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2020/04/04

【研妻哲学82】アルバイトを失った海外の大学生

バイト先が休業中の海外大学生

北米に住む大学生とオンラインで
対話したときのこと

その時間は本来であれば、飲食店で
アルバイトをしていた時間だったという

飲食店は政府から休業するよう
要請されており、
隠れて営業しているのが
見つかれば罰せられてしまう

そのためアルバイトを失った状況だ
フルタイム勤務の従業員には保証があるが
パートタイムの学生に保証はない

大学の授業は全てオンラインに
すでに切りかわっており
仲間と集まって語り合う機会もない

日本の飲食店が開いていることを知ると
それが非日常であるかのような反応だった

飲食店が営業していることが
日常だったのは既に過去の出来事となり
飲食店が営業していないことが
日常になった今を生きている学生

対話の最後に、私と話ができて
楽しかったと感想をくれた

新しい時代を、新しい日常と生きる
そんな学生は私に新しい学びを
与えてくれる先生のような存在でもある

学生の話を聴くうえで
過去の価値観が作り上げた肩書きは
そっと過去に置いておくことにしよう




*淡々と現実を受け止める、研妻哲学*


こだわらず、とらわれず、しなやかに生きる

新しい社会の価値観は、もうすぐそこまで来ているのかもしれない






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