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2020/04/20

【研妻哲学98】緊急事態宣言13日目。コロナで疲れない心

日本全国の緊急事態宣言から4日目


もうすぐ東京を中心とした
一部の地域に緊急事態宣言が
出されてから2週間が経つ

特定警戒都道府県に住んでいるので
日々の推移は確認するようにしている

東京の感染者の推移を追うと
多少の増減はありながらも
横ばいのようだ

もうすぐ2週間というひとまずの区切りに
ここで新型コロナによる影響で
生活に疲れがでてくることに
触れたいと思う

個人的には海外生活、異文化への適応が
ヒントになるのではないかと考えている

母国に住んでいながらも、外出自粛や
一斉休校などで一変した私たちの
日常生活は、それまでの文化ではないような
生活を余儀なくされているという点で
海外生活にも繋がるのではないだろうか

よく現地の生活に慣れるには、
3がつく時期を意識するようにいわれている

海外での異文化生活が始まって
3日目
3週間
3ヶ月
3年
のタイミングで精神的な変化が
起きやすいらしい
ホームシックなどがその代表例だ

となると、やっと2週間と思っていても
本当に心が乱されるタイミングは
もう1週間後の3週間である
という予測がつくので
まだまだ気が抜けないという現実に
向き合わなければならない

緊急事態宣言がだされる前から
自粛生活をしていた人は
もう既に3週間目に突入している
可能性があるので、ちょうど今が
疲れがでやすい時期かもしれない

心の動きに敏感になる、海外生活への
適応を一通り経験している人は
もしかしたら今の状況に対する
心の免疫を持っているのではないか
とも考えられる

先が長いなと感じたら
相次ぐ休業要請で静かになった今なら
聴こえてくるであろう小鳥のさえずりに
耳を傾け、ただ淡々と目の前のことに
向き合う日々を受け止めるのもいいだろう

少なくともそうしている私は
あまり疲れていないと認識している

この先どうなるかわからないけれど
きっと今できることは、受け止めること

そして体だけでなく、
心の免疫にも気を配る心構えも加えたい
心や脳がちょっとおかしくなると、
体にも影響がでてくるものである

休業要請でさらに静かになった日本の
小さな町に小鳥のさえずりが戻ってきた
一部を対象とした緊急事態宣言から13日目

よく聴こえるようになった小鳥たちの歌声は
海外の田舎町での生活と、そこで
噛み締めた様々な気持ちを思い出させる

乗り越えたと思っていた異文化生活が
いつの間にか舞い戻っていたことに
気づかされる全国緊急事態宣言から4日目



*淡々と現実を受け止める、研妻哲学*



小鳥のさえずりは住んでいる土地を選ばず、人々を癒してくれるのかもしれない


心の免疫にも気を配ることが、体の免疫にも繋がるのかもしれない





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