任期付き雇用の育児
日本の9月入学案は
見送られることになったようだ
これで一安心と言いたいところだけれど
研究者の夫は任期付き雇用のため
数年以内にまた引っ越す可能性がある
これまで夫とは海外を含めて
6回の引っ越しを経験してきた
見知らぬ土地で生活するというのは
近くに身内がいないということなので
出産前は精神的負担がかかり
出産後は肉体的負担もかかる
いま園児のわが子が小学校に入学するとき
わが家はどこに住んでいるだろうかもし小学校入学前に
また引っ越すことになると
わが子は生まれてから小学生になる前に
3回引っ越すことになる
英語の授業が小学校で始まり
出身を聞かれたら、きっと答えに
困るだろう
生まれた国か国籍か
日本で最初に住んだ場所か
どのように答えるのか
できる限り
子供自身に考えてもらおうと思う
子供が大人になる頃には
引っ越し生活が落ち着いていることを願う
2020年5月28日、木曜日の記録
*淡々と現実を受け止める、研妻哲学*
引っ越した数は、思い出の数かもしれない