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2018/07/12

[EU]スマホでバス・トラムのチケットを買うと余裕がでる理由

とあるヨーロッパの田舎町で、2015年あたりまでは町中や駅に設置されているチケット(紙)の券売機で回数券や1日券を買って、それをバスやトラムに乗るときに打刻して使っていたのですが、2016年からスマホアプリが普及し(都会はもっと早い?)、私はその波にちょっと遅れて2017年に自分のスマホにアプリをダウンロード。

2018年に入ってからは今住んでいる町と近隣の町においては、全てスマホで買える状態になりました。

どうやら紙のチケットよりは多少割安で買える設定になっているようです。

設定については町(交通会社)ごとに異なる部分があると思いますが、私の場合は自分の住んでいる町の交通会社アプリをスマホでダウンロードし、銀行口座番号を登録して自動でお金を引き落とされる状態にしたらすぐ使えるようになりました。

定期はまだ紙でしか販売されていないようなので、定期を買いたい人はこれまで通り、窓口か券売機で購入する必要がありますが、私は定期を使うほど乗らないので、もっぱら回数券(ちょっぴりお得な)を買って使っています。

初めてスマホで回数券を買った時は操作にちょっと戸惑いました。

なぜかというと、回数券を買ったのに、チケットが1回分しか表示されず、どうやって2回目以降のチケットを使ったらよいかわからなかったのです。

なのでしばらく放置していました。

そして運よくバスの中で知人に遭遇したときに聞いてみたら、1回目と同じように回数券を購入すればOKと言われました。

2回目以降の購入画面では、金額が0ユーロ(無料)で買えるというのです。

なんと、そんなことに全然気づかなかった私ですが、今ではスマホ操作1つでバスもトラムも乗れるのでその便利さを痛感しているところです。

紙の時は、バスやトラムの中で買おうとすると揺れる体を支えながらお金を出して、、、というめんどうな事態になっていたので(妊婦で体調わるい時はそんなことしてられないし)、それに比べると断然ラクチンです。

ペーパーレスで料金がちょっぴりお得というだけでなく、打刻マシーンに打刻しなくては!というプレッシャーからも解放されて、少し余裕がでてきました。この機械、たまに故障していて揺れる中、遠くまで歩いて打刻しないといけないときもあるんですよね。

しかも数ヶ月に1回くらいの割合で遭遇するチケット監視マンがチケットをちゃんと買っているかチェックしに来ても、ささっとスマホ画面に表示されているQRコード画面を見せるだけでOK。

普段はスマホで購入ボタンを押さずにチケット監視マンが見回りに来たときだけポチっと押すだけという強者もいるようです。ビビりの私にはそんな度胸はありませんが。

長くなってしまいましたが、スマホチケットにしてから金銭的にも、精神的にも余裕がでてきました。


(おまけ)

ドイツを含むヨーロッパでよく見かける大きな連接バス、田舎町では特に道路の整備が遅れている道を通ると物凄く(日本ではありえないレベルで)揺れます。

気にしすぎなのはわかっているのですが、妊婦の身ではその激しい揺れがお腹の子に影響しないか心配になります。

そこで、どこに座ったら一番揺れを感じないか、何カ所か座って実験してみました。

結果、前方(特に一番前の座席)と後方(一番後ろの座席)が私の場合は揺れを感じにくかったです。

逆に中央の連接部分に近いあたりは激しく揺れを感じました。

なので妊婦さんで連接バスに乗らないといけないけど、道路がガタガタでお腹が気になるという方がもしいましたら、一番前か一番うしろの座席があいているかぜひチェックしてみてください。

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