているから、受け取りにくるようにとのこと。



早速向かうと、窓口で身分証明となる滞在許可証(ビザ)カードを提示するように言われ、さらっとチェックされると、その場ですぐに荷物を受け取ることができました。



この時、料金は一切とられませんでした。



お金もとらないし、小包の中身も確認しないのならば、直接自宅に配達してくれればいいのにと思ったものです。




税関に引っかかったケース2

この時の内容物の価値は1万5千円で、前回の荷物の価値の半額でした。



重さも前回引っかかったときより軽かったように記憶しています。



1回目と同じように追跡画面で配達状況を確認しており、いよいよ配達日というタイミングできちんと配達員がやってきました。



ですが、なんだか普段と様子が違います。



そのまま荷物を受け取って去ろうとすると、「ちょっと待って、税関から約25ユーロ支払うよう通達が届いています」と手紙をその場で見せられました。



ドイツの便利な銀行カード(ECカード)で払おうとすると、カードは使えませんとのこと。



細かい金額まで現金でぴったり必要だと言われました。



一度荷物はそのままにして家に戻り、ありったけの細かい小銭を集めて金額がぴったりになるように料金を準備し、再び配達員の元へ。



無事に精算が済んでようやく荷物を受け取ることができました。




このように、我が家は税関で日本からの荷物が引っかかると、荷物の受け取り方&料金の発生は2回とも異なる結果となりました。




この他にも何度かEMSで荷物を送ってもらっていますが、内容物が1万円以下と記載されている場合は、これまで一度も税関に引っかからずに届いています。


2018/07/31

旧東ドイツと旧西ドイツ、現代に残る違い

旧東ドイツの地域と、旧西ドイツの地域の両方に、実際に住んでみて感じたことと、旅行で各都市を訪れたときに受けた印象について書いていきます。




まず最初に言えることは、旧東ドイツ(DDR)は、旧西ドイツよりも物価が安く、温和な人々が多い印象ということです。




そのため、外国人は住みやすいと思います。




ざっくり都市の名前を挙げると、ベルリンはミュンヘンより外国人が住みやすいと思います。




物価に関していえば、旧西ドイツにあたる南のミュンヘンが最も高いのではないでしょうか。



旧東ドイツの地域からミュンヘンに行ったとき、公共の乗り物の乗車運賃に驚きました。




単純に慣れないだけだとは思いますが、町全体がどこかよそ者を受け入れないような印象を受けました。




物価が高いので住みにくそうではありますが、その分治安が安定しているため観光するにはとても良さそうです。




実際にミュンヘンに住んでいたドイツ人も、物価が高く裕福な人が多いのであちこち歩き回りやすいと言っており、観光地としておすすめしてくれました。





そしてフランクフルトに近い西側の町に滞在していたときは、買い物や外食の際に、東側にいた頃より居心地のわるさを感じました。




特にフランクフルトには国際空港もあるためか、中央駅を降りると移民系の人々がドイツ人よりも目立っていてとても賑やかです。





このような人々の気質や物価の違いは、旧東側は比較的貧しく、旧西側は栄えていた歴史的背景があるようです。



2018/07/30

ドイツで妊娠、出産、産後、1日当たりの入院費用

ドイツでの妊娠、出産、産後の入院費用についてです。



実際に私が「妊娠中」および「出産~産後」に大学病院の産科に入院した際にかかった費用を記録します。



公的保険に加入しているため、この保険が適用となるケースの費用です。



まず、出産が目的ではなく管理入院などで妊娠中に入院した場合、1日当たり10ユーロの支払い依頼が、退院してから数日後に自宅に届きました。



この金額が入院費用なのか、提供された食事の費用なのかは定かではありません。。






次に、出産で入院した場合(産後にかけて)の費用についてです。



こちらは以前のブログでも少し触れましたが、完全無料でした。



出産した当日を含めて3泊入院しましたが、



これといった手続きは一切なく、産科で健康保険証を見せるだけで、後日請求されるものもありませんでした。




出産費用も一切とられませんでした。





■関連ブログ


ドイツで産後3日は入院した方がいい理由
https://nhhnlife.blogspot.com/2018/07/postnatal.html



ドイツで出産後、3日間の入院中に必須だったことは?
https://nhhnlife.blogspot.com/2018/07/postnatal3d.html



2018/07/29

イタリア好きだけど信用しないドイツ人たち

ドイツ人はわりとイタリア好きです。



お堅い国民性だからか、陽気なイタリア気質に憧れがあるのかもしれません。



料理はもちろんドイツ料理も賑わっていますが、日本やアメリカと同じようにイタリア料理も人気です。



国の立地も関係しており、ドイツからイタリアへ簡単に行けるせいか、長期休暇の旅行先としてイタリアを選ぶドイツ人も多くいます。




そんなイタリア好きのドイツ人ですが、イタリア製のものにだけは信用が薄いようです。




何かほしいモノがあるとき、イタリアのものは避けるそうです。




理由は、品質が疑われ壊れやすいから。




おしゃれよりも機能を重視する、なんともドイツ人らしい考えです。




■関連ブログ

なぜドイツ人はおしゃれより機能性を選ぶのか?5つの理由




たしかに周りのドイツ人をみると、持ち物や家に置くモノはドイツ製かスイス製が多いです。




自国やスイスの品質は信じているようです。





といったかたちで、実際に出会ったドイツ人は、


「イタリアの食・文化・気質は好きだけれど、製品の品質は信用しないドイツ人」


でした!



2018/07/28

研究者ポスドク夫の労働時間&待遇の違い(日本と海外)

研究者(ポスドク)の夫の労働時間と待遇について、日本と海外(滞在国:ドイツ)を、あくまでも妻の目線で比較してみることにしました。




まずは海外ドイツの現状から。




海外の中でもおそらくドイツは研究者にとって優しい国上位にランクインすると思われます。



というのも、国や地域全体に学位への敬意が見受けられるからです。




博士号保持者の中には、家の表札でわかるようにしている人がいるくらいです。



実際に見かけたのは、表札の名字の前に敬称がついており、「ここは○○博士のお宅」なんだなということが一目でわかるようになっていました。




ドイツでの研究者の待遇はとても良いです。




お給料は職種や就業年数できちんと定められており、一定の期間が過ぎると増えていきます。




にも関わらず労働時間は短く、国が取得する休暇日数を保証しており、研究者がきちんと休んでいない場合はボスが罰せられるような法律まであります。




そのせいか、金曜はお昼を過ぎると人が減り、夕方にはBBQを楽しむのが当たり前のようになっている研究チームもありました。




年に数回開催されるパーティー(クリスマスなど)は家族もゲストとして集まり、子供を預けるスペースや遊び場まで用意されます。





研究者の職種も豊富です。




仕事が細分化されているためか、日本にはないポジションもいくつかあり、研究者が職に就きやすいと聞きました。





これらを日本にいた頃と比べると、、、




日本にいた頃は夫の帰りはたいてい遅く、労働時間は長かったです。




一般的なポスドクのお給料も、そんなに高くないと聞きます。




もちろん、研究者が選べる職種は海外に比べると限られているようでした。




ですがまとまった長期休暇(1ヶ月とか)を取得する文化がないため、チームで協力して研究を進めていくような場合はやりやすいようです。






妻としては、日本でも海外でも夫が元気に過ごしてくれるのが一番ですが、研究者の待遇において、日本と海外の経済の差を垣間見たかたちとなりました。



2018/07/27

ドイツも連日30度越え!エアコンなしの暑さ対策はコレ

ドイツも連日30度を越える暑さが続いています。



日本の豪雨や災害レベルの猛暑のニュースに驚くとともに心を痛め、ひとりでも多くの方が普段の生活に戻れることを願うばかりです。




ここドイツではエアコンのない家庭がほとんどですが、一体この暑い中どのように過ごしているのでしょうか?




実際に私が自宅で行っている暑さ対策について触れていきます。




ちょっとその前に、連日の真夏日の中、人々の様子についても記載しようと思います。




ドイツの小さな町で毎年のように公共事業として道路工事、整備が行われているのですが、ここ最近の暑さのせいか、現場で働く人の姿が消え、工事は一向に進んでいません。




湿気が少ないこともあり、日陰(特に地面が土の木陰)ではまだ涼しく過ごせるのですが、ドイツの夏は22時近くまで明るいことがあり、暑さのピークはちょうど夕方あたり。




子供を迎えに行くこの時間帯はとても暑いです。





さて、本題に戻って自宅での暑さ対策についてです。





1、窓のシャッターを閉める


シャッターまたは遮光カーテンを閉めて暑さを凌ぐのは、エアコンのないドイツの建物では常識のようです。



真夏日には、普段は滅多に見る事のない保育園・幼稚園といった施設のシャッターもおりるくらいです。






2、室内に洗濯物を干す


洗濯物の水分が蒸発して空気中に流れ、乾くまでの間、少し冷たい空気を作り出すことができます。






3、朝晩に窓を開けて換気


朝と夜での気温差が激しいドイツ。



朝晩のうちに窓を開け、涼しい空気を部屋に取り込んでおくことも一般的です。



日本の家屋よりも気密性が高い部屋の作りになっているため、これだけでも涼しい空気をある程度維持することができます。






4、ソーセージで塩分補給


なんとなくドイツっぽいことを書いてみました。



多少塩分も摂取してほしいのに子供の食事がどうしても進まないとき、お気に入りの動物がデザインされたソーセージを食べさせたことがあります。






5、水分を補給する


これは全国共通ですね。水だけでなくアイスもよく食べます。




ドイツ人はたとえ冬の寒い日でも外でアイスを食べるくらい、アイス好きな人が多いです。






海外帯同中、帰りたい!と思った時の対処法

夫の仕事の都合で海外に帯同している妻の場合、何かと悶々とすることがあると思います。


今でこそ落ち着いてしまったものの、私の引っ越し当初は散々な状況でした。



そこで、今回は日本に帰りたくなったときにどうしたか、実際に私がとった行動について書いてみることにしました。




なんの縁もゆかりもない海外の土地へ引っ越したばかりの数年前、よく日本に帰りたいと思っていた私。



日本にいる家族や友人とのスカイプなどによるビデオ通話だけでは物足りなくなっていた私。




実際に日本に帰りました!




もちろん期間はきちんと決めて、往復のフライトチケットで。




これだと戻ってこないわけにはいきませんし、夫もスケジュールを聞いて安心しているようでした。



あとはできるだけ日本での楽しい予定を詰め込んで、限られた貴重な滞在時間をなるべく無駄にすることなく過ごすのみです。



慣れ親しんだ土地へ戻り、言葉や文化の壁も感じることなく、家族、友人、知人たちと久しぶりに思いっきり会話を楽しみ、心の底から笑い、解放された気分に浸りました。




お気に入りのスポットへも足を運び、心身共にリフレッシュ!




リフレッシュした後は海外へ戻ってからの生活のことも少しずつ考え始め、日本食を買い漁ったり、夫の好物を持って行けるよう準備したり、日本での思い出作りに励んでいました。



たまに現地の言葉を勉強したり、本を探したりしているうちに、あっという間に滞在期間は過ぎていきました。



そして日本で満タンに充電された私は、家族や友人に背中をおされ、後ろ髪を引かれながらもまた海外へと飛び立ち、今に至ります。



2018/07/26

海外出産で親に手伝いに来てもらう!理想のタイミング

海外出産の場合、日本に住んでいる親にいつ手伝いにきてもらうか、そのタイミングを迷うことがあると思います。


私もどのタイミングで来てもらうのが良いのだろうかと、あれこれ考えていた時期があります。


結論、初産と2人目以降の場合で違ってきました。




1人目(初産)のとき


親の滞在期間にもよりますが、我が家の場合は短期間の滞在予定だったため、できるだけ生まれたばかりの孫と一緒に過ごしてほしいと思い、なるべく出産直後を狙って産後の滞在にしてもらいました。


初産は出産が遅れることがあると聞き、実際に私の母も私を予定日過ぎてから出産していることもあり、出産予定日から1週間くらい後に入国してもらう便で来てもらいました。


空港までは夫がひとりで迎えに行き、私はちょうど退院直後のタイミングだったので皆で家で過ごせて良かったです。


産後のボロボロの身体で新生児のお世話に加えて家事に挑戦はするものの、身体が言う事を聞かず、代わりにやってもらえたのはとても助かりました。


何より、孫と初対面&一緒に過ごせて、親の嬉しそうな顔を見られてホッとしました。


親が長期滞在できる場合はいいのですが、このような短期間の滞在の場合は産後を狙うのもいいのかもしれません。





2人目(以降)のとき


初産のときとは異なり、既に小さい子供が1人いるため、この上の子のお世話を頼めるような助っ人が必要になってきます。


そのため、できるだけ産前(出産直前)から親に滞在してもらうのがよさそうです。


1人目の孫との時間もとれて、2人目が生まれたら抱っこをしてもらえる、そんな環境が理想です。



2018/07/25

研究者の妻が夫に対して気をつけている5つのコト

研究者の夫と親しくなって10年以上が経ち、日々の生活でなんとなく自然と気をつけるようになったことを振り返ってみたいと思います。



その1:他の研究者と比較しない


夫の周りには優秀な研究者がたくさんいます。


たまに周りの凄い話も入ってきます。


それでも気にしたり、羨んだりしていては時間がもったいないので、そんな話はすぐに忘れるようにしています。


もともと私は畑違いの人間のため、研究内容に詳しくはないのですが、それでも論文の数や評価といった数値で現れるものに関しては他の研究者と比較しやすくなるため、そういった数にも惑わされないようにしています。


といっても、そんな数を詳しく見る機会なんて滅多にありませんが。。





その2:発表前は夫をひとりにさせる


学会や研究室で発表することが決まっている場合、普段は温厚な人もその準備期間だけはピリピリすることがあります。


そのため、準備に集中できる環境作りとして、普段よりちょっと多く、なるべく夫がひとりで過ごせる時間を設けてあげるといいことを知りました。


そんなことを知らない当初は、不機嫌な夫をさらに不機嫌にさせてしまったこともあるのですが、最近はお互い対処法(ちょっとした気遣いなど)を学んだようで、発表前でも比較的いつもと変わらず過ごせるようになりました。





その3:社会人マナーを伝える


一般的な社会人としての常識やマナーを知らないことがあるので、それらが必要な場面で質問されたら、わかる範囲ですぐに答えるようにしています。

(聞かれるケースは急ぎの場合がほとんどです)


いわゆるアカデミックの世界のやりとりに、どこまで踏み込んでいいのかわかりませんが、その辺は夫の判断に任せています。





その4:論文をせかさない


「今書いている論文がもうすぐ出るんだ」なんて言われると、いつだろうと期待してつい口を挟んでいた時期もあるのですが、そんな会話は無駄だということを数年前に学びました。


分野にも寄りますが、論文なんて、いつ出るか簡単にはわかりません。

出るという言葉の定義も問題になりますが、ただ出しただけでは雑誌に載らないのです。

修正が必要になれば再度実験などに時間を費やすこともあるでしょうし、最終審査がいつ通るかなんて夫にはわかりません。


そのため、論文がもうすぐ世に出ると聞いても、気長に構えるようになりました。





その5:将来を悲観しすぎない


研究者は基本的に契約任期付きの仕事である場合がほとんどです。


そのため、将来が安定しないと悲観する人も多いと思います。


現実的に未来を考えるのは良いことですが、今を受け入れて毎日を大切に積み重ねる生活が私たち夫婦にはあっていることがわかったので、将来を悲観しすぎることはきっぱりやめました。





■関連ブログ


ポスドク海外研究者の妻の話(出会い~結婚)
https://nhhnlife.blogspot.com/2018/07/marriage.html



ポスドク研究者の妻が結婚して良かった理由8つ
https://nhhnlife.blogspot.com/2018/07/wedding.html



このブログについて
https://nhhnlife.blogspot.com/2018/07/myblog.html


ドイツの産科病棟で妊婦さんが飲み放題、食べ放題のモノ

妊娠中に、ドイツにある大学病院の産科ステーションに入院した際の話です。


妊婦で数泊したのですが、入院部屋を出てすぐの廊下に常に用意されていた飲み物、食べ物がマタニティライフの参考になるかもしれないので記録します。



まずは飲み物から。



入院している人はみんな妊婦さんということで、食べ物よりも多くの種類から選べました。



飲み放題のドリンク


コーヒー
紅茶
フルーツティー
ミントティー
カモミールティー
牛乳
ココア



もう数種類のハーブティーが置かれていたと思うのですが、ちょっと忘れてしまいました。


カモミールだけ何故覚えていたかというと、産後の入院中に好んでよく飲んでいたことがあるためです。


カモミールには落ち着かせる良い効果もありますが、子宮収縮にも繋がる可能性があるため妊婦さんは注意した方がいいとどこかで目にしたのですが、そんなことはお構いなしに用意されていました。


ですが、やはり妊婦さんには人気がないようで、減りが一番遅かったです。これは産後向けなのかもしれません。


カモミールも含め、ハーブティーが何種類が置かれているところが、なんだかドイツっぽいなと感じました。



そして水は廊下にウォーターサーバーが置かれており、近くに用意されているペットボトルに自由に入れて部屋へ持ち込めました。




次に、食べ物(軽食)についてです。





食べ放題の軽食

コーンフレーク(シリアル)


はい、1種類だけでした。


飲み物に比べると少ないですが、これとは別に食事は3食きちんと運ばれてくるので仕方ないです。


売店がなかったので、何も置かれていないよりはましと思って過ごしていました。



ちなみに「ご自由にお取りください」の食べ放題ではなく、普段の入院中の3食の食事内容は「The ドイツ」でした。



朝は、パンにハムにチーズ!


昼は、メイン料理にじゃがいもや野菜!


夜は、パンにサラダなど冷たいモノ!




毎朝、翌日3食分のメニューの希望を聞きにまわってくれる係の人がいますが、選択肢は少ないです。


多少パンの種類や数を選べたり、ジャムやバターを選べたり、メインを肉や魚から選べたりしました。


デザートの果物はどこかから収穫してきたばかりのような、皮ごとまるっとトレーに乗っていることが多かったです。


ナイフで剥くのか?そのままかじりつくのか?といった状態でした。


たまに付いてくるスープは美味しかったです。


2018/07/24

妊婦の歯科検診&虫歯治療inドイツ

妊娠中、お買い物のついでに歯医者に行ってきたときの話です。


その日は朝から出かけており、お目当ての欲しいモノが2つもあったのに、両方ともこの小さな田舎町では手に入りませんでした。。


なんだかこのまま帰宅するのも悲しいなと思い、ふと目についた大学付属の歯医者に入ることに!


予約なんてしていないので、この日は受付で予約だけと思ったのです。


建物に入ってもなかなか受付を見つけられず、「まさかここではないよね?」と思ってダメもとで英語で聞いてみたらそこが歯医者の受付でした。


んー、とってもわかりづらい!


日本の歯医者の受付を想像してましたが、実際はしっかりした病棟のナースステーションのようでかなり違った佇まいでした。


「妊婦なので歯をチェックしてもらいたい」と申し出ると、健康保険を確認したあと問診表(英語版)を渡され記入しました。


すると診察は今からでもできると言われ、流れにのってみることに。


診察室の前の廊下に並んでいる椅子まで案内され、数分待ったところ、担当医に呼ばれて診察室に入りました。



妊婦健診もそうですが、いまだに診察が始まる度に医師と握手して気の利いた会話をするという習慣になれません。。。



診察室は個室。


椅子に座るとおばあちゃんのような歯科助手の方が黄色い大きなサングラスをかけてくれました。


が、私の鼻が低すぎてストーンっと落ちてしまい、そのおばあちゃんをびっくりさせてしまいました。


笑顔で「あら、小さいのね」なんて言ってまたかけてくれますが、寝ないと下に落ちてしまうのは変わらず。



なんだか恥ずかしい私。



今まで歯医者でサングラスをかけてもらったことがないので、眼鏡なしでも大丈夫なんじゃないかと思いながらおとなしくしていました。



ピンク色の液体でうがいをした後、歯科検診スタート。



検査はほんの数分でおわり、1か所だけ軽い虫歯があるということですぐに治療してもらいました。


詰め物は銀だと保険適用だけど、セラミックだと少し料金が発生するとのこと。


妊婦だと銀はオススメできないという事で、ひとまず仮の詰めものを入れて、出産後にまた話し合って決めましょうという流れになりました。


なのでこの日の診察は保険適用で完全無料。


いらないかなと思いつつも、念のため母子手帳に担当医のスタンプだけもらいました。



ちなみに他の受診者をみていると、診察室の出入りの際、医者との世間話が結構盛り上がっていました。


私の場合は治療中に「どこ出身なの?」とか聞かれて「え、このタイミングで世間話?」と思ったものです。


帰るときには「元気な赤ちゃん産んでね」とか、「産まれたら赤ちゃんと一緒にまたおいで」なんて言われ、母親世代のこの歯科医さんのおかげでちょっと元気になりました。




そして・・・


もう出産前に歯医者に行くことはないだろうと思っていたら、その2週間後くらいに別の歯の詰め物が取れてしまったので、もう一度歯医者を訪ねることに。


まだ電話予約に抵抗があるので今回も受付まで行って、もし当日診察がダメだったら予約だけしようと考えていましたが、この日も受付後に診てもらえました。


前回の女性医師とは別の男性医師が担当になり、ちょっと不安だったものの、またまた握手でしっかり挨拶をして診察スタート。


今度はサングラスはかけられませんでした。


担当するスタッフによって対応が異なるというのは、よくあることです。



虫歯の影響で詰め物のサイズがもう合わなくなっているという事で、仮のものを入れるかセラミックにするか話し合うことに。


おすすめはどっちか聞いたら、セラミックという回答だったので、45ユーロくらいすると説明を受けたのちにセラミックを入れてもらいました。


日本でもセラミックを入れてもらった経験があるのですが、その時の方法と全然違って小さな機械を直接歯に当てて埋めていくやり方ですぐに済みました。


このとき、歯の治療は日本より進んでいる印象を受けました。


ちなみに治療費は40ユーロもしてませんでした。最大45ユーロ自己負担ということだったようです。


その場で料金の記載された説明書にサインをして後日郵送されてくる振込み先に支払うことに。

(後日送られてきた請求書をみると、これは保険適用で安くなっての金額だったようで、保険が適用されなければ70ユーロ近かったようです)


全体的に前回の女性医師よりも、今回の男性医師の方が治療が丁寧な印象。説明も丁寧でした。


若干診察による差は感じつつも、やはり世間話は必須なようで、今回も帰り際に出身地などの話になりました。前回同様、帰りもしっかり握手で挨拶をするのですが、、、「ああ、そうだった」なんて思って慌てて手を出す感じで慣れません。



ひとまず、このときは出産前の歯のトラブルがすぐに解消できて良かったです。


Bloggerブログ初心者が簡単カスタマイズした内容

Bloggerブログ初心者の私が、このBloggerブログを実際にカスタマイズした内容についてです。


Googleが提供するBloggerブログは、日本のブログサービス(アメブロやはてな等)とは異なり、国内で使っている人が少ないようで情報があまりありません。


少し調べると、他のブログサービスへ移行している方ばかりでした。


なので備忘録を兼ねて、自分でもちょっぴり書いてみます。



カスタマイズした内容6つ


  1. シェアボタンを設置
  2. バナーを設置
  3. 文字や幅の大きさ変更
  4. Googleアナリティクスとアドセンスを導入
  5. 検索エンジン向け対策(1)インデックス登録申請
  6. 検索エンジン向け対策(2)サイトマップ送信



以下、各詳細です。




カスタマイズ1:シェアボタンを設置

このブログは以下のプラグインを使って、右上の方にシェアボタンを設置しています。

■設置方法
各リンク先に飛んで、好みのボタンを選び、Blogger管理画面のレイアウトページから「HTML/JavaScript追加」を選択し、各ボタンの記述ソースコードを貼り付けています。


ちなみにFacebookは他のボタンと多少異なり、1つの貼り付けだけではボタンが設置できなかったので今回はつけていません。そんなレベルの初心者です。



■Twitter Publish
https://publish.twitter.com/?buttonType=TweetButton&lang=ja&widget=Button

■LINE Social Plugins
https://social-plugins.line.me/ja/how_to_install#lineitbutton

■はてなブックマークボタンの作成・設置について - はてなブックマーク
http://b.hatena.ne.jp/guide/bbutton

■いいね!ボタン - ソーシャルプラグイン
https://developers.facebook.com/docs/plugins/like-button?locale=ja_JP


(リンク先は2018年現在のものです)



色んなソーシャルボタンをまとめて設置ボタンを作れるツールもあるようですが、初心者の私にはまだちょっと早いかなと思っています。





カスタマイズ2:バナーを設置


シェアボタンと同じ方法でバナーの設置もできます。


つけたいバナーの記述をレイアウト画面からHTML/JavaScriptの追加先へ貼り付けるだけです。


このブログはこの方法で参加しているブログランキングのバナー画像を設置しています。


Bloggerブログはユーザー同士の横の繋がりがないため、ブログランキングからのアクセスは貴重です。





カスタマイズ3:文字や幅の大きさ変更

デザインテンプレートそのままの文字の大きさだと読みづらかったので、Blogger管理画面のテーマページから「カスタマイズ」ボタンを押し、「上級者向け」の項目から文字の大きさを16ptに変更してみました。


同じく、「カスタマイズ」画面から「幅を調整」の項目へ行くと、簡単にブログの幅を調整することができます。


その他のデザインも簡単なものであればここで変更することができますが、このブログではひとまず文字の大きさと幅だけ調節しています。






カスタマイズ4:Googleアナリティクスとアドセンスを導入

このブログはGoogleアナリティクスとアドセンスを導入しています。


詳しい方法は私が書くよりGoogleの公式サイトの方がわかりやすいと思うので、リンクをのせます。


■Blogger でアナリティクスを使用する
https://support.google.com/blogger/answer/7039627?hl=ja

■ブログに広告を表示する
https://support.google.com/blogger/answer/1269077?hl=ja



Blogger自体がGoogleのサービスの一部となっているため、設定はどちらも比較的簡単にできました。






カスタマイズ5:検索エンジン向け対策(1)

これはブログの見え方には関係のないことですが、検索エンジンにブログの存在をアピールしてできるだけ多くの人にアクセスしてもらうには大切な設定です。


GoogleのSearch Console画面に行き、「Fetch as Google」を選択し、そこからパスの入力箇所へブログの各ページのURL(途中から)を入力。


「取得してレンダリング」ボタンを押し、インデックス登録を申請します。


これにより、Googleのロボットがブログを見に来てくれて、検索結果画面に反映されやすくなります。


この操作は自分でしなくてもそのうちロボットが勝手にやってくれるので、気が向いた時にやるようにしていますが、このブログはこれをして初めてYahooの検索からアクセスがあったので、まずはやってみる価値はありそうです。






カスタマイズ6:検索エンジン向け対策(2)

最初にSearch Console画面からサイトマップを送信しました。

空欄に「sitemap.xml」と入力するだけで送信完了です。わりと忘れがちなので記録しておきます。





現状は書くことが楽しくて使っているので、これ以上のカスタマイズは望みませんが、今後もしまたやってみたいなと思える簡単なカスタマイズがでてきたら、このページも更新しようと思います。



ポスドク研究者の妻が結婚して良かった理由10個/2022年追記

海外で研究者(ポスドク)として働く夫と結婚して良かった点を、あくまでも妻の視点から書いてみたいと思います。


ポスドク研究者との先の見えない結婚に不安を持つ方もいると思うので、良い面について触れていきます。


(更新記録) 2018年7月公開、2020年1月追記、2022年8月追記


1、家庭の用事を優先できる


子供の送り迎えや日々のちょっとした手続きなど、勤務時間がフレキシブルな仕事のため、わりと頼みやすくよく引き受けてくれます。


妊婦健診といった妻の用事にも、仕事の待ち時間などでタイミングがあえば来てくれます。もしくは仕事を調整して付き合ってくれます。



2、家族で過ごす時間が多い


滞在国や住む地域が家族優先の文化を持つ場合、仕事帰りの飲み会はほぼなく、夕食は家族みんなでテーブルを囲みます。


そして休日は家族の時間となります。家族みんなで友人家族と一緒に過ごすこともあります。


バカンスで1ヶ月以上休む人もいるくらいなので、休暇は取得しやすいです。


夫の上司や同僚もたいてい家族想いである場合がほとんどで、急な家庭の都合で休むことになっても皆とても理解があり寛大です。


3、家事・育児に協力的


夫の性格にもよりますが、家事や育児に協力的な場合が多いのではないでしょうか。


我が家の場合、産後の大変な時期は特に夫のサポートが有り難かったです。家事を一通りやってくれるだけでなく、子供のお世話にも協力的です。


妊娠中であまり動けない時期には、上の子と二人で買い物にもよく行ってくれました。



4、研究者の待遇が良い


研究者に優しい国に住んでいると、待遇が日本と全然違うことがあります。


たとえば、勤務時間は短いのに、お給料は右肩上がり(もちろん契約満了日までの話ですが)で増えていきます。


国や地域によりますが、健康保険も帯同家族全員しっかり加入でき、出産費用や子供の予防接種、歯医者なども含めて医療費はほぼ無料ということも。今住んでいる土地では、通院時に病院でお金を支払うことはありません。


5、比較的治安の良い土地に住める


海外であれ国内であれ、住む場所はだいたい大学や研究施設を中心に決めていくので、比較的落ち着いた治安の良いところに住めることが多いのではないでしょうか。


小さな子供を育てるにはとても良い環境といえます。


6、引っ越し前後のワクワク感を味わえる


契約任期つきの仕事のため、どうしても引っ越しが多くなりますが、私の場合、良くも悪くも引っ越し前後はワクワクします。


引っ越しに伴う苦労はさておき、「この機会に断捨離できる!」だったり、次の土地について調べてあれこれ妄想を膨らませるのは楽しいです。


7、妻は自分の時間をたっぷり持てる


夫が研究に没頭している間は妻の自由時間となります。


滞在国や住んでいる地域が子育てしやすい環境の場合、幼い子供がいても預け先が見つけやすく、自分の時間を持つことができます。



8、自然とシンプルライフになる


国内から海外まで何回も引っ越ししていると、「モノを持たない生活」に行き着きます。


わが家では日本から海外に引っ越してくる際、旅行用スーツケースと普段のバッグで荷造りを完了させたため、一気にモノがなくなりました。


日用品や必要最低限の家具家電は、現地調達&現地で譲るなどすれば問題ありません。モノへの執着心が自然となくなりました。



9、研究が長いほど夢みていられる時間も長くなる


長い時間のかかる研究(実験)の場合、所属先が変わっても研究の一部を連携する共同研究として継続することができるようです。

実を結ぶ日が来るまで、妻も夢をみていられます。
(2020年に追記)


10、ポスドクから大学教員(研究員)への成長を間近で見られることがある


ポスドク後の進路は、企業へ就職するか大学の研究室で研究を続けるか、大きく2つのパターンがあります。

どちらの道も研究者本人の価値観やライフスタイルに沿って選択されたのだと思うと、尊く感じられるものです。

かなり茨の道ではありましたが、海外ポスドクから任期付大学研究員へと人が成長する瞬間に立ち会えたのは、我が子の成長を見るようでもありました。
(2022年に追記)



以上、10個挙げてみました。

ポスドクや研究者との結婚を迷っている方、研究者として不安を抱えている方、お気軽にメッセージくださいませ。



研妻会からお知らせ


夫婦関係をAIがサポートしてくれる大人カップル向けアプリが登場しました!
Ringi(リンギ)アプリで夫婦関係をアップグレードしてみませんか?>>



2018/07/23

[ドイツ語]文法用語を3言語で学ぶ!日独英まとめ(時制と品詞)

まだドイツ語コースに通っていた引っ越して間もない頃、授業で出てくる文法用語を日本語、ドイツ語、英語で一覧にしていたので、そのノートを公開します。



(補足)

文法用語は教わったまま基本的にドイツ語または英語ですが、日本語は私なりのざっくりとした解釈を含んで記載しています。




以下【個人的なドイツ語学習ノート】です。


時制 Tempus / tense



1. Präsens / present tense
基本的には現在に用いる(未来や過去も表すことがある)
z.B. Ich verstehe


2. Perfekt / perfect tense
会話でよく使われる現在完了
z.B. Ich habe verstanden


3. Imperfekt / imperfect tense
ライティングでよく用いられる過去
z.B. Ich verstand


4. Plusquamperfekt / pluperfect
ライティングでよく用いられる過去完了(Pre-Past, I had had)
z.B. Ich hatte verstanden


5. Futur 1 (erste) / future tense
未来
z.B. Ich werde schwimmen


6. Futur 2 (zweite) / future perfect tense
未来完了
z.B. Ich werde geschwommen sein





品詞 Wortarten / part of speech


1. Verb / verb
動詞
ざっくりと最初の文字が小文字だったら動詞、大文字だったら名詞という判断ができます


2. Nomen / noun
名詞
大文字で書き始めます
名詞が3つくらい繋がって1つの単語になると長すぎてよくわからなくなります


3. Adjektiv / adjective
形容詞
後に続く名詞や冠詞によって語尾が変化するのが悩みどころです


4. Artikel / article
der, die, das, einなどの冠詞
文型などによってこれらも良く変化します


5. Pronomen / pronoun
ich, alles, diesなどの代名詞
これらの変化にも注意が必要です


6. Adverb / adverb
副詞
語尾は-lichが多いです
形容詞としても使える単語とそうでない単語があります
gernなども


7. Präposition / preposition
in, aufなどの前置詞


8. Partikel / particle
ja, nurなど


9. Konjunktion / conjunction
und, weilなどの接続詞
このドイツ語の文法名の発音がいかにもドイツ語っぽい「コンユンクツィオ~ン」
(授業で良く耳にします)


10. Interjektion / interjection
感嘆詞
私のお気に入りは「ゴトゴトゴト」「オイヨイヨイ」です


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