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2020/12/07

21世紀初頭の不安定な研究者の結婚生活を残す理由を探る・研妻哲学329

22世紀の人たちを想像してみる


不安定な研究者をどう思うだろうか


22世紀の初頭(2101年〜)といえば
今の小さな子供たちは
すっかりお年寄りになっている頃

そんな22世紀初頭の世界を
たまに想像してみることがある

21世紀初頭の私には
到底、検討もつかないのような出来事が
たくさん起きているのだろう

そんな今の子供世代が
高齢者になる頃まで
研究者の生活は
不安定なのだろうか

答えはわからないけれど
分野によっては
その可能性が高そうだ

その昔
ドイツの文豪ゲーテは
若い世代はもっと楽に生きるべきだ
というようなニュアンスの言葉を
残しているらしい

その意味は
先人がはるか昔に
同じようなことで
既に悩んでいるから

今を生きる人は
そこから知恵を得て
もっと楽に生きられるはずだ

というような意味合いだったように
記憶している

だとしたら
21世紀初頭に
不安定な研究者夫との結婚生活から
得られた人生観を書き残すことは

もしかしたら
22世紀の人たちが
もっと楽に生きるための
ヒントになるかもしれない

これを実際の大きさよりも
遥かに大きく捉えて
人類のためと言ったら
大袈裟になるけれど

子供世代を飛び越えて
孫世代まで愛が届くかもしれない
という希望と対面している

2020年12月7日、月曜日の記録




*淡々と現実を受け止める、研妻哲学*




一人ひとりのごく限られた経験が、未来のひとを生きやすくするかもしれない








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