研究者と研究者を支える人々を応援する、研妻精神 #34
2020/2/16本帰国後の慌ただしさが
落ち着いてきた頃
家族みんなで
テーマパークへ出かけた
子どもは久しぶりの
遊園地に大興奮
入場すると同時に
色んなスタッフが笑顔で
出迎えてくれる
子どものお世話の間に
パレードやショーも観た
大人も非日常を楽しんだ
そしてふと思った
目の前で煌びやかな
衣装を身にまとい
笑顔を振りまきながら
踊るダンサーと
研究者はどこか似ている
もちろん見た目ではない
研究者は実験の際に
たいてい白衣を着るが
カラーバリエーションはない
あってもいいと思うが
赤やピンクの白衣を着た
研究者に出会ったことはない
そんな外的要因ではなく
内的要因が似ている気がした
テーマパークや遊園地で
踊るダンサーも
研究者も
どちらも「夢を与える仕事」
そんな共通点があるのではないか
与え方は違っても
確実に夢をもらった研妻親子は
家への帰り道
再び日常生活という
現実に舞い戻った
*淡々と現実を受け止める、研妻精神*
夢を与えることは、まず夢を見ることから始まるのかもしれない