研究者と研究者を支える人々を応援する、研妻精神 #36
2020/2/18日本人の若手研究者が
海外で研究者として雇ってもらうとき
と
外国人の若手研究者が
日本で研究者として雇ってもらうとき
全然違うように見えるけれど
ひとつ共通点がある
どちらの場合も
その国をいずれ離れる意思があると
契約年数が伸びる傾向にある
ということ
はっきりとした理由は
わからないけれど
海外で研究していた夫は
契約交渉の際
いつもボスに
いずれ日本に帰りたいと伝えていた
反対に当時の夫の同僚は
(夫と同じように外国人の立場だった)
ずっとその国に残って研究を続けたいと
伝えていたそうだ
結果
夫の契約年数は
その同僚よりも長くなった
夫は年単位なのに対し
同僚は月単位だった
これは日本にも当てはまる
もちろん例外もあるが
経験上おおかたこの傾向がみられる
若手研究者の何かヒントになれば
と思いここに書くことにした
良くもわるくも
研究生活を続けるには
環境の変化がつきものという現実
*淡々と現実を受け止める、研妻精神*
物理的には離れても、共同研究というかたちでまた繋がることができる世界
「離れてもまた一緒に仕事したい研究者」と思わせることが契約更新のキーポイントになるのかもしれない