ポスドク研究者との先の見えない結婚に不安を持つ方もいると思うので、良い面について触れていきます。
(更新記録) 2018年7月公開、2020年1月追記、2022年8月追記
1、家庭の用事を優先できる
子供の送り迎えや日々のちょっとした手続きなど、勤務時間がフレキシブルな仕事のため、わりと頼みやすくよく引き受けてくれます。
妊婦健診といった妻の用事にも、仕事の待ち時間などでタイミングがあえば来てくれます。もしくは仕事を調整して付き合ってくれます。
2、家族で過ごす時間が多い
滞在国や住む地域が家族優先の文化を持つ場合、仕事帰りの飲み会はほぼなく、夕食は家族みんなでテーブルを囲みます。
そして休日は家族の時間となります。家族みんなで友人家族と一緒に過ごすこともあります。
バカンスで1ヶ月以上休む人もいるくらいなので、休暇は取得しやすいです。
夫の上司や同僚もたいてい家族想いである場合がほとんどで、急な家庭の都合で休むことになっても皆とても理解があり寛大です。
3、家事・育児に協力的
夫の性格にもよりますが、家事や育児に協力的な場合が多いのではないでしょうか。
我が家の場合、産後の大変な時期は特に夫のサポートが有り難かったです。家事を一通りやってくれるだけでなく、子供のお世話にも協力的です。
妊娠中であまり動けない時期には、上の子と二人で買い物にもよく行ってくれました。
4、研究者の待遇が良い
研究者に優しい国に住んでいると、待遇が日本と全然違うことがあります。
たとえば、勤務時間は短いのに、お給料は右肩上がり(もちろん契約満了日までの話ですが)で増えていきます。
国や地域によりますが、健康保険も帯同家族全員しっかり加入でき、出産費用や子供の予防接種、歯医者なども含めて医療費はほぼ無料ということも。今住んでいる土地では、通院時に病院でお金を支払うことはありません。
5、比較的治安の良い土地に住める
海外であれ国内であれ、住む場所はだいたい大学や研究施設を中心に決めていくので、比較的落ち着いた治安の良いところに住めることが多いのではないでしょうか。
小さな子供を育てるにはとても良い環境といえます。
6、引っ越し前後のワクワク感を味わえる
契約任期つきの仕事のため、どうしても引っ越しが多くなりますが、私の場合、良くも悪くも引っ越し前後はワクワクします。
引っ越しに伴う苦労はさておき、「この機会に断捨離できる!」だったり、次の土地について調べてあれこれ妄想を膨らませるのは楽しいです。
7、妻は自分の時間をたっぷり持てる
夫が研究に没頭している間は妻の自由時間となります。
滞在国や住んでいる地域が子育てしやすい環境の場合、幼い子供がいても預け先が見つけやすく、自分の時間を持つことができます。
8、自然とシンプルライフになる
国内から海外まで何回も引っ越ししていると、「モノを持たない生活」に行き着きます。
わが家では日本から海外に引っ越してくる際、旅行用スーツケースと普段のバッグで荷造りを完了させたため、一気にモノがなくなりました。
日用品や必要最低限の家具家電は、現地調達&現地で譲るなどすれば問題ありません。モノへの執着心が自然となくなりました。
9、研究が長いほど夢みていられる時間も長くなる
長い時間のかかる研究(実験)の場合、所属先が変わっても研究の一部を連携する共同研究として継続することができるようです。
実を結ぶ日が来るまで、妻も夢をみていられます。
(2020年に追記)
10、ポスドクから大学教員(研究員)への成長を間近で見られることがある
ポスドク後の進路は、企業へ就職するか大学の研究室で研究を続けるか、大きく2つのパターンがあります。
どちらの道も研究者本人の価値観やライフスタイルに沿って選択されたのだと思うと、尊く感じられるものです。
以上、10個挙げてみました。
ポスドクや研究者との結婚を迷っている方、研究者として不安を抱えている方、お気軽にメッセージくださいませ。
かなり茨の道ではありましたが、海外ポスドクから任期付大学研究員へと人が成長する瞬間に立ち会えたのは、我が子の成長を見るようでもありました。
(2022年に追記)
以上、10個挙げてみました。
ポスドクや研究者との結婚を迷っている方、研究者として不安を抱えている方、お気軽にメッセージくださいませ。