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2020/11/17

研究者夫と海外から日本国内での帯同生活へ。文理融合の話・研妻哲学309

海外帯同から国内帯同へ


研究者夫の道連れ生活


海外の見知らぬ土地での帯同生活を
なんとかすり抜けて

国内の見知らぬ土地で
新しい帯同生活をおくる現在

ふと気付かされたことがある

日本には
文系、理系と区別する認識があること

もちろん知っているけれど
海外生活が長くなると
その認識はどんどん薄れていった

現地の人との会話で
そもそも文系や理系といった単語が
出てこなかったせいかもしれない

なので自然と
いつの間にか
文理融合の考え方になっていたようだ

そのことに
自分自身は気づいていなかった

教えてくれた方の存在がありがたい

やはり
言語は思考に直接影響することを
実感した出来事とも言える

たとえば
理系の分野でも
その領域を歴史的に遡ると
また他の専門分野に
たどり着くことがあるのだけれど
そのたどり着いた先の分野は
文系である場合もでてくる

それだけにとどまらず
学問の領域には
他にも様々な呼び方が存在する

そんな理由からか
実際に研究室に入るときの入り口が
複数あるケースも存在する

どの入り口から入っても
同じ研究室の中へ入れるという仕組み

そうなると
なんだか頭の中は
いろんな色で賑やかになる

文系か理系かに加えて
多様な呼称がある中で
正しいと呼ばれる色を選ぶのは
毎回苦労する

どれも当たらずといえども遠からず
正しい名称なのだろうと思う

2020年11月17日、火曜日の記録



*淡々と現実を受け止める、研妻哲学*



専門分野が研究者の持つ色と混ざり合うとき、新しい色が生まれるのかもしれない






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