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2020/09/14

試される研究者夫の教養力・研妻哲学245

研究者と教養


夫の場合


苦難の連続だった
海外修行をおえて
ようやく日本で
研究者として
任期付きの職を得た夫

これまでとは違う環境に
身を置くようになったことで
ある変化が夫の背中を
押しているようである

それは
周りの人の教養力の大きさ

普段のちょっとした
何気ない会話で
気づかされる教養の違いを
以前よりも
色濃く感じているらしい

これはもちろん
夫本人ではなく
夫の周りにいる人たちの
教養が素晴らしいということ

やっと
慣れ親しんだ日本での
生活が始まり
一息つけたと思っていたら
また新しい山が姿をみせた

ここで
これまでの歩みを
妻目線で
ざっくり振り返ってみる

大学の学部生時代
大学院の修士時代
大学院の博士時代
ポスドク時代
任期付き研究者の今
というように
夫のそれぞれの時代を
振り返ってみても
今が一番
教養力を試されているように見える

女の勘を働かせると
おそらくここから先は
ある程度の教養が伴わないと
飛躍するのは難しいだろう

飛躍することが
幸せを保証するとは限らないけれど
未来志向の
アドラー心理学なら
おそらくこんなふうに考えるだろう

「ならばどうするか?」

変化しなければ
いずれ職を失う可能性がある
という現実に向き合い
今できることを考える

妻目線で
今すぐにできること

まずは
子供の読書環境だけでなく
夫の読書環境にも
気を配った方がいいかもしれない

2020年9月14日、月曜日の記録



*淡々と現実を受け止める、研妻哲学*



教養という土台は、子供の頃よりも大人になって専門性を持ったときにスポットライトを浴びるのかもしれない





・参考文献
書名:定年後の人生を変えるアドラー心理学
監修:八巻 秀
出版社:講談社
発行年:2018年






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