お知らせ

▼研究者を支える妻の会「研妻会」Webサイト

▼「研妻会」インスタグラム気まぐれ更新中

2018/08/29

dmやReweで共通ポイントが貯まるカード作成方法

ドイツのドラッグストアdmや、スーパーマーケットReweで共通ポイントが貯められるお得なカード、PayBackカードについてです。



今回は、カードを作成することになった背景について触れたいと思います。



私の体調が優れないときなど、夫がスーパーでよく買い物をしてくれるようになり、どうやらレジの人に顔を覚えてもらったようです。



あるとき夫がReweで3日間同じレジの人にあたったらしく、いつもは聞かれないのに「Reweカード作りますか?」と声をかけられました。



ドイツ語のわからない夫はとりあえず断って帰ってきました。




次に私も一緒に行ったとき、またレジの人が同じだと夫が言うので、Reweカードってどんなものだろうと思い、ふとレジ脇にあったパンフレットを手に取ったところ、「Reweカード作りますか?」と聞かれたので、「よくわからないので、説明していただけますか?」と咄嗟に英語で返しました。



レジスタッフは英語での対応にちょっと戸惑っていたものの、ドイツ語まじりの英語で丁寧に説明してくれました。



Rewe(PB)カードの特徴

1、買い物の際、レジでポイントが貯まる(2ユーロで1ポイント)

2、貯まったポイントは現金としてお会計時に使える(100ポイントで1ユーロ)

3、カードの発行手数料は無料

4、Rewe以外のお店、dmなどのドラッグストアやその他専門店でも共通ポイントが貯められる



なかなか良さそうなカードだったので作ることに。



レジの人がカード登録のための別のスタッフを呼んでくれて、お会計のあと登録用の機械の前で登録してもらいました。



カードはひとつのパンフレットに2個くっついていて、家族やパートナーと一緒にポイントが貯められる仕組みです。



早速夫と二人でそれぞれ持つことに。



とりあえず登録特典で100ポイントもらい、ちょうど食品や日用品の買い物が増えてきたところだったので、良いタイミングでした。




実際に使ってみた感想は以前のブログに書きました。

■関連ブログ

ドイツのTポイント、PAYBACKカード&アプリに満足


2018/08/27

ドイツで産後の体操&ベビーマッサージに参加!費用は?

ドイツで産後の体操ベビーマッサージ教室に参加したときの話です。


まずはベビーマッサージ教室から。



産後2ヶ月してベビーマッサージ教室の情報を得ました。



田舎町のため、英語のクラスはほとんどなく、ドイツ語クラスに知人のドイツ人ママの紹介で混ぜてもらいました。



ベビーマッサージ初日当日、会場である助産師さんのオフィスに着くと、なんと産院で入院中にお世話になった助産師さんが立っていました。



出産は壮絶すぎてあまり思い出したくないけど、やむおえず入院生活を思い出しつつ久しぶりの再会です。



参加費用

1回60分


全5回


55ユーロくらい





8人のママたちが集まり、簡単な自己紹介をした後、ベビーを裸にしてマッサージスタート。




紹介してもらったドイツ人ママに通訳をお願いするのは心苦しいなと思っていましたが、この助産師さんは英語ペラペラでした。(でも英語クラスは開催していません)



ということで、マッサージ中は私だけ英語で対応してもらいました。


若干ドイツ語は混ざりますが。。



その後はドイツ人ママたちとランチへ。



母乳育児中でも気にせず揚げ物や甘いものをペロリとたいらげる姿に圧倒されつつ、たまについていけない会話も楽しみながら気分転換をしました。



ベビーマッサージ教室が終了すると、産後の体操教室があるとまたまたドイツ人ママに声をかけてもらいました。
(本当にこの人がいなかったら私はなんの教室にも参加していなかったと思います)




健康保険で費用は賄われるという事でしたが、休んだら休んだ時間に応じて料金が発生するシステム。



私の場合は予定していた一時帰国と重なるスケジュールだったため数回クラスを休んだのですが、コース終了後にきちんと休んだ時間分の請求書が届きました。



ドイツでは一般的な、休んだら払うというシステムにまだ慣れません。。




体操自体は回数を重ねる度にハードになっていくようで(途中休んだので確かではありませんが)、大きなバランスボールを使い、2人1組で身体を動かしました。




このクラスは10人のママが参加し、全員ベビーと一緒なのでとても賑やかでした。




泣いて仕方ないベビーがいると助産師さんがボールに乗りながらあやしてくれました。




あとはお股に力を入れたり緩めたりする体操なのですが、言葉の壁もあり難易度高かったです。



ベビーマッサージと産後の体操は開催場所は同じでしたが、担当助産師さんが異なりました。



この町の助産師さんの多くは産院勤務半分、フリーで教室受け持ったりが半分といったお仕事配分らしいです。



ちなみにこの町は女医さんが多いのですが、その理由が給料が昔ほど高くなく(男性はもっと高いお給料を狙って違う職種に流れるらしい)、勤務時間も短くできるかららしいです。



私の場合、特に希望した訳ではないのですが妊娠から出産まですべて女性医師担当でしたし、産婦人科以外を受診した際も担当医はたまたま女性でした。



2018/08/24

ドイツの美容室でヘアカットした結果

ドイツ田舎町のヘアサロンで髪をカットした時の話です。


1回、シャンプーとカットで40ユーロ(ブロー付き50ユーロ)のところに数回通っています。


前回は基本のシャンプーとカットにブロー(乾燥)までお願いしたところ、頭が爆発して大失敗しました!


というのも、こちらの美容室では髪をすくという認識がほぼなく、ボリュームがあればあるほど良いとされているようで、担当美容師さんが私の髪を物凄くボリュームが出るように乾かしてくれました。


思わず鏡を見て笑いそうになったので、急いで自分から目をそらしました。


そして前髪が微妙に斜めに切られており、自宅に帰ってから自分で揃えました。



前回の教訓を活かして、今回はブローなし!



自分で乾かしますと自己申告してシャンプーとカットをお願いしました。


前回も近くに自分で乾かしている人が2人くらいいたので、私もそうすればよかったのですが、寒い時期に中途半端な乾きだと風邪をひきそうだと思い、プロに任せることにしたのでした。


が、夏はそんな心配もいらないのでカットの後にドライヤーを借りて自分でブローしました。


日本では考えられないですよね。。


ちなみに今回は11時半の予約で、11:20頃に到着し、ほぼ待ち時間なしでスタート。


11:45にはお会計まで終了していました。


なんという速さ!


できれば日本人の美容師さんにお願いしたいところですが、田舎町で贅沢は言っていられません。


そして驚いたことがひとつあります。


前髪を切るときの第一声が

「前髪は斜めに切る?」でした。


私は目が点に。

「え、斜めですか?」と戸惑う私

美容師さんの次の質問は「それともまっすぐ?」だったので、すかさずまっすぐでお願いしました。


この町では斜め前髪が流行っているのかという疑問が残りつつ、美容室を後にしました。



カット後は髪を洗ってくれないので、家に帰ってシャワーを浴びないと細かい髪の毛が残ったままでした。


2018/08/23

ベルリンで行って良かったレストランNANSEN(ナンゼン)

ドイツの首都ベルリンで、日本からのゲストと一緒に立ち寄ったレストランについての記録です。




レストラン名はNANSEN(ナンゼン)




数年前の話なので今とは若干異なる部分もあるかもしれませんが、この日はディナーには少し早い時間帯(夕方)に入店したため、すぐに席につくことができました。




店員さんはとてもフレンドリーで英語もペラペラ、普段住んでいる英語の通じない地方の町とはやはり違っていました。




店内の雰囲気だけでも満足でしたが、提供されるベルリン料理も楽しめました。




お肉料理の種類も豊富で、ジビエが好きな人には嬉しいメニューではないかと思います。




最初はガラガラだった店内も、私たちが帰る頃には満席で若いカップルや家族連れからおひとり様まで老若男女で埋め尽くされていました。




ざっと見渡した感じではアジア人は私たちだけでしたが、店員さんが優しかったせいか、特に浮いている感じはしませんでした。




駅からちょっとだけ歩いた記憶がありますが、比較的アクセスしやすかったように記憶しています。




良い時間を過ごせて個人的には大満足、行って良かったレストランです。


2018/08/22

ドイツで健康保険が有効期限切れ!その対処法

ドイツで健康保険証の有効期限が、いつの間にか切れていた時の話です。



ドイツに引っ越した直後はプライベート健康保険に加入しており、その後公的保険(TK)に切り替えていました。



そしてしばらく経ったある日、私と子供の健康保険証の有効期限が切れていたことが判明。



慌てて夫に対応してもらいました。




といっても夫も初めての事でどうしたらよいかわからず、ドイツ人の同僚に聞いてもらいました。




すると1年または2年に1回、これまでと変更がないか身辺調査のようなものが必要になるそうです。




そういえば、健康保険に関するアンケート調査書類が自宅に届いていたことが何度かあり、どうやらこれが身辺調査にあたるものだったようです。



回答が必須だったとは知らず、そのドイツ語の書類を放置してしまっていました。



しかも数ヶ月間も・・・




早速夫のドイツ人同僚に直接保険会社に電話をしてもらい、書類を郵送することでひとまず落ち着きましたが、夫も私も馴染みのない国で暮らすと色んな不便があるものです。




それにしても、もう落とし穴はないだろうと現地での生活に慣れてきた頃に限って、予想外の落とし穴に落ちてしまうわが家です。



2018/08/21

ドイツの保育幼稚園(日本人の子供の園生活)

ドイツ現地の保育幼稚園(KITA)では、多国籍の園児が集まっているだけでなく、特別支援の園児もみんな一緒に過ごします。



日本人である我が子が現地の保育幼稚園に入園したての頃を振り返って書きます。




■関連ブログ


ドイツの保育幼稚園(入園決定までの流れ)


ドイツの保育幼稚園(見学会でカルチャーショック




入園といっても、入園式はなく、先生と事前に話し合い、初登園の日を個別で決めました。



一度にたくさんの園児を受け入れるより、一人一人タイミングをずらして入園させた方が先生も子供も集中して信頼関係を構築していけるそうです。



なので新しい園児が慣れた頃、また新しい園児が入ってくるスタイルです。






入園初日



子供の持ち物は上履きのみ!


なんとか無事に初登園できました。


もちろん特別なことは何もなく、ただ行って遊んで帰ってきました。


初日の今日は午後からでしたが、明日からしばらくの間は9時スタート。


徐々に滞在時間を伸ばしていくそうです。




帰りがいつもより遅いと、夕食前の帰宅途中で寝てしまうことがあるので、この日はタイミングを見計らって早めに園をでました。なんとか生活リズムも崩れずに夜も寝てくれました。





慣らし保育2日目


初日とは打って変わって私は楽ちんでした。



1日目はずっとお庭で活動的に過ごしたけれど、2日目はずっと室内遊び。




先生がきちんと相手をしてくれるので、私はボケっとほぼ見てるだけでした。




9時から10時までの予定でしたが、先生の判断で少し延長。10時半まで滞在してきました。




おやつの時間にでたフルーツティーがちょと口に合わなかったようで、1口しか飲みませんでしたが、それ以外はおもちゃで楽しく遊んで過ごせました。




この保育幼稚園(KITA)は多様な国籍の園児が集まっているだけでなく、特別支援の園児もみんな一緒に過ごします。



そんな多様な子供を相手にする先生方の対応は、本当にプロだなと改めて感じさせられるものでした。



普段は子供と2人きりでいることが多いので、慣らし保育でいろんな園児と会うことで私も勉強になります。






慣らし保育3日目


慣らし保育がスタートしていよいよ3日目に突入。



最初の3日間は親は子供と同じ空間にいなくてはいけないそうで、登園してからまだ一度も子供と離れたことはありませんでしたが、4日目となる翌日、10分~15分ほど離れることが決まりました。



ちなみに我が子はまだドイツ語と日本語の区別がつかないので、保育幼稚園(KITA)でも日本語を発します。



おままごとの野菜を見て「やしゃ(野菜)」と言うと、先生に「グルケ(きゅうり)」と言い直されたりしますが、なんとかなっている子供の姿が頼もしいです。






5日間の慣らし保育が終了


長かった一週間がようやくおわりました。


毎朝登園することに、なんとか慣れたところです。(親の私が)


4日目は子供が早速、鼻風邪をもらってきてしまいましたが、5日目も元気に過ごせました。


ただ、鼻水による寝不足も影響してか、5日目は40分ほど離れていましたが、少し泣いてしまったそうです。

(4日目は30分ほど全く問題なく遊んでいたそうです)



保育士さんが抱っこしたら泣き止んだそうなので、問題ない範囲と言ってもらいましたが、親としてはちょっと心配です。



慣らし保育2週目となる週明けも、引き続き同じように過ごして様子をみるそうです。


この頃には、保育幼稚園(KITA)に置いておくアイテムも増えました。

着替え一式
オムツ
ウェットティッシュ
上履き


あとはこれからお手拭きタオルと顔を洗う用の小さい手袋のようなタオルを準備することになっています。


気がつくと、園に我が子のロッカーや棚ができ、ファイルができ、アイテムも増え、ゆっくりと根をおろしていることを実感します。






7日間の慣らし保育終了


慣らし保育がスタートして2週目、無事に終了しました。



母子が離れる時間を30分、1時間、2時間と増やしていき、子どもがたとえ泣いても先生があやして泣き止めば問題ないそうです。



我が子はほとんど泣かないそうで、その状態を迎えたため晴れて正式に園児となりました。



慣らし期間が終了するまでは朝9時に登園という決まりがありました。



それより早く来るのはNGでしたが、終えた途端、朝7時以降であれば何時でも来て構わないと言われ、徐々に1日の生活リズムが出来上がりつつあります。



朝は夫が送り、お昼には私が迎えに行きます。



初日のランチは口に合わなかったようで、デザート以外はほとんど残していましたが、次の日は満面の笑みで完食してました。



園でのランチ初日は緊張もあったのかもしれません。



なにはともあれ、慣らし保育が無事に終了してよかったです。



そして自宅には早速、毎月の費用についての封筒が届いていました。






園生活2ヶ月目


園生活がスタートしてから最初の2ヶ月間くらい、お昼寝の目覚めがとてもわるくなってしまいました。



以前は寝起きはそんなにわるくなかったのに、最近はお昼寝から目覚めると全力で大泣き。



しばらく泣き止みません。



園では良い子にしているそうで、泣かずに遊んでいると聞いているので、知らないうちに溜まったストレスがあるのかもしれません。



まだまだ幼い子供にとって、家庭とは異なる言語、文化の環境に馴染むのは時間のかかることだと認識しています。



初めて私抜きで夫と登園した日は、お昼寝から目覚めた瞬間大泣きでした。


泣きながら「パパー、りんごが食べたいー」(実際はきちんとした文章ではありませんが)といったような事を言うので、初めてパパに見送られた朝、すぐに仕事に行ってしまったパパに伝えたかったことなのかなと。

(この翌日、パパと登園する時にりんごを持たせました)



初めての園生活、子供なりに頑張っていたり、悔しい思いをした故の大泣きなのだろうと推測することしかできず、この推測が当たっているのかもわからず、いつか大泣きしなくなる日がくるのだろうかと、この頃は心配していました。



1点だけ明確なのは、午後の子供の状態が不安定なので、ひとまずお迎えはお昼に設定して良かったということ。



お昼に帰宅する親子は少なく、お迎えの際に園に入っていくと若干目立って浮いている気がするのですが、そこはもう気にしないようにしています。






入園して1年が経過


すっかり保育幼稚園での生活に慣れた我が子。



お迎えに行っても、なかなか帰ろうとしません。



この頃には既に子供の要望もあって、預ける時間を延長する契約に変更していました。






日本人の子供の様子


この保育幼稚園には、日本人の両親を持つ日本人の園児は我が子しかいません。



ドイツだけでなく、イギリスやスペイン、ロシア、オーストラリア、インド、中国、台湾、香港といった多様なバックグラウンドを持つ園児たちと一緒に過ごす我が子を逞しく思います。



子供は文化の壁はあまり感じていないようですが、母語以外の言語の理解度は若干他の子よりも遅い気がします。(園生活に支障はない程度)




親からみてもネイティブほどではないけれど、現地の言葉もある程度理解して文章を組み立てることもできるようになっているので、あまり心配しないようにしています。




英語のわからないドイツ人園児に英語で対応する先生もいるくらいですし、まずは母語である日本語を大切にしたいので、この点はある程度、仕方がないと割り切ることにしました。



入園当初は色んな不安要素が見え隠れしていましたが、3ヶ月、半年、1年と経過すると共に、日に日に心配は薄れていき、先生方のおかげもあって国籍は関係なく毎日楽しく登園できるようになりました。




近所にある他の大きな保育幼稚園に比べると園庭が狭いのですが、日本人である親が安心して子供を預けられる背景には、園の規模が大きすぎず、先生の目が行き届いているなという安心感を得ることができる点も影響していると思います。



2018/08/20

フランクフルトでの車移動(国際空港・マイン川)

フランクフルト国際空港に立ち寄ってマイン川およびフランクフルト郊外に車で行ったときの話です。



フランクフルト、マイン川に車で行きましたが、平日だったため会社員の帰宅時間も重なり、道路はあちこちでクラクションが鳴らされている状態でした。



マイン川沿いの滞在先の前で駐車場所を探しても、なかなか見つかりません。



時期、時間帯等にもよると思いますが、フランクフルトでの移動は道に慣れるまでは車でない方が良い気がしました。



普段はドイツの小さな田舎町在住のため、フランクフルトを車で巡るのはスリリングな体験となりました。



ちなみにマイン川に立ち寄る前は、フランクフルト国際空港で人と待ち合わせをしており、向かう途中の空港手前で少し渋滞にはまりました。



フランクフルト国際空港は、10分間は駐車無料のため、地上エントランスに車を止めて、やや急ぎ足で待ち人を迎えに行きました。




たしか無料の10分間を過ぎた後は、1分毎に課金される仕組みなので、予め空港で長く車を駐車する事がわかっている場合は地下の駐車場を使用した方が良さそうです。



2018/08/19

滞在許可証ビザ更新、延長の申請inドイツ

外国人局で無事にビザ更新&延長の申請を済ませた時の記録です。



手続きのため持って行ったものは以下の通りです。


1、パスポート

2、現在のビザのカード

3、顔写真

4、健康保険

5、収入証明




この申請から約1カ月後にアポイントを入れてもらい、取りに行く予定となっています。




それにしても、今回は手続きにかかった費用が前回よりも安くなったことに少々驚きました。



そして前回は身長や目の色の登録もありましたが、今回は聞かれませんでした。もう登録済みだからですね。



あとは前回同様に両手人差し指の指紋をとるために小さな機械に指を3回ずつ当てたり、前回の1回目より若干必要書類が少ないなどはありましたが、手続きにそれほど大きな違いはなかったです。




ただ私の指紋が小さな機械になかなか認識されず、何度も行ったので時間はかかりました。



良い担当者にあたったようで、同行してもらったドイツ人のおかげもあって終始アットホームな雰囲気で申請をおえました。




この担当者振り分けは名前の頭文字のアルファベットで振り分けられていて、知人の国際結婚しているドイツ人は、担当者の態度が酷すぎると愚痴っていました。




私のような外国人だけでなく、同じドイツ人に悪態をつく担当者もいるとは少々驚きました。


2018/08/18

ドイツの保育幼稚園(パパの送り迎え率)

ドイツ現地の保育幼稚園(KITA)に送り迎えにいくと、パパの多さに驚くことがあります。



朝の見送りも、夕方のお迎えも、ほぼ必ずパパたちに会います。



そしてパパの登場は朝よりも、夕方の方が多いです。



朝はママが見送り、帰りはパパが迎えにいくという家庭が多いようです。



なぜかというと、夕方にパパがお迎えに行っている間、ママは仕事や家事をしている方がその後の効率がいいからです。



たとえば先日たまたまお迎えの時間が一緒だったパパさんは、16時に双子の子供をピックアップした後、そのまま家の近所の公園へ行き1時間くらい遊ばせて、17時にママとその公園で合流。



そして家族全員で夕食、という流れでした。



もちろん逆のパターンの家庭もありますが、平日の16時には仕事を終えた父親が保育園・幼稚園に到着しているという状況は、日本ではあまり見かけないのではないかと思います。



我が家はその日によって送り迎えの担当が変わることがあり、この前私が16時にお迎えにいったら、5組の親子中3組は子供と父親の組み合わせでした。



園の駐車場に父親しかいなかったので、「パパ率が高いな」と記憶に残っています。



2018/08/17

ドイツ語の方言、会話で文末にくる地域別の単語は?

ドイツ語会話で文末につける単語についての備忘録です。



会話でよく文章の最後にoder(オーダー)とか、gell(ゲル)をつけて話す人がいます。



たとえば、「今日は良い天気だね、オーダー?」といった感じで、語尾に持ってきます。


日本語だと「だよね?」とか、「じゃない?」、「そう思わない?」というニュアンスを与える単語で、英語だと「isn't it?」や「don't you?」にあたるものです。



この単語は下記のように、ドイツの地域や人によって少し変わってくるそうです。





ドイツ中央

oder(オーダー)




ドイツ中央の一部または南部

gell(ゲル)




ドイツ東部

nu(ぬ)




特にドイツ東部のnu(ぬ)はとても便利な(方言のような)言葉で、たとえば下記のようにnu(ぬ)だけで会話が成り立つようです。



*ドイツ語会話例

- ぬ?

- ぬ~



*日本語訳

- そう思わない?

- そう思う~




スイスやオーストリアだとまた違った方言があるようです。


2018/08/16

ノイシュバンシュタイン城はバスツアーがオススメな理由

ドイツ、ミュンヘン中央駅出発のバスツアーで、ノイシュバンシュタイン城マリエン橋を見学してきました。




バスツアーに参加した感想です。




数年前の秋、山の紅葉が始まる時期に、日本から遊びに来ていた家族と一緒に訪れました。




パンフレットには、チケットセンター付近にあるミュラーホテルからお城まで徒歩40分という記載がありましたが、実際に歩いてみると20分くらいで着いたように記憶しています。




バスか馬車での移動と迷いましたが、徒歩にして良かったです。




マリエン橋は人で混雑していて、橋の上に足を踏み込むと木の板が沈むので崩れ落ちないかと心配になりました。




そして、ノイシュバンシュタイン城とマリエン橋付近の上空にはヘリコプターが飛んでいました。




どうやら観光客を監視しているようです。たまに事故があるためと聞きました。




城内は残念ながら撮影禁止でしたが、お城の召使いの部屋から広いキッチンまで見学する事ができました。




駅からバスで結構かかる上、道もわかりずらく小さな村を経由したため、自力で運転するよりバスツアーを選んで正解でした。




また、城内見学のためのチケットも、バスツアーで団体だったため、添乗員さんがまとめて入手してくれたおかげで待ち時間も少なく見学へ行くことができました。



もしも個人で車で行ってその場でチケット購入していたら、道にも迷う可能性が高く、お城に着く前の段階(チケット売り場)でかなり待たされたと思います。




なのでノイシュバンシュタイン城を観光見学する際は、個人的にはバスツアーがおすすめです。



2018/08/15

ドイツ国内をお引越し(入退居の手続きの詳細)

ドイツ国内を引っ越すにあたり、賃貸物件の保険申し込みやインターネット解約など、入居に関する手続きの詳細の記録です。



■関連ブログ


ドイツ国内をお引越し(1回目)



ドイツ国内をお引越し(2回目)





入居書類とネット解約


ドイツ国内を引っ越すにあたり、賃貸物件の保険申込みと、入居申請の書類の郵送が完了し、インターネットの解約申請も完了しました。



賃貸物件の保険申し込み

賃貸物件の保険の申し込みは、送られてきたメールに添付されていたデータを印刷し、必要なページを抜粋して郵送で申し込むかたちでした。




入居申請書類の送付

不動産屋への入居申請に関しては、既に一度足を運び個人情報などを伝えているので、メールに保険の申し込み用紙と、今住んでいるところの管理人に準備してもらった第三者証明書をPDFファイルで添付して送りました。




インターネット(DSL)の解約

O2のDSLを単発契約(2年縛りなし)しているので、店舗へ解約申請に行ってきました。


会話はこちら(英語)に合わせてもらいましたが、ところどころドイツ語の単語が混ざっていました。


引っ越し先では別の会社のインターネットを契約することが既に決まっているので、スタッフに「引っ越し先でも使えますよ」と言われましたが、解約をお願いしました。


ドイツでは何かしら解約となると、手紙を出さないといけないところがありますが、今回は店舗スタッフが解約申請書を担当部署までFAX送信してくれました。


ですが「念のためこの書類をここに郵送してください」と、ドイツ語で書かれた解約申請用紙を一枚手渡されました。


そして、ルーターを返却する際の宛先を印刷した用紙も後からもらいました。


後日、O2から夫の携帯へ解約の理由に関する問い合わせ電話があったので、解約の手続きが進んでいるようです。


解約用紙の郵送はこれからですが、今後の流れとしては、解約を知らせる書類が郵送で届くそうなので、いったんそれを待ちたいと思います。







賃貸契約の手続き


実際にドイツの不動産屋の店舗に行って、お部屋の賃貸契約を進めてきました。


指定日の午後1時から5時の間だったらいつ来ても良いと聞いていたので、前入居者となる知人と不動産屋を訪れると、担当者は不在(よくある事)でした。


15分から30分くらいしたら戻ってくると言われたので、数分歩いて近くにある電気(光熱)を扱う会社も訪問しました。


するとそこでの手続きは不動産屋が代わりに行うらしく、入居者自らが手続きしなくて大丈夫という話。


このオフィスには英語を話すスタッフがいなくて会話はドイツ語だったので、前入居者に完全に頼っちゃいました。


その後、また徒歩で不動産屋に戻り、改めて中に入ると担当者がいました。


この担当者は「英語を話す」と聞いていたので、こちらもそのつもりで話を聞いていたのですが、なんだか節々で言っていることが理解できない。。。


前入居者となる知人もこの担当者の言いたい事が汲み取れず、近くに座っていた別のスタッフ(若い女性)に英語で説明しなおしてもらったりしました。


パスポートと滞在許可証ビザカード(裏に現住所が記載されている)、収入証明書を見せて登録が進み、第三者証明のための記入フォーム(用紙)をもらいました。


今住んでいるところの管理人にこれを記入してもらう必要があるそうです。


その他の関連資料をもらい、今回はここまで無事に完了。


また後日訪問しないと。





賃貸物件の保険


次はドイツでの賃貸物件の保険加入についてです。


前入居者となる知人が加入していた賃貸物件用の保険会社と同じ会社に加入したい旨を伝えていたところ、その保険会社からメールが一通届きました。


そのメールには「添付ファイルを印刷し、署名(同意)をして郵送してください」といった内容が書かれていました。


添付ファイルを印刷すると、物凄いページ数!分厚い本一冊分くらいの厚さで全ページドイツ語。


とてもじゃないけど読む気になれません。。。


年間の保険料は高くないものの、契約内容を把握しておく必要はあると思うので、周りのドイツ人の力を借りることに。


無事に内容を理解できたらサインして郵送する予定です。


あ、分厚い書類が入る封筒も準備しておかないと。


あと、第三者証明書(家賃の支払いに滞納がないかなど)の記入を管理人にお願いしてきました。


ちなみに家賃はこれまでの部屋の場合、毎月指定された銀行口座に支払う必要があったのですが、新しい部屋は自動で銀行口座から引き落としてくれるらしいのでちょっと気が楽になります。




2018/08/14

サマータイム、日本も導入?ヨーロッパ在住で感じる事

サマータイムという言葉を日本のニュースでも度々目にするようになりました。




東京オリンピック2020では、日本もサマータイムを導入することになるのでしょうか。




今回は実際にサマータイムが導入されているヨーロッパに数年住んでみて、毎年サマータイムの始まりと終わりをどのように感じ、過ごしているか、ちょっぴりご紹介したいと思います。





まず最初に言えることは、毎年サマータイム開始時と終了時には体内時計が若干狂ってしまうということです。




たかが1時間、されど1時間




1時間くらいずれたところで、大差ないだろうと思っていましたが、始まりと終わりの年に2回の時間の変化が意外と煩わしいです。




ヨーロッパの夏の夜が遅くまで太陽が出ていて明るいことには多少慣れましたが、サマータイムによる時間の変化にはなかなか慣れません。




深夜に時間が変わるため、睡眠時間を上手く調整できれば、あまり負担を感じずに過ごせる場合もありますが、、、その日の体調次第です。




特に小さい子供の生活リズムにもやや影響がでてくるのと、大きな壁掛け時計の針を合わせる作業もまたかといったところ。




ヨーロッパではこの時間の変化によって体調を崩す年配の方もいると聞きます。




個人的には、サマータイムのない国の方が過ごしやすいです。


2018/08/13

フランクフルト近く!シスターの生歌が聴ける修道院

フランクフルト近郊の小さな町、フルダに立ち寄った際の記録です。



フルダ修道院教会でシスターの美しいコーラスに耳を傾けることができ、とても良い思い出になったので振り返ってみたいと思います。




ドイツ、フルダにある聖マリア・ベネディクト女子修道院教会を訪れてきました。




フルダ駅から徒歩15分くらいの所にあります。



修道院前には売店もあり、ここの商品の中にはシスターたちが手作りしたものも含まれていました。



そしてなんと、レジスタッフがシスターだったのです。



初めて見る光景にちょっぴり驚きました。



修道院の美しい庭も見えました。



店内でちょっとした事をレジにいたシスターに質問した際、夕方からシスターとプレイヤーによるコーラスがあるからおいでとその開始時間を教えてもらいました。



英語がとても流暢なシスターでした。



実際にその時間帯に修道院教会を訪れると、中はとても厳かな雰囲気でした。



数分後、杖をついたシスターから若いシスターまで10人以上のシスターが入場してきました。



お店のレジにいたシスターもいました。



地元のプレイヤーも揃い、プレイヤーにシスターが話しかけたりしていました。



シスターとプレイヤーはコの字型に集まり、間もなくコーラスが開始して鐘とオルガンの音が鳴る中、静かに厳かな歌声が響きました。



とても美しく静かなコーラスでした。



今回のように一度に大勢のシスターを見るのは初めてでした。



新鮮で貴重な経験ができ、親切にしてくださったシスターに感謝です。



2018/08/12

ドイツとイタリアで、レストランの接客がこんなに違う!

ドイツからイタリアを旅してみて、レストランでの接客対応について思うことがあるので簡単に比較してみようと思います。



ドイツは住んだことがあり、イタリアを訪れたのは2回だけなので、データが揃っているかと言われると微妙なところではありますが、ざっくり感じたのは以下の4点です。




その1
ドイツの店員さんは、イタリアの店員さんに比べてユーモアが少ない



その2
ドイツの店員さんは、イタリアの店員さんに比べて落ち着いている



その3
イタリアの店員さんは、ドイツの店員さんに比べて話好き



その4
イタリアの店員さんは、ドイツの店員さんに比べて男性客と女性客の対応にかなり差がある




まずイタリアのレストランでは、いたって普通の店員さんが店内で突然大きな声で歌いだしたり、目の前で手品を始めたりと突飛なサービス(?)が多かったです。



対照的にドイツのレストランでは、そんな店員さんに出会ったことはまだありません。



極め付けが、イタリアの店員さんは男性客と女性客の対応の差が激しく、男性客よりも女性客と会話やスキンシップをとっていました。



印象的なのは、食事中に打ち解けたイタリアのウェイターさんの仕事終わりと、私たちがレストランを出るタイミングが一緒になったとき、彼は私の友人へほっぺにチューを求めてきました。



ああ、ここはアモーレの国、イタリアなんだなー



と感じた瞬間です。




日本でもドイツでも、普通のレストランのウェイターさんがそんな事をするなんて、なかなかないと思います。




もちろんイタリアにもドイツのように落ち着いたレストランで、ちゃらちゃらしていない店員さんもいましたが、陽気なイタリアの突飛なサービスは旅の良い思い出となりました。



2018/08/11

バスで見知らぬ人に話しかけられた時の話inドイツ

バスの中でいきなり「ドイツ語話せる?それとも英語?」と見知らぬ好青年にドイツ語で話しかけられたときの記録です。



英語の方がベターという旨を伝えると、「あ、そうなの?珍しいね。わかった。僕は英語ネイティブだからそっちの方がいい」みたいな感じで話が進み、モニタリングというTV番組を思い出しました。



まさか、モニタリングの取材がついに海外進出?!

そして私はドッキリの主人公?!



なんて一瞬思いながらたわいない会話を交わし、「あ、僕ここのバス停で降りなきゃ。またね」とあっさり去っていき、取材班が乗ってこなかったので安心しました。(まあ来るはずがないのですが)



会話中はこの人は安全なんだろうかと周りにいる乗客の様子もうかがったりしていたので気が抜けませんでした。



この青年の正体は、キリスト教について学ぶ学生(見習い牧師さん)でした。



こういった学生さんは、ドイツの田舎町では珍しいくらい身なりをきちんと整えている場合が多いことがわかりました。


綺麗なスーツにワッペンをつけていたように思います。




身元を名乗ってくれただけで、特に勧誘活動はされませんでしたが、初対面の相手に声をかける練習でもしていたのでしょうか。



そしてバスに乗る前までは英語ではない言語に長い時間意識を集中させていたので、突然流れ出てくる流暢な英語に対して頭の切り替えが大変でした。



一瞬でキレイさっぱり切り替えられる人は本当にすごいと思います。自分の言語力がまだまだと感じた瞬間でもありました。


2018/08/10

ドイツから日本に小包郵送、お得な方法(~4kg)

ドイツから日本に小包を送る際の、ちょっぴりお得な方法についてです。



ドイツに引っ越して間もない頃、ドイツから日本に小包を送るため、まずは黄色いダンボール箱(郵送用)を買いに郵便局へ行きました。



1箱 1.69ユーロ(数年前の当時の値段)だったと思います。



通常の黄色い箱の隣に、星の王子様がプリントされた箱が1箱 1.79ユーロくらいで売られていましたが、今回はノーマルな方を選びました。



郵便局の窓口でお会計の際、どのくらいの重さを送る予定かと聞かれ、考えていると詳細な料金表を渡されました。



更に、2kgまでなら15.90ユーロで送れる旨を教えてくれました。



仮に4kgまでの内容物を送りたい場合、もし中身が分けられるものであれば、1箱5キロまでの料金42.99ユーロで送るより、2箱に分けて送った方が10ユーロ近く安く送れるようです。



2018/08/09

本場のオクトーバーフェスト、混雑を避けて楽しむ方法

ドイツ南部、ミュンヘン中央駅から徒歩でオクトーバーフェスト会場まで行ってきました。



もう数年前の話ですが、駅からオクトーバーフェスト会場までの間は、既にお祭り衣装を着た人々が歩いていて楽しげな雰囲気でした。



男性は赤と白や、青と白のチェック柄のシャツに革のつなぎパンツの衣装で、女性も同じくチェック柄のワンピースが多かったです。



ただ、チェック柄はどうやら本来の伝統的な衣装ではないそうです。


また、衣装の丈もひざ上のものは本来の伝統とは異なるようです。


そして男性の革のつながったズボンは、本物の革でないと後から臭いがきついそうです。


この革の衣装は、祖父から孫へ代々受け継がれていくものと聞きました。



さて、早速会場内へ!



会場は遊園地の周りを各ビール会社のビールハウスが囲っているような状態で、出店もたくさん出ていました。



ビールハウスの中は15時くらいまでは自由に座れても、夕方から夜は予約がないとほぼ座れないそうです。



現地のドイツ人には、スリや酔っ払いに気を付けた方が良いとアドバイスをもらっていましたが、お昼過ぎから夕方までの滞在だったので、酔いつぶれた人はまだあまりおらず、安心して楽しめました。



本場のオクトーバーフェスト初心者としては、いい時間帯だったように思います。



混雑する前の落ち着いた時間帯に、ビールやジュース、おつまみ用のチキンを注文できて本場の雰囲気を楽しむことができました。




ビール、ジュース、チキンを頂いたあとは、移動遊園地の乗り物に乗って高いところからミュンヘンの景色を楽しみました。



乗り物は待ち時間もなく、行ってチケットを購入したらすぐに乗る事ができました。



これは後から聞いた話ですが、オクトーバーフェストが終わると会場には車椅子が何台も置かれたまま残っているそうで、「ビールは歩けない人を歩けるよういしてしまう魔法のような薬でもある」なんて現地で言われているそうです。



忘れ物は車椅子に限らず、洋服やiPhoneも物凄い桁の数が置き忘れられるそうです。



そもそもお祭りの発端は王室が結婚のお祝いで市民にビールを無料で振る舞った事がきっかけらしく、翌年以降、無料でなくても楽しいので続いてきたのが現在に至っているとのことでした。



2018/08/08

ドイツ人が移民に寛大でいられる理由は?

ドイツに住んで数年、移民に関して実際に感じたことを書きます。



あくまでも個人的な肌感覚にすぎませんが、実際にドイツに住んでみると、公共の場でのあからさまな人種差別的行為は非常に少ない印象を持ちます。




全くないわけではありません。住み始めた当初は文化の違いもよくわかっていなかったので残念な思いをしたこともありますが、極々わずかです。



長年住んでいると全然気にならない程度で、気をつけていれば避けられることがほとんどです。




随分前に滞在していたイギリスの田舎町に比べると、格段にドイツの方が移民に対して寛大&治安や町の雰囲気も良いと感じています。




近隣の他国に比べると、ドイツは移民にも寛容で優しい国のように思えますが、少し掘り下げると、ちょっぴり異なる一面も見えてきました。




たとえば「国籍はドイツでも、出身地(出生地)などのルーツ(親)がドイツではなくて生粋のドイツ人であると言えない場合、たとえ出世できたとしても上層部およびトップにはなれない」と言っている人もいます。



中には、「宗教によって就職や出世が優遇される人もいる」と聞きました。



これは歴史的背景によるもので、実際に特定の宗教の人々は優遇される場合があるそうです。



このように多種多様な人種が集まる職場では、色んな思いが渦巻いています。




また、学部や地域にもよると思いますが、身近にいる修士号を取得予定で就活中の移民の学生は、定職を見つける事にとても苦労している様子。




職探しが難しいのは移民に限った話ではありませんが、定職に就く前のインターンシップの受け入れでも、移民とドイツ人の間には目に見えない壁があるようです。




比較的仕事を見つけやすいベルリンなどの都市部では、近年家賃の高騰が進んでいるとも聞きました。



地方に住んでいる場合、都心部になかなか職探しに出られない理由はここにもあるようです。



そして最低賃金も上昇し、それに伴いカフェやレストランのメニュー料金も値上がりました。



それ以前から上昇傾向にはあったそうですが、益々雇用主は人を雇うことに慎重になっている可能性があります。




実際はそうでなくても、「移民=生活保護」という印象を持つ人はまだまだいるようで、移民というフィルターをかけられずに社会で活躍するのは難しいといえます。




ドイツが移民に対して寛容なのはあくまでも表面的な話。




ドイツ人が移民に対して表面的に寛大でいられる背景には、移民は就職や昇進の際に生粋のドイツ人には勝らないという現実が、安心感に繋がり、それが寛容さをもたらしているのかもしれません。




ドイツに永住する移民は、見えないところで拭いきれないしがらみを抱えているように感じられます。



ドイツで子供の初歯科健診!歯磨き、フッ素など(1歳半)

子供が1歳半のとき、ドイツで生まれてから初めてとなる歯科健診を受診しました。



現地の保育幼稚園でも定期的な歯科健診はやってくれるのですが、1年後の2歳半からのスタートとなるため、前もって個人的に大学付属の歯科医院に予約をとりました。



診察室も大人とは異なるため、最初は予約方法がわからず戸惑いましたが、人に聞いてなんとか受診できることになりました。





予約方法


この時に聞いた予約方法は、直接診察室に行き、歯科助手の人を捕まえて(診察の合間など)、希望の日時を伝えてあいているか確認してもらうというやり方でした。



1ヶ月先まで予約がいっぱいだったので、初診の予約は1ヶ月後となりました。





歯科健診当日


1ヶ月待って、ようやく子供の歯科健診スタート!


今度は受付方法がよくわからず、直接診察室にいってしばらく待っていましたが全然名前を呼ばれません。



前の人の治療が終わった段階で歯科助手の人に聞いたら、ひとつ下の階で受付を済ませたらデータが送られてくるので、診察はその後になりますと言われてしまいました。



仕方なく待ちくたびれてぐずる我が子をつれて下の階へ移動し、カルテを渡されてわかるところを記入し、再び診察室のある上の階へ戻りました。



初診ということで説明書類を渡されるも、ドイツ語。。



わからないところはたまたま隣にいた人に聞き、なんとかサインもすべて記入して準備完了。



結局診察の順番は予約していた時間帯の一番最後になってしまいましたが、大きくて広い個室の診察室に入り、歯に問題はないことがわかり、診察台で泣いた子供も帰りには歯ブラシやおもちゃをもらって笑顔に。



歯科医に「歯磨き粉を飲んでしまうことがある」というちょっとした悩みを質問したところ、歯磨き粉は飲んでしまっても大丈夫とのこと。



そして一番気になっていたフッ素塗布については、3歳から可能ということがわかりました。



これ以降は毎回診察後に次の予約(半年後)を入れるようにしたので、予約時につまずくことはなくなり一安心です。



2018/08/07

ドイツの胎児ドック、妊婦の精密エコー検査の詳細

ドイツで妊娠中に受診することが推奨されている、胎児の精密エコー検査"Feindiagnostik"(ファインディアグノスティク)を受けたときの詳細についてです。



この検査自体は、かかりつけの婦人科医によって勧められる場合とそうでない場合があるそうです。



ちなみに"Feindiagnostik"の直訳が胎児ドックで合っているかわかりませんが、ドイツのこの検査はあくまでも超音波検査のみとなります。



エコー検査で、通常の妊婦健診では確認しない胎児の細かい部分の数値を詳しく診ていきます。



私は1人目の妊娠時には何も言われず検査を受けませんでしたが、2人目の時は分娩予定の大学病院の産科で実施される胎児ドック(超音波検査のみ)を受けました。





予約方法


予約受付は電話のみだったため、英語対応可能な受付スタッフ(看護師または助産師)が電話にでてくれることを期待して電話しました。



結果、ドイツ語のみ対応可能と言われてしまい、拙いドイツ語でなんとか予約を確保。



妊娠中期の20週~22週に受ける検査だったのですが、予約はこの約1ヶ月前に済ませました。



比較的すぐに予約が埋まってしまうそうで、もし予約できなかったら遠い他の町の産婦人科まで行かないとならない場合もあるようです。



予約時にドイツ語のみの対応に不安があったため、後日かかりつけの助産師さんに相談して検査当日は英語で対応希望の旨を、この産科ステーションに伝えてもらいました。



このとき、この助産師さんが「医者は英語を話すのでたぶん大丈夫だと思うけど、もしも英語で対応不可と言われたら私が検査に立ち会うから」と言ってくれており、心強かったです。





検査当日


言語のリクエストをしてもらったおかげで、検査当日は受付から検査完了まで終始英語で対応してもらいました。



医者だけでなく、案内役をしてくれる助産師や看護師も英語で対応してくれるなんて事は初めてだったので、とても驚きました。



対応言語のリクエストの重要性を痛感した出来事となりました。




受付カウンターは大学病院内の産科のナースステーションのような大きな場所にありました。



健康保険証とかかりつけの婦人科からもらっていた紹介状を提示し、個人情報を確認後、私や夫の携帯番号を聞かれ、待合室で待つよう案内されました。



約1時間が経ち、ようやく医者に呼ばれて検査室へ。



薄暗い部屋で淡々と検査の概要を説明されました。



いよいよ検査が始まると、医師がエコーのモニター画面を診ながら細かく部位を説明してくれます。



その間にも何度か医師の携帯電話が鳴り、忙しそうでした。



約50分間の超音波検査では、脳、心臓、鼻、口、耳、肺、お腹、手、足、お尻、胎盤、へその緒、心拍などそれぞれ細かくチェックしてもらいました。



その代わり、普段の妊婦健診では行っていた尿検査や体重測定は一切ありませんでした。




待ち時間から診察時間を含めて約2時間かかりましたが、無事に検査終了!





費用


検査料金は公的保険で全てカバーされるそうで、出産費用と同様にこの精密検査も無料でした。


ドイツでスタムティッシュに主婦が参加した話

ドイツに引っ越して間もない頃、地域の大学生が主催する「日本語ドイツ語を学び合う場:スタムティッシュ」に夫婦で参加した際の話です。




引っ越しに伴う手続きがひと段落した頃、ドイツ語と日本語を学びたい大学生が週に1回、町のレストランに集まってワイワイ過ごしているという情報が入ってきました。




ドイツでお馴染みの言語交換の場、スタムティッシュと呼ばれるもので、日本語に限らずこういった集まりはいくつも存在しています。



「ちょっと場違いかな」と思いつつも、全然知り合いもいなかったので、この町や人々への理解を深めようという目的で思い切って夫婦で参加してみました。




夜20時くらいから開始し、全部で20人程集まったと思います。




参加していたドイツ人はほぼ全員地元の大学に通う大学生、またはその大学の卒業生でした。



日本人はほぼ全員この地域の大学に短期留学に来ている学生さんでした。



主婦の参加者は私くらいしかいませんでした。



会場となったレストランで注文するのは飲み物ばかり。



学生の懐事情は日本もドイツも同じようで、参加者のほとんどは既に食事を済ませてきている様子でした。



料理を注文していたのは、何も知らずにノコノコやって来た我々夫婦と、大学を卒業したばかりで近所で働いていると言っていたドイツ人くらいだったように記憶しています。




夫婦での参加は私たちだけでしたし、多少年齢も離れていたのでちょっと浮いていたかもしれません。



ですが有難いことに、快く輪の中に入れてもらえました。




ドイツ語が全くできない私に驚きを隠せない様子の現地ドイツ人大学生でしたが、そこは彼らも大人の対応で乗り切ってくれました。



そうです。

基本的に集まった日本人は日本である程度ドイツ語の基礎を学び終えた留学生なので、皆さんそこそこドイツ語で会話できるのです。



ここが当時の私との決定的な違いでした。




そんな衝撃を受けつつも、ドイツ人からはドイツ語以外に町の情報も教えてもらい、意外にも日本人の学生さんと仲良くなることができました。



年齢の差はありましたが、久しぶりに夫婦以外の会話で日本語を使うことができたので満足でした。



これでスタムティッシュ(Stammtisch)がどんなものなのか一通り把握できたので、その後は夫婦揃ってフェードアウトしましたが、大学生の頃に戻ったような気分に一瞬浸れて楽しかったです。



2018/08/06

トリリンガル育児!言語の発達の記録(2歳児)

引き続きトリリンガル(日英独)環境で育つ子供の乳幼児期の言語の発達の記録です。



今回は2歳児について。




■1歳児の記録はこちら







2歳0ヶ月で言語を使い分け?





英語と現地語によるバイリンガルの保育幼稚園に通う我が子が2歳になったばかりの頃、こんな事がありました。




家族3人でたまたま入ったレストランで食事をしていると、急に子供が現地の言葉(ドイツ語)で「パパ、美味しい?」と聞いてきました。



私は目が点に。



普段の生活の中では、人形にたまにドイツ語で話しかけてたりはしていましたが、(それも簡単な単語、こっち来てとか、大丈夫とか)、食事をしながら親にドイツ語で話しかけるというのは初めての出来事でした。




いつも家で食事をしているときは常に日本語だったので、なんでだろうと思いました。




子供がこのドイツ語を理解していることも私はそれまで知りませんでした。





後から推測するに、レストランには大勢の人がいて、たくさんの園児が集まって食べる園での生活を思い出したのではないだろうかと。




もしかすると幼い我が子は、


家の外(特に大勢の人がいる場)=現地語

家の中(基本的な生活全般)=日本語




のように、対人で言語を区別するのではなく、場所、場面でなんとなく言語を使い分けているのかもしれません。



あくまでもなんとなく、感覚的に。




たまたまこういう事が起こっただけで、勝手に推測しているだけなのでなんの根拠もありませんが、小さな成長が垣間見れるのは嬉しいものです。






2歳後半




2歳も後半に入ると、日本語だけでなく現地のドイツ語まで文章でスラスラ話せるようになりました。




2歳半になったばかりの頃は、現地語の文法はめちゃくちゃでした。




それでも意味は伝わっていましたが、だんだんと文法の間違えは減っていきました。



数もきちんと数えられるようになり、特定のドイツ語の名詞は単数と複数の区別をつけるようになりました。




英語は、日本語や現地語ほどではありませんが、ネイティブの先生の言っていることは理解できる場面が多いようです。



よく使うフレーズで簡単な言い回しは、家でもたまに英語で出てきます。




そして最初は家の外か中かで使い分けていたように感じた3つの言語も、この頃には「対人」、相手によって使う言葉を選んでいるなと思える場面が増えてきました。




そして2歳半頃からメキメキ現地語が上達してきた背景には、現地の保育幼稚園でお友達から受ける影響が強いことが理由のひとつとして考えられます。




それまでは一人で遊ぶことが多かった我が子ですが、3歳が近づいてくると周りのお友達と一緒に行動する機会も増え、自我も発達し、お友達の真似をして自己主張することも増えてきました。




環境が与える影響をひしひしと感じます。



2018/08/05

ドイツの都会と田舎、ドイツ語の必要性を比較

ドイツの都会と田舎では、ドイツ語の必要性が大きく異なるように感じます。



というのも、都会では英語である程度生活が成り立つからです。



ですが田舎町ではそうはいきません。



田舎町でも英語対応可能な人々の割合が、年々増えていることを肌では感じますが、まだまだ都会程ではありません。




ドイツに引っ越す直前に聞いた、「ドイツ語を学ぶなら田舎の方が良い」という言葉を
思い出します。




例えば、レストランやカフェに入った際、ベルリンなどの都会ではお店の人が英語で話しかけてくれる事がありましたが、田舎では英語で話しかけられる事はまずありません。




田舎でも、大学生など比較的若い世代は英語も話しますが、やや年配の職員の方々が集まる郵便局などでは英語が通じない事がほとんどです。




他国においても同様の事が言えるかもしれませんが、ドイツでも、人口が多く都会であればある程度、英語だけで生活できそうです。




都会であればドイツ語の必要性は低く、田舎にいく程ドイツ語の必要性は高くなるように思います。



2018/08/04

ドイツの保育幼稚園(入園決定までの流れ)

ドイツで子供を保育幼稚園(KITA)に入園させるにあたり、実際に入園決定するまでの流れを記録しています。




保育園・幼稚園探し


保育園・幼稚園探しは妊娠中から始める保護者が多いと聞きました。



我が家の場合は入園を焦っていなかったこともあり、モタモタしていたので生まれてから子供を連れて探し始めました。



早速、近所で評判の保育幼稚園に見学に行き、園長先生による園内施設に関する説明はドイツ語のみのため困りましたが、最後に英語でも簡単にフォローしていただきました。



そして多少カルチャーショックを受ける場面はありましたが、他の先生方も含めて、素敵な笑顔での対応と、園全体の明るく楽しい雰囲気がとても気に入ったので、そのKITAに登録だけ済ませました。





入園許可の連絡方法


保育幼稚園の先生から私の携帯へ直接電話が入りました。



「来月から空きがでるけど、どうしますか?」と言うので夫に相談してすぐに入園依頼の電話を折り返しました。



入園対象となる親へのファーストコンタクトは電話のみらしいので、一時帰国などでドイツを離れていなくて良かったです。




入園のお知らせなど、各園によって異なる部分があるかと思いますが、この園の場合は慣らし保育は初登園の午後からスタートし、2日目からは午前中という流れでした。





入園直前


正式に慣らし保育がスタートする前に、一度気軽に園庭で遊ばせるように言われました。



遊ばせる時間は、午後のおやつ後の1時間程。



日にちは入園前の平日であればいつでもいいので、都合のいい当日の朝、園に電話を1本入れてからにしてくださいとのこと。




入園準備


1歳半で入園となる子供の持ち物は、ルームシューズの室内履きのみ。


他に親はネームプレートに貼る写真の用意と、服と靴にはすべて名前を書くようにという説明書をもらいました。



入園書類(Kita-Karte)を役所にもらいにいき、入園決定後の個別説明会の際に契約のサインを済ませてきました。



予防接種のついでに小児科でも書類を記入してもらい、その他には子供の写真撮影の許諾書などにもサインをし、初登園の日に持参して提出となります。




そしていよいよ初登園の日を迎えました。






■関連ブログ



2018/08/03

ドイツで子供と観光!おすすめ博物館&美術館&動物園6選

ドイツで乳幼児の子供連れ家族におすすめの観光スポット、博物館・美術館・動物園について書きたいと思います。



全て実際に小さい子供を連れて訪れた体験をもとに記載します。



もともと日本よりも子供の行動に対して寛大なところがあるせいか、美術館も博物館も乳幼児を連れていきやすいと思います。




中でも一番良かったのは、


1.ドイツ博物館(ミュンヘン)



その理由は、展示物を実際に子供が触ることができるからです。



実際に飛行機の模型を操縦できたり、伝統ある船に触ることができたり、その他のたくさんの機械や地球儀などの展示物に触れるようになっていて、子供の笑顔を見ることができました。




博物館自体、全部見切れないくらいとても広くて歩き回るスペースがたくさんあるので、動きたい子供におすすめできます。




開館直後が一番空いていて、お昼くらいになると混むため、朝からゆっくり歩けるプランが良さそうです。






2.自然史博物館(ベルリン)


ここは大きな恐竜の展示物が有名な博物館です。



動物が普通に展示されているだけでなく、解剖の過程や精肉になる前の様子、ホルマリン漬けの瓶が並ぶ大部屋など、一風変わった展示方法が印象的です。



館内には子供たちがたくさんいて賑やかでした。





3.ベルリン動物園・水族館


ベルリンで動物園といえば、ベルリン動物園。



近くの商業施設(ビキニ)から猿山が見えるようになっていることが話題の人気の動物園です。大人が休むにもいいです。



園内は歩いて見やすくなっており、大きな橋を渡るとまた新たな動物たちに出会えます。




その橋の手前には水族館もあり、雨が降ったら水族館へ行くこともできるので、急な天候の変化にも対応可能なスポットです。





4.ライプツィヒ動物園


このスポットは以前のブログでも触れましたが


子連れドイツ観光するなら!巨大なライプツィヒ動物園



とにかく広いです!


子供たちが思い切り遊べる広場(公園)もあるので、1日中いられます。





5.ペルガモン博物館
(ベルリン・博物館島)



ベルリンのペルガモン博物館は、ベビーカーの優先入場制度があり、待ち時間を短縮できる上、スタッフも子供に優しかったです。




ただ、他の博物館に比べて子供が少ないので、普段よりお行儀良くさせてささっと見て回るのがよさそうです。





6.お城や宮殿内の美術館(ドレスデン)



ドレスデンのツヴィンガー宮殿やお城美術館ではベビーカーをレンタルできるところもあり、子連れに優しかったです。



ドレスデンの駅構内で2日間有効のミュージアムカードを購入したので、数カ所まとめて訪れました。



宮殿内
・アルテマイスター絵画ギャラリー
・数学物理学サロン
・陶磁器コレクション



お城にある「歴史的緑の丸天井」だけは入場制限があり、時間指定も必要だったので、小さな子供連れ向けではないため入りませんでしたが、制限がない入口ではベビーカーがレンタルできて館内も広いため鑑賞しやすかったです。



ドレスデンでは館内は大人向けの内容で子供がぐずってしまったこともありますが、そんな時は無理せず外へでると、すぐに宮殿の美しい庭で走り回ることができるので、子供の楽しそうな姿もたくさん見ることができました。





このようにあちこち巡ってきましたが、小さな子供の場合、記憶にはあまり残らないかもしれませんが、良い刺激にはなったのではないかと思っています。



2018/08/02

トリリンガル育児!言語の発達の記録(1歳児)

トリリンガル(日英独)環境で育つ子供の乳幼児期の言語の発達の記録です。




1歳後半


1歳半くらいから、英語&現地語によるバイリンガルの保育幼稚園(プリスクール)に通い始めた我が子。



1歳後半、初めて現地語(ドイツ語)を話しました。




なんと1歳半を過ぎたある日、お迎えにいったら、ついにドイツ語をしゃべったと先生が教えてくれたのです。



慣らし保育期間を入れて、ちょうど3週間経ったタイミングでした。




周りがどんなに理解できなくても、もともと先生やお友達に簡単な単語を主に日本語で話す子だったのですが、その日はいつものように日本語で単語を言ったあと、きちんとドイツ語で同じ意味の単語を言ったそうです。



親としては嬉しい子供の成長!




帰り際の挨拶も、それまではごにょごにょっとした発音だったのが、相手にも伝わるようにチュース(バイ)と言えるようになりました。



こうして少しずつコミュニケーションを覚えていくのですね。




現地の保育幼稚園で、食べたいおやつが食べられなかったらかわいそうだなと思い、以前から好きな果物の名前は誰にでもわかるようにと、日本語だけでなく英語でも教えていました。




そのため日本語が第一言語であることには変わりませんが、その次に英語とドイツ語の単語がでてくるようになりました。



これら3つの言語は、特に区別せずに口にしていると思うので、これからの成長でどうなるか楽しみでもあります。




日本に本帰国することになれば、日本語以外は忘れてしまいそうですが・・・





1歳後半もおわりに近づき


日本語だと簡単な会話が成り立つようになりました。




保育幼稚園での出来事も、たとえば「友達と遊んだ」とか、「滑り台楽しかった」とか、「今日はぶどうとバナナたくさん食べた」とか、日本語で色々と教えてくれます。




「てにをは」を使おうとする場面も増え、会話らしい会話を楽しめるようになってきました。




日本語だとペラペラとしゃべる我が子ですが、まだまだ英語と現地語は、単語がぽつりぽつりと出てくる程度。




日本語以外で唯一文章として出てくるのは「レッツゴー」くらいです。
(これは普段の園生活の中で自然と先生から教わったもの)



なので先生方には、まだまだ子供の言っていることを理解してもらえません。




お迎えの時に子供が私に対して話しかけている内容を、日本語から英語にして近くにいる先生にたまに理解してもらうことがあります。



子供が何て言っているか理解できると、先生も楽しそうにしてくれます。



この保育幼稚園では、現地語で園児と接する先生が8割、残りの2割の先生は英語で接してくれます。




現地語メインではあるものの、先生のほとんどは英語を理解できるため、この時は親としてどちらかというと現地語よりも英語に力を入れたいと思っていました。




ですがそんな親の気持ちはよそに、現地の言葉をどんどん吸収してく我が子。




次に続きます。


トリリンガル育児!言語の発達の記録(2歳児)



2018/08/01

ドイツで小包が税関に引っかかった結果(2回)

ドイツで日本から送ってもらった小包が税関に引っかかったことが、今までに2回あります。



1回目と2回目で、それぞれ対応が異なったので、ここに記録しておこうと思います。



どちらも日本から国際郵便EMS追跡ありで送ってもらい、それぞれ中くらいの大きさのダンボール1箱の荷物でした。




税関に引っかかったケース1

荷物の中身の価値が3万円を超えており、追跡画面を開くとなぜか既に配達されたような表記になっていました。



実際には配達員は来ていません。



慌ててドイツのDHLにメールで問い合わせてみるも、返事はなかなか来ませんでした。



そして数日後、町内の税関オフィスから手紙が自宅に届きました。



荷物を預かっているから、受け取りにくるようにとのこと。



早速向かうと、窓口で身分証明となる滞在許可証(ビザ)カードを提示するように言われ、さらっとチェックされると、その場ですぐに荷物を受け取ることができました。



この時、料金は一切とられませんでした。



お金もとらないし、小包の中身も確認しないのならば、直接自宅に配達してくれればいいのにと思ったものです。




税関に引っかかったケース2

この時の内容物の価値は1万5千円で、前回の荷物の価値の半額でした。



重さも前回引っかかったときより軽かったように記憶しています。



1回目と同じように追跡画面で配達状況を確認しており、いよいよ配達日というタイミングできちんと配達員がやってきました。



ですが、なんだか普段と様子が違います。



そのまま荷物を受け取って去ろうとすると、「ちょっと待って、税関から約25ユーロ支払うよう通達が届いています」と手紙をその場で見せられました。



ドイツの便利な銀行カード(ECカード)で払おうとすると、カードは使えませんとのこと。



細かい金額まで現金でぴったり必要だと言われました。



一度荷物はそのままにして家に戻り、ありったけの細かい小銭を集めて金額がぴったりになるように料金を準備し、再び配達員の元へ。



無事に精算が済んでようやく荷物を受け取ることができました。




このように、我が家は税関で日本からの荷物が引っかかると、荷物の受け取り方&料金の発生は2回とも異なる結果となりました。




この他にも何度かEMSで荷物を送ってもらっていますが、内容物が1万円以下と記載されている場合は、これまで一度も税関に引っかからずに届いています。


ブログ アーカイブ