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2020/12/05

2020年も残り4週間。研究者夫と生活環境の変化も長い付き合いに・研妻哲学327

もうすぐ2021年が来る、2020年の師走に思う事


2学期終了まで約2週間の今


今年は新型コロナによる変化の年

ここでは挙げきれないほど
世界は変わったように見える

マスクをつける習慣のない人たちも
マスクをつけることが普通になり

今もなお
外出自粛が続いている地域があり

子どもたちの教育環境も変化を迫られた

そして世界から一気に
視点を低い位置に移動させて
わが家に置いてみる

今年から数年を振り返ると
どの年も結構、変化の年だったと言える

海を越えて
住まいが変わり

海外には最初の1年だけ
滞在する予定だったのが
契約を更新して滞在延長することになり

家族の人数が変わり

はじめての育児にアタフタして

現地の幼稚園に通うようになったかと思えば
今度は日本の幼稚園へ通うことになり

時期は未定だけれども
研究者という仕事柄、
今後も引っ越すことだけは
決まっている

次から次へと
変化の連続

生活環境はずっと変化している

ここまでくると
変化しない生活環境なんてあるのかな
という境地に達する

もう変化することが当たり前

変わり続ける
わが家の生活環境とは
長い付き合いになるので
そろそろ
良い関係を構築できてきたかもしれないと
思い込んでみたい

さらに視点をわが家から過去へ

今度は歴史をさかのぼってみる

ノーベル賞を受賞した日本人科学者たちの
これまでの生活、研究環境を
ほんの少し探ってみると

ノーベル賞を受賞するような
立派な日本人科学者の中には、
戦争で防災頭巾をかぶりながら
大学で教鞭をとるような歴史を
持つ先生もおられる様子

その当時
日本人以外の研究仲間においても同様に
命にかかわる生活環境の中で、
研究していたとも捉えられる

そう思うと、今も
変化する生活環境の中で
研究を続けていくことは
昔と変わっていないようにも感じられる

2020年12月5日、土曜日の記録



*淡々と現実を受け止める、研妻哲学*



変化が当たり前になったら、変化と感じなくなるかもしれない





・読書メモ
書名:ノーベル賞受賞日本人科学者21人 こころに響く言葉
著者:竹内薫
発行所:株式会社悟空出版
発行年:2019年







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