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2022/01/11

大好きな祖母の旅立ち、そして覚悟・研妻哲学423

大好きな祖母が旅立った2021年の12月


それまでの数年間を施設で過ごしていた祖母


ずっと実家から離れて暮らしていたこともあり
久しぶりの再会は静けさに包まれていた

幼い頃は一緒に住んでいた時期もあり
本当に良くしてくれた祖母に
これといった恩返しはできていなかった

そんなことが頭をよぎる中、
ひとまず子どもたち(ひ孫)の前では
悲しみを隠すことにした

そこで気がついた
祖母の施設暮らしは
意味のあるものだったのだ

残された私たちが
悲しい現実を冷静に受け止めることができるのは
心のどこかで可能性に対する覚悟ができていたから

そして目の前で
ひとりの人体が
人体ではなくなる瞬間に立ち会ったとき
新たな覚悟がうまれた



*淡々と現実を受け止める、研妻哲学*



尊く奥深い介護は、悲しみを受け止める覚悟をもたらす時間なのかもしれない





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