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2021/02/01

ドイツの集合団地で物凄い騒音、住人がとった行動・研妻哲学385

老朽化が進むドイツの集合団地


住民たちの騒音対処法


旧東ドイツにある
とある集合団地のひと棟

普段からわりと
騒がしいエリアに

突如
これまでに経験したことのない
爆音が響き渡った

建物の下から上までを
突き抜けるかのような
物凄い音

建物のどこかを
工事しているらしいが
どこで作業しているのかは
わからない

我慢して部屋で
過ごしてみようかと
思うものの
部屋にいられないくらいの
騒音が鳴り響く

騒音にはある程度
慣れているので
ちょっとうるさいなと思いながらも
普段ならそのまま
部屋で過ごすのだけれど

この時ばかりは
「これはもう耐えられない」

そう思った私は
まだ赤ちゃんだったわが子を連れて
建物の外へ出ることにした

外と言っても
集合団地の敷地内

周りを見渡すと
どうやら同じように
外へ一時避難してきたと
思われる住人たちが
既にベンチに座っていた

このとき
どことなく安心感を覚えたのは
騒音に困っているのは
異国から来た赤ちゃんと母親だけではなく
現地の老若男女も同じなのだと
共通点を見つけたからかもしれない

古いドイツの集合団地での
耐えきれない騒音には
「外へ一時避難」と教わった
海外修行を振り返る

2021年2日1日、月曜日の記録


*淡々と現実を受け止める、研妻哲学*


引越しのその先に、まだまだ知らない世界が待っているようだ






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