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2020/02/17

【研妻精神35】研究者、英語の必要性について

研究者と研究者を支える人々を応援する、研妻精神 #35

2020/2/17



研究者の夫が

学生(学部生)の頃から

一緒に過ごしてきて

かれこれ10年以上の月日が経った



夫を通じて出会った研究者

研妻の個人的な活動を通じて

出会う研究者も

年々増えていく



日本でも

海外でも

わりと様々なジャンルの研究者と

出会う機会に恵まれた



ふと考えてみる

今まで出会った研究者の方々は

英語が必要になる機会が

どのくらいあっただろう



答えはおそらく世代によって違う

現在の一般的な教授世代は

日本の大学を卒業するとき

今ほど英語力を求められなかったはず



研究者を目指す学生は昨今

英語で卒業審査を受けなければならない

場合も多くなっている



研究者を目指す現代の学生には

大学の卒業審査会で

相手に伝わるくらいの英語力が

必要だといえる



卒業審査には

事前準備の時間が与えられる

運が良ければ

周りがアドバイスをくれるなど

助けてもらえるだろう

なので

本人のやる気次第ともいえる

英語に苦手意識があっても

乗り越えられるレベルともいえる

おそらくTOEIC500点ちょっとレベルでも

乗り越えられる



分かれ道は大学を卒業してから

海外の大学を卒業した者は

この限りではないが

日本の大学を卒業して

英語にそこまで触れることなく

研究者の道へ進むとなると

やはりそれなりの英語力が求められる



わが家の研究者夫の場合

渡航前に受けたTOEICの点数は

ここに書いたらひかれるくらい

低い点数だった



にも関わらず

渡航して

海外の受け入れ先で毎日英語を使い

何気ない会話の重要性に気づき

必死に習得しようという意識が芽生えたら

海外生活3年目には

渡航前とは見違えるくらいの

英語力が身についた

そして5年も経つ頃には

英語に対して自信が持てるようになった



それでも英語で論文を書くとなると

たくさん赤が入るらしい

まだまだ修行は続くが



研妻が把握しているのをまとめると

研究者を目指す学生にとって

必要となる英語力は

専門分野の理解に問題がないレベルで

他に簡単な日常会話ができればOK



大学を卒業後

企業に就職せず研究者を続けるには

専門分野以外の英語力も

ある程度必要になるため

聞く、読む、書く、話すを

バランスよく学び続けるといいようだ






*淡々と現実を受け止める、研妻精神*



今は英語ができなくても焦る必要はないみたい

英語の土台となる日本語(母語)を鍛えておけば、いずれ背水の陣に追い込まれたときに英語力はそれなりに伸びてくるかもしれない



*関連する研妻精神*

【研妻精神9】留学経験なし、英会話を習わず海外挑戦した結果>>




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