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2020/02/13

【研妻精神31】任期付きポスドクから、任期付き大学研究員

研究者と研究者を支える人々を応援する、研妻精神 #31

2020/2/13



「任期付き」という響きは

一般的に負のオーラを放つらしい



雇用が安定しない

将来が見えない

未来が不安な

任期付き雇用


といった具合に

ネガティブな印象がずらりと並ぶ



大学研究員となった研究者夫は

大学院を卒業してから

ずっとこの「任期付き」という

ポジションを謳歌している



任期付きポスドクとして

海外修行中に

何回か契約を更新した後

任期付き大学研究員となった



もはや任期付きであることが

当たり前

普通のことになった



研妻は思う



実はそれほど

ネガティブなものではないのかも

将来に対して

そんなに罪深いものでもないのかも



あと何年働けるか教えてくれている

契約満了を迎えたら次へ行けるよう

今から準備するよう

事前に知らせてくれている

突然の勧告とは違う

予め告知されている

任期満了のとき

必要以上に困らないよう

猶予期間を与えてくれている



それはありがたいこと



たしかにその後の保証は何もない

何もないが

少なくとも契約がおわるまでは

保証してくれている



それもありがたいこと



そう捉えると

未来の見え方がちょっと違ってくる







*淡々と現実を受け止める、研妻精神*



ポジティブな雰囲気を放つ任期付き雇用があってもいいかもしれない










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