春休みとゴールデンウイークの区別が
つかないくらい長い休園が続いている
園児のわが子
ついに登園日という存在が遠のき
来園日と呼ばれるものに
様変わりしてしまった
登園してお友達と一緒に
保育室で過ごすのではなく
ただ来園して先生から絵本などの
モノを受け取り、すぐに帰宅するという日
そんな日が、なんだか哀愁を放っている
このもの悲しさは、近所のご年配の人にも
共通している
隣に住むおばあちゃんは、新型コロナの
影響が強まる前と今では別人のようである
わが家が海外から引っ越してきた直後
たまたま近所のお店で見かけて立ち話を
したのをきっかけに、顔をあわせる度に
よく子供たちにも優しい言葉を
かけてもらっていた
遠く離れて暮らす実家の祖父母に代わり
身近で子供の成長を一緒に喜んで
くれているような、心温まる存在
ところが今となってはマスク越しに
間隔をとって会釈するだけの間柄となり
やはり寂しさは拭えない
身内がいない海外生活においても
周りのお年寄りの優しさに
助けられてきたわが家
若者に優しい気配りのできる
おばあちゃんに、私もなりたい
理想のおばあちゃんを目指して
研鑽していく2020年5月7日
*淡々と現実を受け止める、研妻哲学*
自分で決めたことに自分なりに向き合っていくのもいいかもしれない