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2021/01/16

自粛生活は「老後の準備」と位置づけられる話・研妻哲学369

自粛生活中にできること


肩書きから離れる練習に最適


現在、働き盛りの世代にとって
自粛生活は前途多難

それでも時間は過ぎていく

どうせ過ぎるのなら
何か新しい視点から
取り組んでみるのもわるくない

もしもそんなゆとりが持てたなら

たとえば
「老後の準備」

経済的な準備が
全てではない 

老後に
最も大きな変化を迎えるのは
おそらく心境

心の動き

多くの場合
仕事をしていた人は
職業人としての肩書を失い

改めて
自分自身の価値が
問われることになる

本当の人間力が露呈される

どこかに属して生きてきた人は
どこにも属さない生き方を模索する

そのときに戸惑う人が多いことは
特に若い世代において
あまり知られていない

どこかの名誉会長とか
どこぞの名誉教授とか
もう生涯現役を宣言してるとか

この話の限りではない方もいるけれど

ひとまずはそんなわけで
自粛生活は
現役世代の肩書や組織から
いったん距離を置き
身一つの自分を
客観的に見る良い機会と
捉えてみるのもいいかもしれない

20代で
定年退職後の生活を
疑似体験した私としては
何者でもない自分を
受け入れる練習は
しておいても損はないと思う

2021年1月16日、土曜日の記録



*淡々と現実を受け止める、研妻哲学*



何者でもない自分を受け入れるのは、思ったより時間がかかるかもしれない






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