ゴミ捨て分担の背景
研究者夫には、小さいごみを
ごみ箱まで持っていかないという
ありがちな習慣があった
そしてある日
結婚する前から何度か訪れていた
夫の実家で
こんな光景を目の当たりにした
ダイニングテーブルやローテーブルの上に
食べ終わったお菓子の袋や
使ったティュシュが置かれていて
そのテーブルの上のごみを
見つけた夫の母は
黙って広い集めた
そしてゴミ箱まで持っていき、捨てていた
その瞬間、妻となる私は
夫が小さなごみをごみ箱まで運ばないのは
仕方がないことだと納得した
きっと昔から自然とそうなったのだと
そんなわけで
ごみをごみ箱まで運ぶのは妻の役目だと
すんなり受け入れた
その代わり
ゴミ袋を外へ運び出すのは夫の役目となった
*淡々と現実を受け止める、研妻哲学*
ちょっと気になる人の習慣は、その背景を知ると受け入れやすくなるのかもしれない