お知らせ

▼研究者を支える妻の会「研妻会」Webサイト

▼「研妻会」インスタグラム気まぐれ更新中

2020/03/20

【研妻哲学67】科学者の夫と、哲学的な妻。夫婦の関係

科学と哲学、夫と妻の関係


科学者の夫と、ちょっぴり哲学的な妻
全く異なる分野、異なる二人にみえる

そんな夫婦の相性について
科学と哲学の側面から
思いを巡らせてみる

妻の私は若い頃から
直接手で触れることのできない分野に
心惹かれていた
そのひとつの代表枠に哲学が入る

手で触れられない
目に見えない
けれど人生にはなくてはならない
そんな大切なモノに魅力を感じていた

そして直接手で触ることのない
肉眼では見えないモノを
科学的に研究している夫と出会った

二人の思考に絞って言い換えれば
哲学と科学が出会ったようなもの

これはその昔
アリストテレスの時代にも起きた
科学の原点は、哲学であった

まだ科学の概念がなかった時代
ウイルスといった目に見えないものを
哲学的に突き詰めていったことが
後の科学の発展に繋がっていく

このように哲学と科学には
切り離せない深い繋がりがある

これを私たち夫婦に当てはめてみると
新しい関係性が生まれてくる





*淡々と現実を受け止める、研妻哲学*



科学者の夫は哲学的な妻と出会うことで、研究が発展していく可能性もあるのかもしれない







・参考文献
書名:ヨーロッパ思想を読み解く
著者:古田博司
出版社:筑摩書房
発行年:2014年




ブログ アーカイブ