日本がドイツ化?
日本の過ごしやすい時期を
ドイツで過ごした気がしてならない
というのも
帰国したら
かつての日本とは
だいぶ違っていた
増税を筆頭に
軽減税率が始まり
新型コロナの影響が続く中
レジ袋が有料化され
豪雨にもみまわれる
私のよく知る日本は
どこへ行ったのだろうか
欧州よりもはるかに低い税率で
買い物をすれば
レジ袋や素敵なショップバッグが
もれなくついてくるのは
すっかり昔の日本になってしまった
今はエコバッグを忘れると
日本でも
たちまち損した気分になる
ドイツと同じ点は
軽減税率にとどまらず
今度は銀行口座の維持費まで
導入するか議論されているらしい
これは銀行の口座を持っているかぎり
毎月いくらかの手数料を
利用者が銀行へ支払う義務のこと
わが家のドイツの銀行口座は
今でも毎月千円くらいの金額が
口座を維持している手数料として
銀行側から自動的に引き落とされている
日本では利用者の
反対意見が多いので
当面の間
導入される心配は必要ないと
報じられているが
経営状況次第なところがあり
遠い将来はどうなるかわからない
もともとドイツの銀行には
通帳がなかったが
日本も通帳を
使わなくなるかもしれない
これらに関して
私の狭い視野の小窓からは
日本がどんどん
ドイツ化しているようにも見える
ドイツまで行かなくても
軽減税率やエコバッグ生活といった
ドイツ的生活が手に入った日本生活
2020年8月23日、日曜日の記録
*淡々と現実を受け止める、研妻哲学*
しばらくの間、日本にいてもドイツのような生活ができるかもしれない