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2020/03/24

【研妻哲学71】物理とカウンセリング。未来の変え方

物理とカウンセリング


物理は小さな初期値の違いが
大きく異なる結果を
導きだすことがある

カウンセリングは
最初の返答の一言が
カウンセリング全体の流れを
大きく変えることがある

まだドイツに住む前
まだ夫が日本で研究していた頃
英語を勉強していた私は
夫と待ち合わせした大学近くで
カフェ勉しながら待つことにした

するとそのカフェに外国人女性が
入ってきた
この女性が注文と会計を済ませ
席につくところを視界に入れて
席に着いたタイミングで
英語の練習を兼ねて声をかけた

「お隣の席、座っていいですか?」

この出会いがきっかけとなり
連絡先を交換して
その後改めて駅で待ち合わせをして
東京を案内することになった

お蕎麦屋さんで一緒に食事をした後
日本のお土産選びから靴といった
普段の買い物まで付き合い
記念のプリクラを撮影する仲になった

後にこの女性が
ドイツ人物理学者だと知った

この時、この数年後に
ドイツに住むことになると知っていたら
ドイツ語がわからず苦労することになると
未来が予測できていたら
どんなに良かったことだろうと
悔やんでも仕方がない





*淡々と現実を受け止める、研妻哲学*


今も昔も「初めが肝心」なのと、「後悔先に立たず」なのは変わらないのかもしれない


過去は変えられないが、未来は行動(アクション)して対話(会話/チャット)することで、変えられるのかもしれない





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