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2020/11/11

海外も国内も引っ越し多めの生活。タイムスリップの境地に達する・研妻哲学303

引っ越しの度にタイムスリップ感


わが家と新しい土地での生活


たまにふと
もしわが家がここに引っ越していなければ
いま同じ幼稚園のお母さんや子供たちとも
知り合わないわけで

そうなると
わが家が引っ越してきたことで
何かこの地に住んでいる人の歴史が
小さく変わることがあるだろうかと思う

言い換えれば
わが家はこの地に
いてもいなくても
変わらないのではないか

つまりタイムスリップしてきたかのような
そんな境地に達することがある

もちろん実際に時代が変わるわけではない

けれども海外と日本の引っ越しとなると
わが家や私個人の時代は変わる

いわゆる個人の
海外時代、国内時代とも呼べる

そうするとタイムスリップ感が
じわりと滲み出てこないだろうか

海外に引っ越したときも
初めての土地で生活することになり
そこにはもともとわが家は存在していなかった

日本に帰国してからも
初めての地域で暮らしているので
もともとわが家とは縁のない場所

いずれ去る日が来れば
この場所はもとに戻るだけのこと

何か変わるものがあるとすれば
近所で日常の買い物をすることで
多少の経済効果には貢献できているかもしれない

新型コロナで密な関係が薄れている今
子供を通した関係も必要最低限にしようと
気をつかう

この地を去るときに
何かを残す必要は一切ないのに
そんなことを思う

2020年11月11日、水曜日の記録




*淡々と現実を受け止める、研妻哲学*



タイムスリップを疑似体験したければ、断続的に見知らぬ土地に住んでみるといいかもしれない








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