お知らせ

▼研究者を支える妻の会「研妻会」Webサイト

▼「研妻会」インスタグラム気まぐれ更新中

2020/06/29

研妻哲学168・自己中な大人の話。その人は不安と向き合っていた

自己中な大人

まだ新婚の頃の話

かつてフルタイムで
勤務していた私

夫の海外修行が決まった矢先

勤務先に退職することを告げて
業務の引き継ぎと同時並行で

海外帯同の準備を進めなければ
ならなかった

業務の引き継ぎ
退職の手続き
引っ越しの荷造り
不動産屋のやりとり
航空券の手配
海外生活の情報収集
現地の言葉の習得
ビザに関する書類準備

といった渡航に関する
あらゆることが
頭を目まぐるしく駆け回っていた

そんな理由で
私はかなり自己中心的な
振る舞いをしてしまうようになっていた

当時を振り返ると
とても恥ずかしい

穴があったら入りたいくらい
自分のことばかり考えていた

言い換えれば
自分のことを考える余裕しかなかった

つまり
大きな環境変化を間近に控えて
強い不安にさらされ
自分のことしか
考えられなくなっていた

なのでいつもなら仕事の話で
盛り上がる会議直後の雑談さえも
うまくできず

とんちんかんな返しを
してしまったことを
今でも覚えている

当時の同僚には
申し訳ない気持ちが
今でも残る

自分が自己中になってきたら
不安を抱えていないか
今一度、確認したい

たまたま手にした1冊の本で
恥ずかしい研妻の過去を振り返った
2020年6月29日、月曜日の記録




*淡々と現実を受け止める、研妻哲学*


ちょっと自己中な人がいたら、不安と向き合っていないか考えてみるのもいいかもしれない




・参考文献
書名:幸せになる勇気
著者:岸見一郎、古賀史健
出版社:ダイヤモンド社
発行年:2016年



ブログ アーカイブ