ドイツ人の留学先による英語の違い
日本人に最も聞き取りにくい留学先は?
ドイツ人の英語は基本的に
スペルをそのまま読むので
日本人にも聞き取りやすい
イギリス英語に慣れている人なら
なおさらのこと
ドイツでドイツ語に苦労していた頃
もしここがドイツではなく
英語が公用語の国だったら
また違った苦労があっただろうなと
何回も思った記憶がある
そんな英語フレンドリーの国ドイツでも
そのドイツ人がどこで英語を
学んだかで、日本人にとっての
聞き取りやすさの度合いが変わってくる
実際に出会ったドイツ人は
ドイツ国内で学んだ人
イギリスで学んだ人
スコットランドで学んだ人
マルタ共和国で学んだ人
と様々だった
最も聞き取りやすいのは
最初と最後のドイツとマルタで
英語を学んだ人の英語
次にイギリス、
最後はスコットランドの順
ドイツ人の中にも
英語が苦手という若者が多くいたけれど
苦手と言いつつも
きちんと意思疎通がとれるレベルだった
年配の人が苦手という場合には
本当にしゃべれないケースが多く
若者との間に多少のズレがある
出会う若者のほとんどが
大学生だったという環境も
影響しているかもしれない
たとえば家を修理してくれる業者の方は
英語を一切しゃべらない人ばかりで
水道管が破裂したときは
本当に困った状況に陥った
一方で
イギリス留学をしていて
上流階級の発音を身に着けた若いドイツ人が
イギリス英語のアクセントで英語を話すと
周りのドイツ人はひいていた
まさに鼻につくといった感じで
鼻をさわるジェスチャーで
そのアクセントはやめてと言う
比較的、安い費用で
英語を習得しようという学生は
マルタに留学するケースもちらほら
その場合はだいたいが短期間の滞在で
たとえば夏休みだけ留学して
わりとすぐにドイツに帰国するので
ドイツ国内で英語を学んだ人と
大きな差はないように感じられた
難解なのは
スコットランド留学をしていた
ドイツ人の英語
そもそもスコットランド英語が
難しいものなので
そこで英語を習得したとなると
ドイツ人訛りも加わり
聞き取りも複雑になる
このようにドイツ人の留学先によって
日本人に聞き取りやすい英語かどうかが
ある程度変わってくることもあるという
2020年11月19日、木曜日の記録