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2020/06/16

研妻哲学155・日常の何気ない出来事にも意味があることを実感した話

日常の出来事の意味

ついこの間、毎日の登園に
マスクは何枚必要かについて
書いたばかり

その時のまだ記憶に新しい
予備マスクを泥でドロドロに
してしまったわが子の出来事を
きっかけに

予備の予備まで持たせて
登園していたところ

ちょうど同じクラスの親子と
道でばったり会った

お互いこれから登園する

今日もマスクで蒸れて暑いね
なんて何気ない会話をしていたら
お友達のお母さんが、自分の子供が
マスクをつけていないことに気づいた

そして目の前で
持ち物の予備マスクを探し始めたが
どうやら入れ忘れてしまった様子

わが子に多めに持たせたマスクの中に
未使用のマスクもあったことを
思い出し、差し出すことにした

そのお友達に使ってもらう流れになった

わが子のお友達のお母さんは
家に引き返してマスクをとってくる
こともできただろうけれど
その手間を省くことができたようだ

ドロドロのマスクに衝撃を受けた
出来事がなければ、予備のマスクは
1枚だけを持ち歩き、誰かに譲ることは
できなかっただろう

日常の何気ない出来事にも
意味があったのだと
思わされる出来事となった

そして降園のときには
わが子が好きなデザインの袋に
新しいマスクが入れられて
私たち親子を待っていた

言ってみれば、新参者の私たち親子と
長年この土地に住んでいる先輩親子の
見えない仕切りが一瞬
溶けたような気がした
2020年6月16日、火曜日の記録



*淡々と現実を受け止める、研妻哲学*


意味を見出すきっかけは、日常に転がっているのかもしれない




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