研究者と研究者を支える人々を応援する、研妻哲学 #48
2020/3/1研妻の私が若い学生だった頃
日頃のたまったストレスや
心のうやむやを
すっきりさせたくて
自発的に
自宅でコラージュ作品をつくり
部屋にしばらく飾っておいた
当時のお気に入りの
色合いの写真や
憧れの場所の写真を
貼りあわせ
簡単な飾りをつけただけの
シンプルなものだったが
その完成度に
我ながら満足していたので
壁にかけて
眺めるだけで
心が踊った
コラージュ作品とは
雑誌や写真などの切り抜きを
自由に貼り合わせて
ひとつの作品をつくること
つまり
自分の好きな雑誌
気に入った写真
広告チラシさえあれば
自宅で簡単にできて
心がすっきりする
ということ
これがいわゆる
心理療法のひとつ
「芸術療法」の
「絵画療法」に
かかわる行動であったことを
後になってから学んだ
こういった芸術作品を
作ること自体に癒し効果があり
専門用語では
カタルシス(浄化)効果
と呼ばれ
芸術に打ち込むことで
心が解放されることをいう
自宅で
自由に
気に入った写真を
切り貼りすると
心が少し軽くなる
可能性がある
大切な思い出
将来の目標や夢
旅してみたい場所
大好きな人やモノ
自分がコレだ
と思うものを貼りあわせて
過ごす時間は
きっと心に特別な栄養を
与えてくれる
*淡々と現実を受け止める、研妻哲学*
自分を癒すことができるのも、自分なのかもしれない
・参考文献
書名:徹底図解 臨床心理学
編著者:青木紀久代
出版社:新星出版社
発行年:2010年