日常生活と免疫・抗体の証明書
生きているとなにかと求められる、証明書
海外で帯同生活を開始するときや、
滞在許可証(ビザ)を取得するときと
更新するときにはアポスティーユと呼ばれる
公的な証明書が必要だった
これは東京で働いていた頃、会社帰りに
外務省まで出向いて申請し、そのあと
別途ドイツ語に翻訳してもらい、
研究者の夫との婚姻を証明するための
証明書となった
現地で病院にかかるときは、公的保険に
加入できるようになるまでの間
健康保険に加入していることがわかる
証明書を持参して受診していた
日本でも海外でも家を借りる際には
収入の証明書も提出した
出産した子供と飛行機に乗るために
パスポートを取得するには
出生証明書が必要だった
なにかと証明書が必要な私たちの人生に
最近また新しい証明書が加わる
可能性があるようだ
それは免疫の証明書、抗体の証明書だ
新しいウイルスがもたらす、新しい証明書
日本に浸透するかわからないけれど
ヨーロッパだけでなくアメリカでも
既に活用が検討されているらしい
日常生活の変化は、証明書にまで影響を
及ぼす、そんな緊急事態宣言5日目の記録
*淡々と現実を受け止める、研妻哲学*
生活が変わるように、証明書も変わるのかもしれない