まだ結婚する前のこと
研究者夫は大学院に通う学生で
研妻の私は企業で働く社会人のとき
彼の研究という仕事と
彼女の会社での仕事が
全く違う仕事だけれど
本質は似ていて
同じであるように感じていた
たとえば彼の実験の進め方と
彼女の情報を分析する過程の大枠は
ほぼ同じだった
扱うモノや属する先は違っても
どちらも仮説があり検証していく
データを集めて考察し次に繋げていく
働いている場所や業種や業界は
全く異なる2つの仕事
その根底は同質に思えた
違うようで違わない
異なっているようで異ならない
違っているけれど同じような仕事だと
うっすら感じていた
*淡々と現実を受け止める、研妻哲学*
仕事もそうであるように、物事の本質は似ているのかもしれない
様々な角度の視点から大きな真理に迫っているのかもしれない