教員の友人と母親の私と春の節目
学生時代からの親しい友人のひとりは
教員としてコロナ休日と向き合っている
卒業式だけはなんとかできそうだが
生徒は準備ができないので教員がするとか
離任式や集大成だとか
毎日込み上げてくる想いで
目頭があつくなるらしく
節目を強く意識して過ごしていることが伺える
一方幼い子どもと日々向き合っている
母親の私はこの友人のように
節目を強く意識するような
成長段階に達していないこともあり
感動や感激の涙から一定の距離が
保たれているが
もし私がこの友人の立場だったら
同じように節目に熱くなっていたことだろう
生徒の成長を見守る教員と
自分の子どもの成長を見守る母親
どちらも子の成長を願うという共通点がある
学生の頃とは立場は違っても
目指す未来の方向は同じであるし
教員と母親である前に
大事な古い友人である
手を伸ばしたら届く距離で
昔のように笑いながら語り合える
そんな未来を願う春の節目
*淡々と現実を受け止める、研妻哲学*
節目の重みを噛み締めるのもわるくないのかもしれない