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2020/12/13

海外ポスドク研究者時代の良かった点。家族目線から・研妻哲学335

海外ポスドク研究者時代と本帰国後の違い


ラボのイベントに家族が招待される


わが家の研究者夫が
海外でポスドクと呼ばれる研究者修行を
していた時期と
本帰国してからの違いについて

大きく異なるのは
「家族とラボの接点」

海外ポスドク時代には
研究所のイベントに家族も招待されて
夫の同僚や上司と顔を合わせる機会が多かった

カヌーといったアウトドアから
ラボ敷地内でのパーティーなど
季節ごとに開催されるイベントは
家族の参加・不参加が自由に選べた

さらに
ラボ敷地内で行われるイベントのときは
臨時キッズスペースをつくるために
それぞれ専門の業者が呼ばれ
貸し切りキッチンカーや
大きなバルーン遊具に加えて
フェイスペイントのコーナーなども充実

その脇の庭には
バーベキュー好きなドイツ人が集まり
グリル用テントの下で
お肉をジュージュー焼いている

パンを持ってテント前に並び
夫の上司が焼いたソーセージを挟んでもらう

こういうとき
焼くのはたいてい上司の役目なのが
ドイツっぽい

子供は飽きずに
外が暗くなるまで遊んで過ごせる

エントランスには
ビールやソフトドリンクといった
飲み物が並び

研究者たちやその家族が持ち寄った
ちょっとしたパスタサラダや
デザートが添えられる

たくさんの食べ物に飲み物
そして遊び場

研究所による
家族サービスといっても
過言ではないかもしれない

おかげで夫が毎日
どんな仲間と仕事しているのか
名前と顔くらいは一致していて
当然の状況だったのだけれど

これは海外ポスドク時代の
特典だったようだ

本帰国後は
そういったひろがりが一切ないのが
少し残念でもある

2020年12月13日、日曜日の記録




*淡々と現実を受け止める、研妻哲学*




完璧な所属先は幻想かもしれない







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