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2020/09/01

彼氏の大学院入試、社会人の彼女は・研妻哲学232

学生彼氏の大学院入試

社会人彼女が応援するまで


彼が大学を卒業したら
就職をすると思っている彼女

お互い就職したら
いよいよ結婚の2文字が
色濃く浮かび上がる

ところが
就職活動をせずに
大学院へ進みたいという彼氏

これは結婚を遠ざけるための
口実なのかと
悪魔がささやく

しかも目指すのは東大

すぐ近くで聞こえていた
結婚という響きが
どんどん遠ざかる

就職せずに
大学院に進みたいと言うのだから
収入は期待できない

これからも引き続き
デートにお金はかけない

平等に、対等に
外食したら折半だ

院試を控えている彼氏は
どんどん忙しくなる

ただでさえ
夜遅くまで研究室に残ることが
多いため
彼女との時間は
ますます削られていく

デートにはお金どころか
時間さえもかけられなくなった

社会人として働く彼女も
残業が深夜に及ぶこともある

帰る方向が同じ
直属の女性上司と一緒に
終電で帰宅する日も増えていく

ふたりの生活が
すれ違うことは目に見えていた

そんな過去を振り返る

2020年9月1日、火曜日の記録

(つづく)



*淡々と現実を受け止める、研妻哲学*


過去の初々しい日々を振り返ると、未来だった「今」の捉え方が変わるかもしれない





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