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2021/08/01

見知らぬ土地に移り住むこと・研妻哲学417

研究者と引越し


妻子を連れて引越しを繰り返す


長く研究を続けていこうと思うと
慣れ親しんだ住まいから遠く離れた所へ
移り住む機会が多くなります。

あまり引越しを望まない人は
そういった条件を叶えられそうな
企業に就職する人も多いでしょう。

どちらの道も、
本人が納得して選んでいる限り
他人がとやかく口出しするものでは
ないだろうと感じています。

たとえ夫婦であっても、
そのような感覚を忘れずにいると
パートナーの決断を
受け入れやすくなるのかもしれません。

少なくとも私の場合は
結婚当初は「家族一緒がいい」という思いで
度重なる引越しを受け入れていましたが、
少し年齢を重ねた最近は、
夫が自ら納得して進める道ならば
ついて行こうという気持ちに変わってきました。

そこで大事にしたいのは、
引越した先で新しく出会う
地域の方々です。

引越す度に、何かしら
かかわりが生まれるのが地域社会です。

今よりも若い頃は
煩わしく思うこともありましたが、
今では生きていく上で
大事な役割のひとつになりました。

特に自分の親をみていると
地域と自然体でかかわっていくのは
理想的でもあります。

このとき意識したいのは
地域社会に肩書を持ち込まないことです。

そんなものより
新しい土地について
教えてもらう方がいいと思いますが、
程よい距離感を保つことは意識しています。




*淡々と現実を受け止める、研妻哲学*




距離感は相手を尊重する気持ちから生まれるのかもしれない