研究者と研究者を支える人々を応援する、研妻哲学 #53
2020/3/6海外修行をおえた
研究者の夫と
日本に帰国してから
隙間時間にコツコツと
資格の勉強をしていた
研妻の私
更新料が必要な
国家資格と
更新料が必要ない
民間の資格
前者の資格取得まで
あと一歩という所まで
たどり着いた
その矢先
新型ウイルスの感染拡大で
訪れた社会不安
資格を活用するには
大勢の人と対面し
資格を維持するには
費用がかさむ
また今回のように
経済が不安定になったら
子どもを持つ主婦としては
背負いたくないリスク
そんなわけで
どうしても絶対に必要だ
という状況が来るまでは
後者に注力してみる
もしかしたら
必要ないかもしれないし
あるかもしれない資格
時が来るのを
待つことにした
待つこと=
可能性にかけることが
嫌いではない
研妻らしい
価値観の変化が訪れた
と言うこともできるし
理想を追うのではなく
現実を選んだ
とも言える
その昔
ドイツの哲学者ヘーゲルは
理想的なものは現実的で
現実的なものは理想的
と表現している
理想が現実になったとき
また次の理想がやってくる
そうだとしたら
何にもとらわれず
自由に
好きな学びを
続けていく
幼い子どもが
遊びに夢中になるように
生涯学習に
夢中になってみる
好きなように学ぶ
という無限の羽を得た研妻が
今後どんな風に飛ぶのか
あるいは飛ばないのか
垣間見ることが
できるかもしれないし
できないかもしれない
*淡々と現実を受け止める、研妻哲学*
理想と現実の板挟みなら、今を楽しみ続けるのもいいかもしれない
生涯学習を楽しむ秘訣は、何にもとらわれずに学ぶ姿勢にあるのかもしれない
生涯学習を楽しむ秘訣は、何にもとらわれずに学ぶ姿勢にあるのかもしれない
・参考文献
書名:人生が変わる 哲学の教室
著者:小川仁志
出版社:中経出版
発行年:2010年