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2020/07/05

研妻哲学174・結局PTAの係になったら。本部役員と先生の間で

初めての日本のPTA

つい先日、
立候補した(かたちになった)
PTAの係の仕事が
新型コロナの影響を受けて
なくなった話を書いたばかり

それが突然、状況が変わり
なくなったと思っていた係の仕事が
復活することになった

仕事が他の役員に吸収されないことに
なったので、その仕事を担当する
PTAの係も舞い戻った

結果、その小さな係を担当させて
もらえることになった

この一連の流れを経験して
ひとつ学んだことがある

それは、基本的にPTAに何かしら
立候補するときは、たいてい
親しい間柄のお母さんたちが
事前に話をつけた上で
担当が決まっていくということ
(いわゆる内輪)

今回私はひとりきりで立候補した
かたちになったのだけれど
(どうしてもやりたかったわけではない)

それは稀なケースであることが
後からなんとなくわかってきた

仲の良いお母さんたちで
やっていきたいという保護者の意図と
その枠よりも幅広いお母さんたちの
意見も巻き込んでいきたいという
先生方の意図が交錯しているように思う

実際のところ、もっともらしい理由が
添えられて担当させてもらえることに
なったわけだけれど

私見では、保護者の内輪で
決められた内容と先生の意向が
異なったことによる
状況の変化だったのだろうと思われる

まだ係の仕事は始まっていないけれど
今回既にとてもいい経験をさせてもらった

なぜなら、どうやら日本のPTAは
そもそも立候補が少ない
またはいないのが前提で
主に上の立場に立つ保護者の声かけで
内輪グループが連なっていき、
構成されるらしい
ということを知ることができたからだ

こうしてひとまずPTAに
かかわっていくことになったけれど
ほどよい関係を維持するには
内輪グループの輪郭の上に立つのが
よいのではないかと考えられるので
その内側へ入ってお邪魔をしないように
注意していきたい

そして私を含む外側に位置する
保護者へのかかわりは公平を心掛ける

すなわち、永世中立国のスイスのように
中立的なポジションが理想である

カウンセラーとその相手のような
色々深い話はするけれど
親しいかどうか聞かれたら
ちょっとよくわからないような
そんな関係が理想的かもしれない

そんな心構えに加えて

2020年という
良くも悪くも記憶に残る年に
一緒に係をやらせてもらうママ達と
絆を深めていく機会を与えてもらった
とも捉えている

ありがたい機会に恵まれたと
感じていたら、なんとここまで
書いたタイミングで
先生とクラスの代表保護者との間で
認識に相違があることがわかり
未入園児がいない人に
担当してもらう必要があることが判明

たしかにマスクのできない
未入園児を連れて
係の作業をするのは
リスクのある話

おかげで幼稚園について知る
いい機会となったわけだけだけれども
結局PTAの係にならなかった話に
なってしまった
2020年7月5日、日曜日の記録



*淡々と現実を受け止める、研妻哲学*



対話で深まる絆もあるのかもしれない






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