お知らせ

▼研究者を支える妻の会「研妻会」Webサイト

▼「研妻会」インスタグラム気まぐれ更新中

2018/08/02

トリリンガル育児!言語の発達の記録(1歳児)

トリリンガル(日英独)環境で育つ子供の乳幼児期の言語の発達の記録です。




1歳後半


1歳半くらいから、英語&現地語によるバイリンガルの保育幼稚園(プリスクール)に通い始めた我が子。



1歳後半、初めて現地語(ドイツ語)を話しました。




なんと1歳半を過ぎたある日、お迎えにいったら、ついにドイツ語をしゃべったと先生が教えてくれたのです。



慣らし保育期間を入れて、ちょうど3週間経ったタイミングでした。




周りがどんなに理解できなくても、もともと先生やお友達に簡単な単語を主に日本語で話す子だったのですが、その日はいつものように日本語で単語を言ったあと、きちんとドイツ語で同じ意味の単語を言ったそうです。



親としては嬉しい子供の成長!




帰り際の挨拶も、それまではごにょごにょっとした発音だったのが、相手にも伝わるようにチュース(バイ)と言えるようになりました。



こうして少しずつコミュニケーションを覚えていくのですね。




現地の保育幼稚園で、食べたいおやつが食べられなかったらかわいそうだなと思い、以前から好きな果物の名前は誰にでもわかるようにと、日本語だけでなく英語でも教えていました。




そのため日本語が第一言語であることには変わりませんが、その次に英語とドイツ語の単語がでてくるようになりました。



これら3つの言語は、特に区別せずに口にしていると思うので、これからの成長でどうなるか楽しみでもあります。




日本に本帰国することになれば、日本語以外は忘れてしまいそうですが・・・





1歳後半もおわりに近づき


日本語だと簡単な会話が成り立つようになりました。




保育幼稚園での出来事も、たとえば「友達と遊んだ」とか、「滑り台楽しかった」とか、「今日はぶどうとバナナたくさん食べた」とか、日本語で色々と教えてくれます。




「てにをは」を使おうとする場面も増え、会話らしい会話を楽しめるようになってきました。




日本語だとペラペラとしゃべる我が子ですが、まだまだ英語と現地語は、単語がぽつりぽつりと出てくる程度。




日本語以外で唯一文章として出てくるのは「レッツゴー」くらいです。
(これは普段の園生活の中で自然と先生から教わったもの)



なので先生方には、まだまだ子供の言っていることを理解してもらえません。




お迎えの時に子供が私に対して話しかけている内容を、日本語から英語にして近くにいる先生にたまに理解してもらうことがあります。



子供が何て言っているか理解できると、先生も楽しそうにしてくれます。



この保育幼稚園では、現地語で園児と接する先生が8割、残りの2割の先生は英語で接してくれます。




現地語メインではあるものの、先生のほとんどは英語を理解できるため、この時は親としてどちらかというと現地語よりも英語に力を入れたいと思っていました。




ですがそんな親の気持ちはよそに、現地の言葉をどんどん吸収してく我が子。




次に続きます。


トリリンガル育児!言語の発達の記録(2歳児)



ブログ アーカイブ