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2020/06/30

研妻哲学169・海外から日本の幼稚園に転園して驚いたこと6つ

海外と日本の幼稚園

海外といっても
ドイツの森というより山の中にある
幼稚園に通っていたわが子

引っ越しの前日まで
現地のキンダーガーデンに通い

日本へ引っ越して
2週間後くらいには
日本の幼稚園に通い始めた

短期間で環境は激変

家族でバタバタだった

この時はとにかく
遅れないことが
最優先だった

幼稚園の制服を着るのは初めてで
持ち物の扱いにも
慣れていなかったので

登園時間や提出物の期限に
遅れないことに
必死だった

そんな変化の中
転園してまず驚いたことは
持ち物リスト

子供の持ち物に細かく指定があり
数も多い

名前を書く場所まで
きっちり指定されるものがあると驚いた

ドイツの幼稚園のお気楽さが
一気に懐かしくなった瞬間でもあった

次に上履きを毎週
持ち帰って
自宅で洗い、
翌週に持ってくる
という決まりごと

ドイツのキンダーガーデンには
約2年通ったので

汚れが目立つときや
履き古したときは
洗ったり新しく用意したりしたけれど

上履き(ルームシューズ)を
幼稚園側から
洗うように
言われたことは一度もない

そして3つ目は
雨で濡れた滑り台
使用禁止になること

ドイツでは泥んこ遊び用のつなぎ服を
着て、雪の中でもソリ遊びのように
滑り台を楽しんでいたわが子

日本で通っている幼稚園では
雨で濡れていると
滑り台にバツ印がついて
滑ることができない
と子供から聞いたときは驚いた

4つ目はベビーカー置き場

日本の幼稚園にはベビーカー置き場が
ほぼないか
あるいはとても狭いスペースである
ことが多いように思う

おそらく日本のベビーカーは
コンパクトに折りたたむことが
できて収納場所をとらないから

けれどわが家は引っ越しの前に
譲り受けた大型ベビーカー
(キンダーワーゲン)を
今も使用しているため
とにかく場所をとってしまう

ドイツでは自転車と
同じ場所に置いておくことも
多かったので

日本でも園内で邪魔にならないように
自転車の駐輪場に置いたら
ママチャリの数が多くて
逆に邪魔になってしまったこともある

気をつかったつもりが、
空回りにおわる
虚しい現実だった

ならば日本のベビーカーを
使えばいい話なのだけれど

横断歩道や電車の踏切にある
ちょっとした段差や溝には
やはり欧米の大型の方が押しやすい

それまでは大きくて場所ばかりとってと
扱いにくい部分ばかりに目がいきがち
だったけれど

日本のベビーカーだと
引っかかってしまう段差や溝で
全然とまることなく
スイスイ進めるという
魅力を知ってからは
断然大型派になった

引っ越しの際に日本へ持っていくか
迷っていた私にアドバイスをくれた
現地の先輩ママたちに
心から感謝している

そして話を戻して5つ目

先生が女性ばかりということ

海外では男女比が半々か
6対4くらいだったが
日本で通う幼稚園は
先生が全員女性で
引っ越してきた当初は新鮮に感じた

最後はお弁当

ドイツでは野菜や果物、
ハムやチーズといった
冷たいものを持たせるのが
一般的だった

しかし日本では食べ物に
熱を通すように言われる

どちらの国も
腐った食べ物を食べずに済むように
という視点からの指導と思われるが
その方法は真逆だ


そんな転園当初の驚きを振り返った
2020年6月30日、火曜日の記録




*淡々と現実を受け止める、研妻哲学*


多様な人が住んでいる地球で、殻に閉じこもるのはもったいないかもしれない









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