研究者と研究者を支える人々を応援する、研妻精神 #26
2020/2/8研究者の道が険しいほど
研究者を支える人々の
道のりも険しくなる
先が見えなくて不安になったり
苦しい現実に疲れてしまったり
論文の数の争いに
惑わされそうになったり
査読の辛辣なコメントに
胸を痛めたり
実験より科研費の優先度が
上がったり
研究より指導することに
時間をとられたり
研究者の道を選んだ人なら
研究者を支えることになった人なら
一度は通る道
そんなとき研妻は
こう思うようにしている
査読してもらえて良かった
論文を審査に出すことが
できて良かった
審査に出す論文があって
良かった
論文を書き終えることが
できて良かった
一行でも書き進めることが
できて良かった
論文を書くテーマが
見つかって良かった
現実に辿り着くまでの長い道のりを
誇らしく思う
そして
それでも心が折れそうなとき
厳しすぎる現実に対して
空想という武器も持ち込む
*淡々と現実を受け止める、研妻精神*
将来が不安で仕方がないとき、現在に至るまでのプロセスに目を向けてみるのもいいかもしれない