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2020/07/20

研妻哲学189・お盆、実家への帰省を諦めた話。夏休み2020

お盆の帰省

ヨーロッパ在住の頃は
実家までドアtoドアで
24時間かかった

片道に丸1日かけて
トラムやバス、電車に
飛行機を乗り継ぎ
往復していた

移動途中で電車やバスに
乗り遅れそうなときには
スーツケースをゴロゴロと
すごい音をたてながら
ダッシュしたこともある

子供が1人生まれたら
乳児の負担を少しでも
軽減できるように
移動にもう1日プラスして
ゆっくりと、休憩を挟みながら
片道に2日かけて移動した

子供がもう1人増えたら
さらにもう1日プラスして
乳幼児のお世話をしつつ
合計3日かけて大陸を跨いだ

当時の家から空港まで
離れていたこともあり
ヨーロッパで飛行機に乗る前に
1泊して、帰国後に空港近くで
もう1泊して子供たちに十分な
睡眠をとらせるようにした

時差ボケや睡眠不足は
体調だけでなく機嫌もわるくするので
そのための対策だった

それがやっと日本で
生活できるようになり
帰省に24時間〜3日も
かからなくなって
よかったなと思っていたら

新型コロナウイルスの影響で
そもそも帰省を見直すことに
なってしまった

実家へ帰るには
感染者が増えている都道府県を
経由する必要があるためだ

中には親から帰省をとめられている
人もいるらしく

それを知った私の実家は
帰省を諦めることに反対するどころか
むしろ賛成だった

2020年7月20日、月曜日の記録




*淡々と現実を受け止める、研妻哲学*


実家が近いけど遠い存在に感じることが、自律の一歩なのかもしれない







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