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2020/12/04

海外移住してから4回の引っ越し。転送された郵便物で気づくこと・研妻哲学326

海外帯同してから本帰国まで引っ越しばかり


帰国後も次の引っ越しが待っている生活


研究者夫に海外帯同してから
ドイツ国内だけで3回
住まいが変わっている

これに数カ月間の子連れ出張を含めると
実際に移り住んだ回数は
3回以上になるけれど

本帰国の引っ越しを4回目とすると
海外に渡ってから
少なくとも合計4回の引っ越しを
経験していることになる

後半の時期は
幼い子供を連れての大移動

そんな引っ越し回数を
言い訳にしたい出来事がおきた

ドイツから日本に引っ越す際に
夫がドイツ郵便局のホームページ上で
郵便物の転送サービスに申し込んでいた

そんなことをすっかり忘れていた矢先

日本の学会からの郵送物が
住所変更の連絡が行き違ってしまったのか
ドイツを経由して
帰国後の自宅に届いた

ふとその郵便物の宛先に目を向けると
見覚えのないストリート名が書かれていた

「こんな名前の道沿いに住んでいたっけ?」

ドイツで最後に住んだ部屋は
それまでと比べると
とても好条件だったのだけれど

その部屋に移ってから
1年も経たないうちに帰国してしまった

実際に住んだ期間が短いだけでなく
入院や出産も重なったため
なにかと落ち着かない日々だった

そんな言い訳を並べたところで
前の住所をすっかり忘れていたという
新しい自分に出会った

2020年12月4日、金曜日の記録



*淡々と現実を受け止める、研妻哲学*



自分のことをよくわかっている自分を疑ってみてもいいかもしれない





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