今回は2歳児について。
■1歳児の記録はこちら
2歳0ヶ月で言語を使い分け?
英語と現地語によるバイリンガルの保育幼稚園に通う我が子が2歳になったばかりの頃、こんな事がありました。
家族3人でたまたま入ったレストランで食事をしていると、急に子供が現地の言葉(ドイツ語)で「パパ、美味しい?」と聞いてきました。
私は目が点に。
普段の生活の中では、人形にたまにドイツ語で話しかけてたりはしていましたが、(それも簡単な単語、こっち来てとか、大丈夫とか)、食事をしながら親にドイツ語で話しかけるというのは初めての出来事でした。
いつも家で食事をしているときは常に日本語だったので、なんでだろうと思いました。
子供がこのドイツ語を理解していることも私はそれまで知りませんでした。
後から推測するに、レストランには大勢の人がいて、たくさんの園児が集まって食べる園での生活を思い出したのではないだろうかと。
もしかすると幼い我が子は、
家の外(特に大勢の人がいる場)=現地語
家の中(基本的な生活全般)=日本語
のように、対人で言語を区別するのではなく、場所、場面でなんとなく言語を使い分けているのかもしれません。
あくまでもなんとなく、感覚的に。
たまたまこういう事が起こっただけで、勝手に推測しているだけなのでなんの根拠もありませんが、小さな成長が垣間見れるのは嬉しいものです。
2歳後半
2歳も後半に入ると、日本語だけでなく現地のドイツ語まで文章でスラスラ話せるようになりました。
2歳半になったばかりの頃は、現地語の文法はめちゃくちゃでした。
それでも意味は伝わっていましたが、だんだんと文法の間違えは減っていきました。
数もきちんと数えられるようになり、特定のドイツ語の名詞は単数と複数の区別をつけるようになりました。
英語は、日本語や現地語ほどではありませんが、ネイティブの先生の言っていることは理解できる場面が多いようです。
よく使うフレーズで簡単な言い回しは、家でもたまに英語で出てきます。
そして最初は家の外か中かで使い分けていたように感じた3つの言語も、この頃には「対人」、相手によって使う言葉を選んでいるなと思える場面が増えてきました。
そして2歳半頃からメキメキ現地語が上達してきた背景には、現地の保育幼稚園でお友達から受ける影響が強いことが理由のひとつとして考えられます。
それまでは一人で遊ぶことが多かった我が子ですが、3歳が近づいてくると周りのお友達と一緒に行動する機会も増え、自我も発達し、お友達の真似をして自己主張することも増えてきました。
環境が与える影響をひしひしと感じます。