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2020/08/01

研妻哲学201・短縮夏休みがちらほら開始で、働く高齢者に遭遇

短縮夏休みスタート

街がだんだん
夏休みモードになってきた

近隣の市は
どうやら夏休みに突入した模様

幼稚園も午前中で終わったり
小学校も終業式だったりで
今日から夏休みという地域が多いようだ

科学館を訪れる親子連れも
増えてきた

つい先日、
上の子を幼稚園に預けて
下の子と科学館に行った帰りに
駅のエレベーターに乗った

そのとき
たまたま一緒に乗っていた
おばあさんが、
はにかみながらも
何やら心配そうな表情で
私に話しかけてくれた

「これアベノマスクなの、大丈夫かしら」

すみませんといった一声もなく
あまりに唐突な話題に
多少驚きつつも
「全然わかりませんでした、大丈夫ですよ」
と返した

実際のところ、
言われなければ気づかないような
真っ白で本当によくある
普通の形のマスクだった

そのおばあさんは続けて
仕事のときは他のマスクをつけるけれど
今は合間だからこれなの
と、教えてくれた

短いエレベーターの中での出来事

身だしなみに気をつけている
素敵なおばあさんという
第一印象とともに

一体どんな仕事をしているのだろうかと
気になった

気になった頃には
残念ながら
エレベーターのドアが開いてしまい
聞けなかったけれど

おばあさんになっても
働くことが
当たり前な時代なのかと
思わせる出来事でもあった

研究者夫の海外修行時代に
私の心はすっかり
おばあちゃんになったと感じたけれど

それからというもの
日々の生活において
「おばあちゃん」がひとつの
キーワードになっている

自分がおばあちゃんになったら
一体どんな仕事をしているかなと
未来に思いをはせる

2020年8月1日、土曜日の記録



*淡々と現実を受け止める、研妻哲学*


働く高齢者から学ぶことがたくさんあるかもしれない








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