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2020/05/31

【研妻哲学139】研究者夫と出会って14年、人生は旅だと実感

夫と出会って14年

たまには立ち止まって
夫との歩みをざっと振り返ってみる

14年という月日を
0歳の子が14歳に成長する年月と
捉えると、時間の重みをより感じる

交際期間は長かったけれど
出会ってから交際するまでは
短かったように記憶している

いざ結婚してみると
さすらいの研究者だけあって
生活そのものが長い旅のように感じる

任期が切れる前に
次の受け入れ先を見つけては
引っ越しをして新たな土地へ移り住む

これを繰り返してきた

住み始めてから
その新しい土地を知る術が
旅そのものだった

旅にはハプニングがつきもので
毎回その土地、その地域特有の文化に
戸惑うことも多かったけれど

どうにかこうにか夫婦で乗り切り
気がつくと14年も経っていた

果てしなく長い、夫婦の人生の旅

移動する時に運べる荷物には
当然限りがあるので

夫が研究者を続けるうえで
妻が諦め手放したものもある

いくつかあるけれど
両手で抱えきれないのだから
仕方がないと言い聞かせ
旅を続けてきた

今はそういう時なのだと
自分で納得して受け入れることにした

老後までには戻ってくると信じることで
現実と理想のバランスを探る
2020年5月31日、日曜日の記録



*淡々と現実を受け止める、研妻哲学*


納得して自ら諦めたことは、いつか戻ってくると信じていてもいいかもしれない



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