新型コロナと日本昔話
かさじぞう
鶴の恩返し
三年寝たろう
といった、よく知られている日本の昔話の
主人公はたいてい貧しい
若者もおじいさんもおばあさんも
現代の我々の暮らしぶりとは
ほど遠い生活様式であることがわかる
それが昔の日本を代表するような
生活だったのだろうと想像がつく
昔と今の当たり前の境目は
はっきりしないけれど
いつしか当たり前は当たり前では
なくなることだけは確かなようだ
ということは、今の私たちの
何気ない当たり前だと思っている
日常生活は、そもそも
変化するものであると知っておくと
健全な心を保ちやすいのかもしれない
ウイルスも変異するように
この世に存在する限り
変化の連続なのだろう
*淡々と現実を受け止める、研妻哲学*
今この瞬間も、変化しているのかもしれない