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2020/07/28

研妻哲学197・夫の幸せを考える。実家、地元愛の強い人

地元を愛する夫

お互い大学生の頃に
交際をスタートした私たち

彼女になった当初から
こう言われていた

「将来は地元に戻りたい」

「ついて来れないなら、早いうちにわかれよう」

その方が
傷が浅く済む
という彼なりの
思いやりだった

まだ将来設計もできていない
20歳の私は
悩みに悩んだ

友達にも
親にも
相談した

都会で生活していて
田舎へ引っ越したら
苦労するのは
目に見えている
とか

田舎の嫁は
つとまらないだろう
とか

色んな意見を
集めて

最終的には
自分で決めた

将来のことは
誰にもわからない

いま考えても
わからないから

今、この瞬間
離れたくないなら
「ついていく」覚悟で
一緒に過ごしていこう
と腹をくくった

この当時から
今を考えると、

今頃、夫の地元で
生活していても
おかしくない未来まで
時が流れた

ところが
現実は地元どころか
はるかに遠い
海外で生活することになり

帰国後も
地元からは
大学時代よりも
かなり離れた所に
住んでいる

夫の実家のある地元は
とても田舎で
仕事を見つけるのに
今も苦労している

もう10年以上前から
地元に帰りたいと
強く思っている人が
なかなか帰られずにいる

Uターン就職したい夫と、
子育ての様子をみながら
Iターン就職も視野に入れる妻

夫の横にいると
彼の幸せを
考えずにはいられない

もう私は十分
幸せにしてもらった

次は夫の番

そんなこんなで、
いつも引っ越しのことが
頭から離れない

2020年7月28日、火曜日の記録




*淡々と現実を受け止める、研妻哲学*


誰かの幸せを願って過ごすと、視界がスッキリするかもしれない









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