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2020/07/26

研妻哲学195・飲み会は日本人が本音を言える場だった、ということは?

コロナ禍で減少する飲み会

仕事や学校が終わって
みんなでワイワイ飲み会へ
という時間が減った

日本人はもともと
仕事中に
本音をあまり言わない

それを補ってきた
飲みの席

人々の憩いの場となり
癒やしてきた
居酒屋やレストラン

他人同士でも
上下関係があっても
ある程度
本音を言い合うことが
許されてきた
お酒の席

コロナ禍は
その機会を奪っていった

日本人が
腹を割って話せる場を
かっさらってしまった

飲み会があったから
保たれてきたビジネス上の
お付き合いもあった

お酒が飲めなくても
その場の空気を吸うことで
仕事仲間と繋がることができた

それらを失った今

多くの働く日本人は
同僚や上司、部下と
本音で語り合う場を
失った

心の熱を
推し量る機会を
奪われてしまった

この現実を
変えることは
非常に難しい

ならば
普段の仕事に
ほんの少し
本音を混ぜてみるのも
ひとつの方法かもしれない

いつもなら
恥ずかしくて言えないような
「感謝」や「尊敬」の気持ちを
あえて伝えてみる

そこに
否定や批判は不要不急

海外の研究者は論文で
親切な姿勢には
科学的な価値があることを発表した

ホスピタリティに満ち溢れる
居酒屋やレストランで
働くスタッフが
私たちに親切にしてくれるように

仕事仲間に
親切にしてみる

その親切を
言葉にして
しれっと伝えてみる

ちょっと照れくさいけど
これがコロナ禍を生きる
秘訣になるかもしれない

2020年7月26日、日曜日の記録




*淡々と現実を受け止める、研妻哲学*


親切な本音を言う機会を奪われたら、奪い返すのもいいかもしれない









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