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2018/11/29

子連れ!ドイツ田舎町のクリスマスマーケット

ドイツ、田舎町の中心地で開催されているクリスマスマーケットに子連れで行ってきました。



毎年似たようなお店が並んでいるのでそろそろ飽きてきますが、だんだん子どもが遊べる移動遊園地の乗り物が増えて、楽しくなってきました。


小さな子どもにオススメの乗り物は、

断トツで「汽車」です。


ただ、結構スピードが出るのと、飾りで設置されている池に氷が張っていたりするので、防寒対策をしっかりする必要があります。


わが子は動き出した直後は笑顔だったものの、スピードが結構でるので、その冷たい風にだんだん顔がこわばっていきました。


いや~寒い!


私も一緒に乗りましたが、とにかく寒い寒い寒い。。。


風が冷たかったのですが、周りの子どもたちは楽しそうに乗っていました。


大きな観覧車など、夜のイルミネーションは綺麗ですが、寒さで風邪をひかないように気をつけないと。。



2018/11/21

ドイツ流クリスマス・アドベントの楽しみ方

ドイツ人に聞いたドイツ流クリスマス・アドベントの過ごし方についてです。



まずはドイツでのアドベントの過ごし方について。



ドイツではクリスマス前の4週間はAdvent(アドベント)待降節の期間となり、町の様子や家庭での過ごし方が普段とちょっぴり変わってくるそうです。


このアドベントは4回の日曜日を含むのですが、週末は家族揃ってマーケットでクリスマス用の買い物やホットワインといった季節物を楽しんだり、


日曜日にはお母さんは子どもたちと家でPlätzchen backen(プレッツヒェン・バッケン)などと呼ばれるクッキーやケーキを焼いたりして準備をします。


そしてアドベントの日曜は家に四本のロウソクを飾り、毎週1つずつ火を灯してクリスマス当日を楽しみに待ちます。


子ども達はアドベントカレンダーに入っている小さなお菓子を毎日楽しみに過ごすようです。


待ちに待ったクリスマス当日


子どもたちはアドベントの日曜に作っていたお菓子を祖父母に配ったりして家族の時間を楽しみます。


ドイツでクリスマスは以下の日を指します。
12/24 Heiliger Abend 聖なる夜
12/25 Erster Weihnachtstag ヴァイナハテン1日目
12/26 Zweiter Weihnachtstag ヴァイナハテン2日目


ドイツ国内でも地域によって差はあるかと思いますが、クリスマスプレゼントは12/24の夜に開けて、12/25、12/26は家族でのんびりお肉料理などを食べながら過ごす家庭が多いようです。


この期間はお店の営業も休日モードになるので、ちょっと注意が必要です。


ちなみにそれぞれの日付の名称に「クリスマス」の文字がどこにもありません。


個人的な感覚ですが、ドイツ人はアメリカ流クリスマスに嫌悪感を覚えているように思えます。


というのも、私が「クリスマス」という言葉を使うと、「あ~それはアメリカのもので、私たちはクリスマスという言葉も使わないし、そもそも違うのよ」という姿勢で返されるからです。


クリスマスではなく、あくまでもWeihnachten(ヴァイナハテン)だそうです。。。


そしてアメリカ流クリスマスでよく見かけるターキー「七面鳥」ですが、ドイツでは七面鳥ではなくてGans(ガンズ)「ガチョウ」をよく食べるそうです。



以下はドイツのクリスマスに関するドイツ語の補足です。


【補足1】アドベントに関するドイツ語は以下の通りです。


der Advent アドベント
Die Zeit vor Weihnachten クリスマス前の期間
Ankunft Christi キリストの降臨

(キリスト教ならではの風習)



【補足2】以下はクリスマスに関するドイツ語(単語と歌)です。



まずは単語(意味は英語と日本語両方書いています)です。

die Kerze, (複数はKerzen) = candle キャンドル、ロウソク
der Weihnachtskranz = Christmas wreath クリスマスリース
der Weihnachtsbaum = Christmas tree クリスマスツリー
der Weihanchtsschmuck = Christmas ornament クリスマスの飾り、オーナメント
schmücken = decorate 飾る(動詞)
der Weihnachtsmann = Santa Claus サンタクロース

キャンドル以外は男性名詞が多いです。



そしてアドベント中にドイツの子どもたちが口ずさむ歌の歌詞はこちら。


Advent Advent
Ein Lichtlein brennt
Erst eins, dann zwei, dann drei, dann vier und dann steht der Weihnachtsmann vor der Tür.

歌詞の意味は、毎週ロウソクを1本ずつ灯してついに4本目になると、ドアの前にサンタクロースが来てくれるという可愛らしい歌です。


2018/11/20

[ドイツ語]年内最後のドイツ語授業で教わった年末年始の挨拶

年内最後のドイツ語授業で、年末年始の挨拶を教わりました。

(現地のドイツ語コースに通っていた時の備忘録)


今年もクリスマスマーケットの時期がもうすぐそこまで来ていますね。


ドイツ語での挨拶を、「クリスマス期間」「年末」「年始」の3つにわけて学んだので、記録しておきます。


クリスマス
Frohe Weihnachten! (フローエ ヴァイナ(フク)テン!)

意味:メリークリスマス!


年末
Guten Rutsch! (グーテン ルトゥシュ!)

意味:よい年末(から年始)を!


年始
Frohes neues Jahr! (フローエス ノイエス ヤー!)

意味:ハッピーニューイヤー!



これらをひとつの文章にまとめると、以下のようになるそうです。

Ich wünche Ihnen(Dir) frohe Weihnachten und einen guten Rutsch ins neue Jahr.

この文章は現地で実際に良く使われています。


ちなみに日本だと12/23が祝日(2019年から変わるようですが)のため、なんとなく12/23~12/25の3日間がクリスマス期間のように感じますが、ドイツだと12/26が祝日扱いとなり、12/24~12/26の3日間がクリスマスの山場となります。


この期間はクリスマスマーケットは閉まってしまうので観光の際はご注意を。


あと、「メリークリスマス」を私の周りでは「Schöne Weihnachten」と言うドイツ人が多いので、補足とします。



2018/11/19

ドイツの子どもが夜7時に寝る理由5つ

ドイツでは幼児から小学生低学年くらいの多くの子ども達は、夜7時に寝るという家庭が多いです。


初めて聞いたときは早いなと思いました。


ですがドイツでの子育ても数年が経ち、周りのママさんの話がちょこちょこ入るようになった最近、ようやく謎が解けました。


ドイツの子どもの就寝時間が早い理由


理由1、小学校の始業時間が早い

理由2、小学生の兄弟がいる幼児も同じ生活リズムになる

理由3、お風呂に毎晩入らない

理由4、夕食は時間をかけない「冷たい料理」

理由5、夕食の時間が早い



教育スタイルと、文化的背景が理由のようです。


教育スタイル


ドイツの小学校の始業時間はだいたい朝8時。


なので8時前には登校しなければなりません。


となると、遅くとも朝7時半には家を出る必要があります。


起床時間は6時前後。

家から小学校までの距離が長ければ5時すぎには起きる家庭も。


そのため、夜は7時にベッドに移動して、それから寝かしつけて、夜8時には夢の中という状況にしないと、睡眠時間を10時間確保することができません。


こういった背景があるためか、幼稚園・保育園(Kita)は7時半から開いているところが多く、未就学児の兄弟がいる家庭の場合の朝のスケジュールはこのようになります。


朝7時半、幼稚園に下の子を預ける

朝8時前、小学校に上の子を登校させる

朝8時半、親は仕事をスタート



文化的背景


日本と違って毎日夜お風呂に入る習慣もなければ、夕食は火を使わないパンやハム、チーズ、サラダなど「冷たい料理」と呼ばれるものを食べるなどの文化があります。


園や学童保育が夕方5時に終わるので、4時半前後には仕事帰りの親が向かえに行き、夕方5時~5時半頃に帰宅。


帰宅してすぐに、ぱぱっと夕食を並べて食べ終えたら、あとはもう寝るだけです。


小学校の授業は午前中だけなので、そこから学童に行く子どもはお迎えが来るまでの間に学童の先生と一緒に宿題を終わらせるそうです。



登園・登校時間、親の就業時間や文化的背景から、このような「ドイツスタイル」ができあがっていることを肌で感じます。


2018/11/15

ドイツ生活、珍エピソード(住宅トラブル・水漏れ編)

ドイツで生活している中で、住宅に関するトラブル(水漏れ)が過去に2回ありました。


どちらも日本で想像する水漏れトラブルとはかけ離れていると思うので、ちょっとここでご紹介します。


当時は日本でいうマンションのような建物に住んでおり、ある日、上の階に移民家族が引っ越してきました。


前に住んでいたドイツ人家族と違ってマナーがちょっと気になってはいましたが(夜間の騒音など)、階段でベビーカーを一緒に運んでもらったりしていたので、わるい人たちではないだろうと思っていました。


そして数週間が経ち、トラブルは突然やってきました。


水漏れトラブル1回目


浴槽とトイレのある部屋(ユニットバス)に洗濯機を置いて使用していたのですが、その天井からポタポタと水が落ちてきていることに気がつきました。


なかなか止まりません。


トイレで用を足すには傘をさすレベルで水が落ちてきます。


雨のようです。


人生で初めてトイレで傘をさすという貴重な経験となりました。


今となってはいい思い出ですが、当時はどうしたものかと焦り、悩み、営業時間は終わっていましたが、不動産屋に夫から連絡を入れてもらいました。


この翌日あたり、わりとすぐにハウスマイスター(家主)と不動産屋が確認に来てくれて、すぐに必要な業者の手配をしてくれました。


結局相当な量の水が漏れてきたので、後日専門業者がやってきて、どでかい乾燥機(床・壁用)を使用するように指導されました。


これが曲者で、スイッチをオンにすると、かなりうるさいのです。


ちなみにこの乾燥機を最大限活用するために、廊下の床は剥がされ、コンクリート丸出し状態となりました。


ここまでの流れが1日で済んだのではなく、この日は不動産屋による確認のみ、その数日後は業者による確認のみ、そのまた数日後は機械設置前の荷物の置き場指導のみ、そのまたさらに数日後にようやく乾燥機を設置、

といったように、1ステップ進んだらちょっと休んで、といった具合で全体的にゆっくり進行していきました。


グオーという騒音付きの乾燥機は、夜間や乳幼児のお昼寝の時間はオフにしてよいとのことで、オンにしているときちんとバケツに水が溜まっていき、使用時間もチェックできるようになっており、後日業者の人がチェックしにやってくるので使わないわけにはいきませんでした。


結局2週間くらい外出のタイミングを活用して(オンのときはできるだけ部屋にいたくない)ちょこちょこ機械を使用し、その後は業者が機械を回収しに来るまで放置していました。


ちょうどクリスマス前のタイミングだったので、業者も休暇モード。


一向に回収しに来る気配はありませんでしたが、こちらもこれまでのゆっくりな進行を理解しているので、急かすこともしませんでした。


と、いうことでクリスマスから年明けにかけて、この年は大きな乾燥機と共に年越しとなりました。


年があけて数日後、やっと業者が乾燥具合の確認と機械の回収にやってきました。


機械に関する業者は、毎回ドイツ人とロシア人のペアのおじさまでした。


私のドイツ語が乏しいのでやりとりは大変でしたが、たまに英語の達者な近所のドイツ人に通訳をお願いしたりして、なんとか乗り切りました。


言葉の壁はあったものの、基本的にこのおじさま達は優しく、気さくに接してくれたのが唯一の救いでした。


無事に床・壁用の大きな乾燥機は回収されたものの、まだまだ部屋の中はコンクリートむき出しです。


この後更に数週間かけて別の業者の人が床を張り替え、天井を塗り、キッチンなど他の水回りに影響がないかなども調べられ、ようやく水漏れトラブルは収束。


本当に長かったです。。。



水漏れトラブル2回目



1回目のトラブルをすっかり忘れた頃に、2回目の水漏れ事件が発生しました。


これは前回よりも強烈でした。


深夜寝ていたら、急にものすごい音がして水道管が破裂したのです。


その頃ちょうどひどい悪阻で体調がわるかった私はリビングで仮眠中で、夫と子どもは寝室にいました。


先に異変に気付いた私が寝室へ行こうとリビングのソファベッドから足を下すと、既に部屋は浸水状態でした。


大きな音がする前に、ウトウトしながらも水の流れる音は聞こえており、「今日は上の階の人がずいぶん長い時間シャワーを浴びているんだな」と呑気に思っていたのですが、それは上の階ではなくわが家の水道管から水が漏れ出していた音だったとわかりました。


部屋は小さいおもちゃやカードがプカプカと浮かぶくらい、浸水していました。


そしてなんとか夫を起こして解決策を考えました。


真夜中、家中水浸し、

一体どこに、誰に

助けを求めればいいのか???


滝のように溢れる水は一向に止まる気配がなく、水の高さがどんどん増していきます。


早く誰かに助けを求めないと!


もうこうなったら警察か消防に相談して正しい問い合わせ先を聞こう!という結果になり、夫がまずは警察に電話。


そしてなんとか状況を伝え終わると、消防に連絡するようにとのこと。


こっちはかなり焦っていたのですが、警察側に氏名や住所をゆっくり確認されたとちょっぴり不満気な夫。


そして早速消防へ連絡。


家に来てもらえることになり、玄関のドアを開けると部屋に溜まっていた水が一気に外へ流れ出しました。


このままでは近所の人にも迷惑がかかってしまうため、向かいの家の玄関ドアをノックしてみるものの反応はなく。。


この時既に深夜1時だし、小さなお子さんが2人いることも知っていたので、ドアベルは鳴らしませんでしたが、しばらくすると異変に気付いて出てきてくれました。


そして消防が水道管破裂の対応中の間、この向かいのお宅に避難させてもらえることになり、寝ている子どもを抱えてお邪魔させてもらいました。


なんとか水が止まり、消防による状況確認の面談もこの部屋を借りました。


ここの旦那さん(ドイツ人)は英語が流暢なので、通訳までしてくれて本当に助かりました。


結局溢れだした水はこのご家庭の玄関先まで濡らしてしまいましたが、わが家程の被害はなく済みました。


全部屋浸水となったわが家は、なんとこの瞬間から家を出るように言われました。


言われるがままに不動産屋が手配したホテルへ移動することになり、いきなりホテル生活となってしまったのです。


小さな子どものお世話に加えて、かなり不便なところにあるホテルでの生活。。。


悪阻も重なり、かなり状況は厳しかったです。


思うように動けない私をホテルの部屋に残し、夫は子どもの送り迎えや仕事、新しい部屋探し、浸水した部屋の片づけなど、、、、頑張ってくれました。


浸水した部屋に戻る話もあったのですが、不動産屋とのやりとりの中で急きょ新しい部屋を探して引っ越すことに決まりました。


分業化されているドイツ、不動産屋を含め、色んな業者とやりとりが必要になり、周りの人にとても助けてもらいました。


この後も引っ越し当日に私が入院するなどドタバタは続きましたが、ひとまず水漏れ問題は解決です。


教訓:ドイツで深夜に水漏れ(水道管破裂)したら消防へ連絡を!



2018/11/14

助産師による妊婦健診inドイツの自宅(2回)

妊娠後期に担当助産師(ヘバメ)さんに自宅に来てもらい、妊婦健診を受けました。


この助産師さんは1人目を妊娠している時からお世話になっている方で、2人目の妊娠中の時もタイミングよく、運よく引き受けてもらえたのでとても心強いです。


1人目のときから「自宅でも妊婦健診できるよ。エコーはできないけど」と言われていて、その時はチャンスがなかったのですが、2人目のときはかかりつけの婦人科の機械の調子がわるく、受診してもエコー検査をしてもらえないことがあったので、これなら助産師さんによる自宅健診の方が移動も省けていいなと思い、声をかけました。


助産師による自宅妊婦健診の流れ・様子



まずはメールで日時を決めます。


前回婦人科で受診した日と、妊娠週数から適切なタイミングを助産師さんが指定してくれました。


自宅での妊婦健診当日

自宅で待機するのみです。


なんとなく簡単なお茶菓子(日本人的発想?)を用意しておきました。


約束の時間に助産師さんが来ます。


大きな鞄を2つ持っていました。


中には書類の他、血液検査用の注射針一式やお腹の張りや鼓動などを調べるCTGの機械、尿検査キットなどが入っています。


リビングルームに案内し、しばし談笑。


さらっとコンディションを確認され、特に問題ないとわかった後は家のトイレで尿検査を済ませたあと、早速CTG機械を装着。


持ち運びできるコンパクトサイズのマシーンなので、寝室で寝ながらでもOKとのこと。


この時は座っていたかったので、テレビモニター付近のコンセントを使ってもらい、リビングに置いてある椅子に座りながらチェックしてもらいました。


お腹にCTG機械の丸い部分をあてながら、質疑応答や情報伝達をしてもらい、育児に関する相談も聞いてくれたのでとても有意義な時間となりました。


ちなみにこのCTG結果の用紙は20年近く保管しなければならないらしいです。なので鉛筆の書き込みはNGで、ペンでメモを書いてくれていました。


かれこれ2回来てもらいましたが、2回ともだいたい流れは一緒で、血液検査があるかないかだけの違いでした。


無料(全て健康保険から賄われる)でこれだけのサービスが受けられるのは非常にありがたいです。


さらに、会話の中で必要と思われるサプリメントや薬があれば教えてくれる上、種類によっては担当助産師にレシートを渡すだけでお金を返してくれます。

※助産師さんは健康保険会社(私の場合はTK)からお金をもらっています


健診の最後は助産師さんの書類(仕事をした証)に3項目くらいサインをして終了です。


大きな鞄2つを持って帰っていきました。


自宅で血液検査を受けた場合の流れ


血液検査が必要なタイミングでの健診となる場合は、健診の一番最後に採血してもらい、一週間後に問題なしという連絡をスマホにもらいました。


そして2週間後に会った時に、血液検査結果のシールを母子手帳に貼ってもらいました。


補足

なんとこの担当助産師さんがたまたま私が通っている婦人科に週2回だけ勤務することが決まりました。


人当たりよく英語で対応してくれるので、本当にラッキーです!


お子さんがまだ2歳なので、しばらくの間これ以上は仕事を増やさないと言っていました。


私が助産師契約をお願いしたときも、新規ではなく既に1度担当したことがあるから引き受けたと言っていました。


余談


話はそれますが、小さい子どもを抱えながらでも、このようにバランス良く働ける環境は理想的です。


このワークスタイルは、基本的に健診や面会相談の依頼が来ない限り、電話やメールで妊婦の質問やリクエストに対応する仕事なので在宅ワークできます。


そして少し余裕ができたら週2回くらい、午前中のみ出勤という仕事を開始している様子から、まさに子育て中の理想の働き方ではないかと感じます。


2018/11/06

ドイツの保育幼稚園(先生との保護者面談)

子どもの通うドイツの保育幼稚園(Kita)で先生との保護者面談があったので、その記録です。


通い始めて1年くらい経ったタイミングで実施され、それ以降は特に問題ない場合や保護者からの強い要望がなければ面談は行わず、先生が書いた子どもに関する年に1回のレポートの提出のみで済ませるそうです。


まず問題になるのは言葉。


先生の母国語はドイツ語、私の母国語は日本語。


お互い英語を話すけれど、大事な面談だからお互いの母国語で通訳してくれる人がいた方がいいという事になり、面談当日は知人の助けを借りました。


面談で使用する資料に関しては、事前にもらっていた先生による手書きのレポート(もちろん全てドイツ語)に目を通し、気になった個所を印をつけ、必要であれば辞書を引いた内容も追記して期日までに返却。


面談当日はこのレポートを基に話が進められました。


そして迎えた当日。

園で一番奥の部屋に案内され、穏やかな雰囲気の中でスタート。


窓の外では子どもが他の先生と遊んでいました。


まず初めに言われたのは、「このレポートは基本的に良い事しか書かれていない」ということ。


(ドイツ語読解力に乏しい私は言われるまで気づかず)


そしてお互い既に内容を把握していることが前提だったので、レポートと同時にもらっていた園からの事前アンケートの質疑応答に関する話が早速始まりました。


個人的に気になっていた子どもの様子が聞けたのと、


先生から見た子どもの性格について知ることができて良かったです。


ざっくり言うと、我が子は入園当初よりずいぶん逞しく園生活を送っているようでした。


日本のように先生とやりとりする連絡帳やお手紙プリントなどは一切なく、普段の送り迎えの時くらいしか先生と会話するチャンスはないため、この面談は普段の子どもの様子を知る良い機会になりました。


前述した通り、基本的にこのような機会は数年続く園生活でたった1回だけという決まり。

先生もこのくらいのラフなスタンスであれば、負担も少ないのではないかと思いました。


たまに日本のニュースで保育士が退職して困るという情報を目にしますが、このドイツの園に関しては先生の定着率は高いです。


これは男女同じくらいの先生の人数で、年齢も高めというのも影響しているのかもしれません。


日本だと20代くらいの若い女性の先生が多いイメージがありますが、ドイツでは子育てが少し落ち着いた30、40代の先生が男性も女性もメインで頑張っている印象を受けます。