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2020/08/17

研妻哲学217・夏休みクライマックスは近距離旅

近距離旅

わが家の短縮夏休みの
クライマックスは
家族で行った近距離の旅

旅といっても
独身の頃や
夫婦ふたりだけの旅行とは
大きく異なる

小さい子供を連れていると
ゆっくり食事することも
ゆっくりお土産を選ぶことも
なかなかできない

レストランで
ゆっくり食事がしたい

おしゃれなカフェで
のんびりお茶したい

お土産探しは
じっくり店内を見てから決めたい

ほつほつとそんな気持ちが
心を支配していきそうになる

やっぱり
そういう気持ちの存在は認める

けれども
いずれ今の状況を
懐かしく思う時が来るはず

こうした欲求は
子供が成長したあとの
お楽しみとして
とっとくことにした

海外からやっと
日本に帰ってくることができたのだから
なんの縁もゆかりもない土地でも
国内観光を楽しみたい

帰国直後は
何かと忙しくしていたので
ゆっくり観光できなかった

そんな背景もあり
今年の短縮夏休みクライマックスの
家族旅行では
近場の市内に一泊することにした

海外にいた頃に憧れた
和室の部屋を
旅の直前に予約

当日の朝は
朝食を自宅でゆっくり食べて
あと片付けをし
洗濯物を部屋干しにして
除湿機にタイマーをセット

マザーバッグやエコバッグの
代わりにしている
普段から使い慣れている
リュックサックに
家族全員の着替えを入れた

それをベビーカーの下に置き
上の子は本やおもちゃを
自分の小さなリュックに入れて
家を出発

「今夜は家に帰らなくていいんだっ」
と、はしゃぐわが子

感染症や熱中症対策をしつつ
まだ訪れたことがなかった
地元の商店街やお寺を
みてまわった

近場ゆえの
ゆるさが全体に余裕を生み
準備も気楽にできて
移動に時間がかからない

近距離旅は
子連れ旅行にぴったりだとわかった

こうして
夫の夏休みは幕を閉じ
妻の私が日中ひとりで
子供のお世話をする
夏休み後半が幕を開けた

家族旅行の思い出とともに生きる

2020年8月17日、月曜日の記録



*淡々と現実を受け止める、研妻哲学*


縁やゆかりは自分たちの手でつくることもできるのかもしれない








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