今回は2回目のドイツ国内の引っ越しについて書きたいと思います。
▼1回目の引っ越しについてはこちら
ドイツ国内をお引越し(1回目)
最初の引っ越しは「家具付き物件」から「家具付き物件」への引っ越しでしたが、
2回目は初めての「家具なし物件」への引っ越しとなりました。
しかも小さい子どもを連れての引っ越しはこれが初めてでした。
1回目もそれなりに大変でしたが、2回目も想像以上に大変でした。
というのも、住んでいた建物の老朽化が原因で不動産都合の引っ越しとなったため、全てが慌ただしく進んでいったのです。
この場合、自分たちの都合による引っ越しではないため、引っ越し先はもちろん不動産屋が探してくれて、敷金や礼金もなく、引っ越し業者や粗大ごみ収集業者への依頼や費用は不動産屋がもつかたちになりました。
そして部屋探しが難航するエリアのため、家具付きの物件なんてそう簡単にはあいていません。
という流れで他に選択肢がなく、家具なしの新物件へ引っ越すことになったのです。
本来であれば元々住んでいた老朽化の進んだボロボロの部屋で本帰国まで過ごし、帰国の際に一気にゴミ(粗大ごみ含む)を処分して壁紙も塗って退去する予定でしたが、家具なし物件へ移ることにより、後々部屋を引き継ぐことも考慮して新たに家具家電を買い揃える必要がでてきました。
こんなことなら最初から家電を揃えておいてもよかったなと思いつつ、業者に頼れる状況というのは助かりましたが、
海外生活も子育ても、
なかなか予定通りにはいかないものです。
そして一連の流れに伴う難しい手続きや、やりとりに於いて、言葉の壁もあるため周りの方々にだいぶ助けていただきました。夫婦ふたりだけの力ではとても乗り越えられませんでした。
協力者がいてくれたことが不幸中の幸いでした。本当に感謝しています。
★事前準備
引っ越し当日に備え、事前にホームセンターで引っ越し用の大きな段ボールを購入。
業者に頼んでも、ドイツでは段ボールはもらえないことを初めて知りました。
新しく購入する家電(洗濯機や食洗器など)や窓の大きさ(カーテンレールもないため)も寸法を測っておく必要がありました。
不動産屋での入居手続き(給料明細やIDを提示して契約書にサインするなど)が完了すると、いよいよ引っ越し準備も大詰めです。
★引っ越し当日
家主(ハウスマイスター)立ち合いのもと、以前使っていた家具や家電は、もうかなり古いものばかり(前入居者から引き継いでそのまま)だったので、この機会に業者に頼んで一気に処分しました。
そして日用品を箱詰めした大きな段ボール数箱や、その他大きな荷物を業者にトラックで運んでもらいました。
★引っ越し後
何もない部屋(あるのはドアと壁と便座とバスタブくらい)に引っ越すことになったため、生活必需品一式を揃えるのに苦労しました。
キッチンを購入して自分で組み立てるなんて未知の世界でしたが、生粋のドイツ人は自前の工具セットを駆使してサクサク作っていくそうで、知人のドイツ人の影響でついに夫も工具セットデビューしました。
そして引っ越し後は早速、日曜大工スタートです。
新しい部屋で組み立てが必要なものはキッチン、シンクの他にベッドや机、棚など多岐にわたります。
一番時間がかかったものは、家にインターネットWi-Fi回線をひくことでした。
不動産屋が指定するマイナーな通信会社(評判わるい)で契約する必要があったため、だいぶ手こずりました。
ネットの開通(よく地下などに設置されている)はされているものの、知人のドイツ人に電話で催促してもらっても部屋の中で使用するルーターや付属部品がなかなか届かないのです。
ただ待っているだけなのにネット使用料金が発生したのでさすがにクレームを入れると、その後すぐに送られてきて無事に使えるようになりました。
実際には送られてきた中身にも不備があり、別途買い足したものもありますが。
(クレームは電話よりもメールの方が効果があるようです)
WiFiが来るまでの間はスマホ(テザリングすることも)でしのいでいました。
以前スマホに関するこんなブログも書きました。
[EU]毎月10ユーロ以下でスマホを使う方法
さらに色々買い揃えるためにも、一時的にAmazonプライム会員になったのです。
ドイツでAmazonプライム会員になった結果
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